クライマックスへ向けて益々盛り上がる王道ジャンプ作品!【聖地巡礼】第12回 現在放送中のアニメ『呪術廻戦』の聖地 – 渋谷周辺 – を廻ってみた

公開日:2023年12月5日 更新日:2024年5月16日

実在する地域を舞台にしたアニメや漫画が増えてきたこともあり、数年前からファンの間では、作中に登場する地域を巡る“聖地巡礼”が定番イベントとなっている。そこで今回はTVで絶賛放送中の『呪術廻戦』の聖地を紹介するが、アニメ2期は「渋谷事変」編に突入したので、渋谷の聖地を廻ってきた。原作の時点でさまざまな聖地が分かっていたが、アニメではより詳細な場所を特定することができたぞ。

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『呪術廻戦』の「渋谷事変」の舞台は東京の歓楽街の渋谷周辺!

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映画やテレビの撮影が行われたロケ地巡りは、ファンの間ではかなり前から行われてきた。そこで今回紹介するのがアニメ2期が絶賛放送中の『呪術廻戦』である。

言うまでもなく『呪術廻戦』は、週刊少年ジャンプに2018年から連載されている芥見下々作の超人気漫画。現在も週刊少年ジャンプに連載中で物語の大きなターニングポイントを迎えている。

主人公の「虎杖 悠仁(いたどり ゆうじ)」は、同じ高校の学生を救うために封印されていた「宿儺の指」を飲み込むが、その影響で特級呪物の「両面宿儺(りょうめんすくな)」が復活する。

虎杖 悠仁は宿儺の器として死刑を宣告されるものの、特別に呪術高専に入って多くの人を助けるため呪術師として成長していく、という少年成長系バトルマンガだ。

23年7月から放送が始まったアニメ2期では、虎杖 悠仁たちの担任・最強呪術師「五条 悟(ごじょう さとる)」の学生時代のストーリー「懐玉・玉折」編から始まり、敵として立ちふさがる「夏油 傑(げとう すぐる)」がなぜ呪詛師へと変わったのかが語られた。

11月からは「渋谷事変」編がスタートし、ますます話が盛り上がってきているが、今回は渋谷だけではなく、「懐玉・玉折」編のエンディングで登場した聖地なども紹介しょう。

●集英社『呪術廻戦』公式サイトは→こちら
●TVアニメ『呪術廻戦』公式サイトは→こちら
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渋谷は観光客で賑わう繁華街だがマナーを守って聖地訪問を!

『呪術廻戦』の舞台となっている渋谷は、外国人観光客も大挙して訪れる日本最大級の歓楽街。また、駅周辺は再開発も行われており街は常に賑わっているが、やはり聖地を訪れるときはそれなりの配慮が必要となる。

とくに、撮影した写真を公開する際には人物が特定できないようボカシを入れるなどの配慮が必要になる。ファンなら作品の評判を貶めないよう、十分に気を付けて聖地を楽しんでほしい。

聖地巡礼の注意!
聖地巡礼には必ず下記を遵守し、周辺住民の迷惑にならないようにしよう。
1.景観を荒らさず、環境を保つ(ゴミなどは持ち帰る)
2.立ち入り禁止&撮影禁止の場所を事前に確認し、私有地には勝手に立ち入らない
3.住宅街では騒がず静かに! 撮影も速やかに済ませること
4.写真をSNSなどにアップするときは、写っている人物にボカしをかけてプライバシーに配慮する

懐玉・玉折編

■荒川中洲南端

「懐玉・玉折」編のエンディングの最終カットで登場したのが、この荒川中洲の南端だ。首都高速中央環状線が湾岸線と合流するために大きくカーブしている高架下で、実際には左カーブしかない。アニメでは左右に分かれる高速道路がとても印象的に描かれている。

最寄りの駅は東京メトロ東西線の「西葛西」駅になるが、この中洲に入るには「葛西橋」まで北上する必要がある。近くの「清砂大橋」からは中洲へ降りられないので注意しよう。徒歩で30分程度かかるので、事前に道順を調べておくことをオススメする。

