オタクスポットがひしめき合う東京湾岸エリア。コミケ会場となる東京ビッグサイトに近いJR 国際展示場駅や、実物大ユニコーンガンダム立像の最寄り駅である東京テレポート駅、2020年にオープンした大規模商業施設「有明ガーデン」など、東京でも有数な観光地が多い。一口に「湾岸エリア」と言っても、有明地区やお台場、青海などその範囲は広い。ここでは、湾岸エリアの観光スポットを巡るためのルートを紹介しよう。
湾岸エリアの交通機関はどうなっている?
湾岸エリアは「お台場」「有明」「豊洲」など多くのスポットがあるが、交通機関は「TWR りんかい線」「ゆりかもめ」「JR埼京線」「地下鉄有楽町線」などを利用できる。
まず、「東京ビッグサイト」や実物大ユニコーンガンダム立像のある「ダイバーシティ東京 プラザ」などに行きたい場合は、TWR りんかい線を使うのがいいだろう。
東京ビッグサイトなら「国際展示場」が、ダイバーシティ東京 プラザなら「東京テレポート」が最寄り駅となる。
次に、新橋-豊洲間を結ぶ新交通「ゆりかもめ」は、新橋を出るとレインボーブリッジを経由で湾岸のダイナミックな風景が楽しめる。「青海」駅の手前では車内から実物大ユニコーンガンダム立像も見えるはずだ。
また、コミケに行くときは「東京ビッグサイト」で、有明ガーデンは「有明」で下車するといい。その先の「市場前」には豊洲市場もある。
ちなみに、東京ビッグサイトのイベント後にゆりかもめで帰るときは「有明」で乗るのがオススメ。東京ビッグサイト駅は目の前にあるが、イベント終わりは人で溢れてかなり混在するので、一駅前の「有明」なら座れる可能性もある。
新幹線や飛行機で東京に来た場合はどうすればいい?
新幹線でJR東京駅に到着した人が直接東京ビッグサイトに向かうには、JR京葉線に乗って木場に向かい、そこからりんかい線に乗り換えるのが一番早い。
ただし、東京駅の新幹線改札からJR京葉線への乗り換えはかなりの距離があり、徒歩で15~20分程度は歩くはずだ。
もし、荷物が多く時間やお金より楽をしたいという人は、JR 東京駅からJR山手線で新橋駅に行き、そこからゆりかもめに乗り換えるほうがずっと楽チンだ。
東京駅からは東京ビッグサイトへの直通バスも出ている。コミケ開催期間中は臨時バスも出るが、大型イベントの際はかなり混雑する。
もし、座れないと35分ほどギュウギュウ詰めのバスに揺られることになるので、慣れている人にしかオススメできない。
なお、羽田空港からは東京モノレールで天王洲アイル駅に行き、そこでりんかい線に乗り換えよう。国際展示場駅までにかかる時間は25分程度、料金は760円だ。
また、羽田空港からも東京ビッグサイト行きのバスが運行しており運賃は630円、時間は40分程度かかる。
湾岸地区の鉄道
【TWR りんかい線】
【ゆりかもめ】
【JR 京葉線】
【地下鉄 有楽町線】
(文=いしばしいちろう)
イメージ写真は筆者撮影