思春期症候群が巻き起こす青春ラブコメディは藤沢で起きている！【聖地巡礼】第10回『青春ブタ野郎シリーズ』の舞台 ー 神奈川県「藤沢」周辺を紹介！
■江ノ電七里ヶ浜駅・七里ヶ浜高等学校・七里ヶ浜海岸
梓川咲太や桜島麻衣たちが通っている高校の最寄り駅が「江ノ電七里ヶ浜駅」。駅のホームや踏切、高校へ向かう坂道など忠実に再現されている。
また、「七里ヶ浜海岸」は梓川咲太と牧之原翔子が初めて出会う場所であり、梓川咲太の不思議な物語のスタートラインとも言える場所なのだ。ここの聖地は絶対に外せないだろう。
「七里ヶ浜高等学校」や「七里ヶ浜海岸」は、江ノ電「七里ヶ浜駅」から見えるほど近いため、迷うことはない。
「七里ヶ浜駅」周辺は聖地の宝庫。梓川咲太たちが通っている高校や、遊んだりたそがれたりさまざまな思い出が交錯する「七里ヶ浜海岸」などがある。水平線が見える距離は海岸から4キロの距離らしい（筆者撮影）
■鶴岡八幡宮
最後の聖地「鶴岡八幡宮」は、映画『青春ブタ野郎は夢見る少女の夢を見ない』で梓川咲太と桜島麻衣が初詣に来た聖地だ。物語を締めくくるシーンなので覚えている人も多いだろう。
もちろん、ここも超有名な観光地なのでいつ行っても多くの人で混雑している。撮影するときは周囲に注意しよう。
鶴岡八幡宮といえば鎌倉の代表的な観光地。ここでは梓川咲太と桜島麻衣が初詣に来ているが、NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも人気が再燃した場所だ（筆者撮影）
■番外編 その１
藤沢周辺では『青春ブタ野郎シリーズ』を地域で盛り上げており、さまざまな場所でキャラクターののぼりやポスターなどを見ることができた。
さらに江ノ島へ向かう途中には「藤沢市観光センター」があり、ここには『青春ブタ野郎シリーズ』ののぼりが集結しているのだ。館内にはアニメツーリズム協会のアニメ聖地88に認定された際の認定書も飾られているので、聖地巡りのついでに訪れてみるのもいいだろう。
また、街全体で『青春ブタ野郎シリーズ』を盛り上げようと、いたる所でポスターも掲示されているので、聖地巡りも楽しくなる。ぜひじっくりと藤沢市を回ってほしい。
●アニメツーリズム「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」は→こちら
江ノ島に向かう途中にある藤沢市環境協会では『青春ブタ野郎はお出かけシスターの夢を見ない』ののぼりが勢ぞろい。館内には日本アニメ聖地88の認定書も飾られているので、時間があれば寄ってみるといいだろう（筆者撮影）
『青春ブタ野郎はお出かけシスターの夢を見ない』ののぼりはさまざまな場所で見つけることできる。街全体で盛り上げようとしている雰囲気が伝わってくるのがうれしいところ。残念ながら筆者は双葉理央ののぼりを見るけることができなかったが、梓川花楓ののぼりは複数見つけることができた（筆者撮影）
聖地巡礼中に見つけた『青春ブタ野郎シリーズ』のポスターは、なんとオレオレ詐欺の注意喚起だった。藤沢市全体で作品が応援されている感じがして好感触！（筆者撮影）
最後に紹介するのが伊藤園の自動販売機。劇場版の告知ポスターが入っており「おーいお茶」とコラボしている。作品のエンディングテロップに「協力：伊藤園」とあったのは、実はこのコラボのことなのである（筆者撮影）
聖地巡礼第10回目『青春ブタ野郎シリーズ』の聖地はいかがだっただろうか？ 原作から藤沢周辺ということは分かっていたため、多くの有名観光地が登場する作品となっている。そのため聖地巡礼にも行きやすく、初心者にもおすすめできる地域だ。
ただし、有名観光地と海水浴場がある場所だけに、夏休み期間中や休日はとくに混在している。できるだけ平日に訪れたほうがいいだろう。
なお、『青春ブタ野郎シリーズ』は思春期症候群という謎の病気が巻き起こすSFラブコメ。とても心に響くストーリーが描かれているので、タイトルから敬遠せずに見ることをおすすめしたい。
©2022 鴨志田 一/KADOKAWA/青ブタ Project
イメージ写真は筆者撮影
編集・ライター。アニメやゲーム、ニコニコ動画関連書籍の編集に携わり、今ではオーディオ、生活雑貨、マネーなどさまざまなジャンルに手を広げている。コミックマーケットには一般・サークルでの参加経験あり。趣味はゲーム、マンガはもちろん映画鑑賞も。一人旅も好きで移動方法は主に鉄道（乗り鉄）である。