聖地巡礼 呪術廻戦 中洲

太い橋脚と大きく曲がっている首都高が目印の聖地。もう少し視点を上げることができれば、作中と同じ視点になるだろう(筆者撮影)

聖地巡礼 呪術廻戦

中洲には葛西橋の中頃から降りることができる。バイクなどの進入はできないが自転車なら入ることができる。ちなみに中洲から長いサイクリングロードが伸びていて、埼玉方面まで行くことが可能だ(筆者撮影)

■日本橋

こちらも「懐玉・玉折」編のエンディングで登場した「日本橋」。橋の中央にある2体の麒麟の像ですぐにわかった人も多いだろう。

橋の反対側から隅田川方面に向かって撮影を行うと、作中と似たようなカットを撮影できるが、撮影当日は橋の上で工事を行っていて対岸からの撮影は断念することに……。

ちなみにこの麒麟像は口を開いた「阿」と口を閉じた「吽」で一対となっている。どちらも歩道から見ると左側が「阿」で、右が「吽」になるように設置されているので、現地で確認してみよう。

日本橋の最寄り駅は東京メトロ銀座線、東西線、都営浅草線「日本橋」駅と半蔵門線「三越前」駅など。どこからでも徒歩数分でたどり着ける。

聖地巡礼 呪術廻戦 日本橋聖地巡礼 呪術廻戦 日本橋

日本橋に設置されている有名な麒麟像。橋の両側に設置されているが、作中に登場するのは河口方面。ちなみに、2035年には首都高が撤去され地下化される予定である(筆者撮影)

■名鉄協商パーキング 渋谷第12代々木1丁目駐輪場

ここもエンディングテーマで流れる聖地。雨の中、首都高の下で雨を避けつつ階段に座っている夏油 傑が意味深なシーンだ。

場所は代々木の高架下の駐輪場。短い階段や高架下特有の暗さが、アニメではより強調されている。最寄り駅はJR「代々木」駅で徒歩5分程度で到着できる。ただし、路地なので迷わないように下調べしてから行きたいところ。

聖地巡礼 呪術廻戦 名鉄協商パーキング 渋谷第12代々木1丁目駐輪場聖地巡礼 呪術廻戦 名鉄協商パーキング 渋谷第12代々木1丁目駐輪場

路地裏&首都高の高架下ということもあって昼間でも寂しげな雰囲気の階段。作中では雨が降っていて、夏油 傑が雨を避けるために座っている場所だ(筆者撮影)

■ビーフラット・コミュニティパーク宇田川町駐車場

ビーフラット・コミュニティパーク宇田川町駐車場もエンディングに登場する。五条 悟や夏油 傑、「七海 建人(ななんみけんと)」たちが談笑している場所が駐車場横の路地だ。渋谷の雰囲気をよく表しているような薄暗く細い路地なので、見逃さないようにしよう。

渋谷駅からは文化村通りを北上し、メガドンキの脇を曲がって宇田川通りをさらに北上すればたどり着く。徒歩5分程度なのでさほど迷うことはないだろう。

聖地巡礼 呪術廻戦 ビーフラット・コミュニティパーク宇田川町駐車場

いたずら書きや室外機の雰囲気など、渋谷のイメージピッタリの路地。この背面が駐車場となっているため空きスペースから撮影しやすい。もちろん撮影時は車に注意すること(筆者撮影)

■井の頭恩賜公園 井の頭池

ここも「懐玉・玉折」編のエンディングテーマで一瞬流れる聖地。大きな池なので似たような杭が刺さっているところを撮影した。

最寄り駅は公園と直結している京王井の頭線「井の頭公園」駅だが、JR「吉祥寺駅」駅から徒歩5分で着くので、好きな方を利用するといいだろう。

聖地巡礼 呪術廻戦 井の頭恩賜公園 井の頭池

この時期は紅葉が非常に美しい井の頭池。周辺住民の憩いの場となっているので、現地ではあまり騒がないようにしたい(筆者撮影)

■京王井の頭線 久我山駅

こちらも「懐玉・玉折」編のエンディングに登場する聖地。五条 悟の護衛対象「天内 理子(あまない りこ)」が通っていた学校の最寄り駅のモデルが、京王井の頭線の「久我山」駅なのだ。

現地に行ってみると、ホームの端から伸びる線路がよく表現されている。久我山駅は吉祥寺駅から3駅目、5分程度で到着するが、快速も止まるので井の頭公園のついでに行くといいだろう。

聖地巡礼 呪術廻戦 京王井の頭線 久我山駅

作中では美しい夕景となっている。日が暮れるまでもう少し待てばよかったと少し後悔……(筆者撮影)

渋谷事変編

■渋谷駅西口歩道橋デッキ

ここからは「渋谷事変」編。まずは戦いが始まる前に登場した渋谷駅西口の歩道から紹介しよう。この辺りは夜になると人通りも少なくなるが、日中は常に人が往来している大きな歩道橋である。

渋谷駅西口から目と鼻の先なので駅を出ればすぐに見える。ただし、ハチ公口に出てしまうと移動が大変なので注意したい。

聖地巡礼 呪術廻戦 渋谷駅西口歩道橋デッキ

渋谷駅西口の駅前に設置されている大きな歩道橋が「渋谷駅西口歩道橋デッキ」。首都高に大型トラックが走ると歩道橋が揺れることでも有名だ(筆者撮影)

■セルリアンタワー

虎杖 悠仁が仲間の「伏黒 恵(ふしぐろ めぐみ)」と合流したのが「セルリアンタワー」だ。歩道が登場するシーンは発見しやすいのだが、首都高3号線の道路上での戦闘シーンも多いので、周辺を散策してみると聖地を発見できるだろう。渋谷駅からは徒歩3分程度だ。

聖地巡礼 呪術廻戦 セルリアンタワー

セルリアンタワーはホテルやホールなどが入っている複合施設。渋谷の繁華街と反対側なので、人通りも少なめだ(筆者撮影)

■渋谷ブリッジ21

虎杖 悠仁が敵の呪詛師と首都高3号線で戦う際に見えるのが「渋谷ブリッジ21」。セルリアンタワーから首都高をまたいで対岸に渡る歩道橋で、ここから首都高を眺めることもできる。

セルリアンタワーにも直結しているので、首都高の戦闘シーンを思い浮かべながら渡ると臨場感を味わえるだろう。

聖地巡礼 呪術廻戦 渋谷ブリッジ21聖地巡礼 呪術廻戦聖地巡礼 呪術廻戦 渋谷ブリッジ21

セルリアンタワーから対岸に渡るための歩道橋。下の写真は橋の上から首都高を撮ったもの。ここからなら首都高を見下ろすことが可能だ(筆者撮影)

■LOUVERS OF MIRROR

「釘崎 野薔薇(くぎさき のばら)」や「禪院 真希(ぜんいん まき)」たちが作戦会議を行っていた前衛的なモニュメントのモデルが、LOUVERS OF MIRRORという現代アート。

LOUVERS OF MIRRORは渋谷マークシティの入り口にあり、鏡面に磨き上げたステンレスと青く塗装された半透明の樹脂で、渦を巻くような造形を描いている。とても大きい造形物のため、実際に見たことがある人ならすぐに気がつくだろう。

渋谷マークシティは井の頭線と直結しているので、初めてでも探しやすい聖地のひとつである。

聖地巡礼 呪術廻戦 LOUVERS OF MIRROR

渋谷マークシティの入り口にある斬新なデザインのモニュメント。ビルの入口にトンネル状に伸びているので、見たことがある人も多いのでは?(筆者撮影)

■フラミンゴ階段

エンディングテーマで渋谷の風景として登場するのが、通称「フラミンゴ階段」。こちらも渋谷のイメージにぴったりの路地で、段数の少ない階段や両脇に並んでいるお店の雰囲気などがよく分かる。

階段の下に『Flamingo』というカフェがあったことからフラミンゴ階段と呼ばれているのだが、そのFlamingoは2023年3月に閉店してしまった。

フラミンゴ階段へは、渋谷駅からは公園通りから井ノ頭通りに入り徒歩10分ぐらいで到着する。とくにここは分かりにくいので、事前にしっかり調べてから行くべきだろう。

聖地巡礼 呪術廻戦 フラミンゴ階段

渋谷を代表する激渋スポットがフラミンゴ階段。この辺りは知る人ぞ知るマニアックなお店が多いことでも有名だ(筆者撮影)

■渋谷PARCO

エンディングテーマでおどけている釘崎 野薔薇が印象的な聖地。場所は渋谷PARCOの映画館の看板が立っているあたりになる。今思うと、田舎から出てきて渋谷でテンションが上っている釘崎 野薔薇という雰囲気なのだろう。

渋谷PARCOの場所は分かりやすく、渋谷駅から公園通りやスペイン坂などを通って徒歩5分程度で到着する。

聖地巡礼 呪術廻戦 渋谷PARCO

劇場やショップ、レストランなどの複合施設の渋谷PARCO。当然人通りも多く、人波が途切れるまで数分かかった(筆者撮影)

■渋谷ヒカリエ

副都心線のホームへと向かうために五条 悟が訪れたのが「渋谷ヒカリエ」。作中では閉じ込められた人でごった返していたが、休日の渋谷も似たような雰囲気となっている。

地上3Fまで吹き抜けがある巨大なビルで、JR、半蔵門線、副都心線、井の頭線、田園都市線など多くの路線に直結しているため訪れるのは簡単だが、ビル内で迷わないように注意したい。

聖地巡礼 呪術廻戦 渋谷ヒカリエ

ヒカリエの入り口から地下に降りていくエスカレーター付近が作中に登場する。五条 悟は人混みの上を飛んで地下へ侵入していた(筆者撮影)

■副都心線 渋谷駅改札付近

虎杖 悠仁が五条 悟を救出するために向かったのが副都心線の渋谷駅。副都心線は3層構造になっていて、改札から2F降りた先がホームとなっている。

また、虎杖 悠仁と敵の「脹相(ちょうそう)」が戦った場所が、改札から1F降りた場所だ。段状に下っているフロアで、エスカレーターから徐々に敵の脹相の顔が見えてくる演出がかっこよかった。

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激しい戦闘が繰り広げられたプラットホームへの入口付近。緩やかな坂になっており、天井が近くに見えるため圧迫感を感じるかもしれない(筆者撮影)

■副都心線 渋谷駅5・6番線プラットホーム

五条 悟が敵の呪霊と戦闘を繰り広げたのが副都心線5・6番線プラットホーム。吹き抜けがある珍しい造りのホームで、作中ではこの吹き抜け部分が塞がれるシーンが描かれている。

ここは五条 悟と呪霊たちの激しいバトルが描かれ、疲弊した五条の隙をついて封印された場所でもある。聖地巡礼でホームの広さを見れば、あのバトルの臨場感も味わえるだろう。

聖地巡礼 呪術廻戦 副都心線 渋谷駅5・6番線プラットホーム聖地巡礼 呪術廻戦 副都心線 渋谷駅5・6番線プラットホーム

このプラットホームでは五条 悟と呪霊たちの壮絶な戦いが描かれた。その隙をついて五条 悟が封印されてしまった屈指の名シーンが生まれた場所でもある(筆者撮影)

今回の聖地巡礼はいかがだろうか? 現在放送中の『呪術廻戦』ということもあり、ひとまず重要な戦闘や印象的なシーンの聖地を取り上げてみた。また、今後も新たな聖地が登場することは確実なので、追加されしだいまた訪れたいと思う。

今回は、あえて休日に渋谷を巡ってみたのだが、似たような聖地巡礼を行っている人を何人も見かけた。東京のど真ん中が聖地となっているため訪れやすい聖地でもあるのだ。

これから、クライマックスに向けてますます盛り上がる『呪術廻戦』の聖地を、年末年始に訪れてみるのも面白かもしれない。

(文=西澤浩一)
イメージ写真は筆者撮影
筆者プロフィール
西澤浩一
編集・ライター。アニメやゲーム、ニコニコ動画関連書籍の編集に携わり、今ではオーディオ、生活雑貨、マネーなどさまざまなジャンルに手を広げている。コミックマーケットには一般・サークルでの参加経験あり。趣味はゲーム、マンガはもちろん映画鑑賞も。一人旅も好きで移動方法は主に鉄道(乗り鉄)である。