思春期症候群が巻き起こす青春ラブコメディは藤沢で起きている!【聖地巡礼】第10回『青春ブタ野郎シリーズ』の舞台 ー 神奈川県「藤沢」周辺を紹介!
実在する地域を舞台にしたアニメや漫画が増えてきたこともあり、数年前からファンの間では、作中に登場する地域を巡る“聖地巡礼”が定番イベントとなっている。そこで今回は、現在映画が公開中の『青春ブタ野郎シリーズ』の聖地を紹介しよう。『青春ブタ野郎シリーズ』は原作から藤沢駅周辺が作中に登場していたが、アニメ化や映画化を経て数多くの聖地が判明している。観光地も多いので、夏休みにはぜひ行ってみてほしい。
『青春ブタ野郎シリーズ』の舞台となる「神奈川県藤沢市」「江ノ島」「鎌倉」周辺は超人気の観光地!
※このページにはプロモーションが含まれています
映画やテレビの撮影が行われたロケ地巡りは、ファンの間ではかなり前からこっそり行われてきた。
その後、アニメのなかに実在する地域が作中に登場する作品が増えたため、たとえば『涼宮ハルヒの憂鬱』の兵庫県西宮市、『おねがいティーチャー』の長野県木崎湖などを巡るファンが現れるようになる。
そこで今回紹介するのは、2023年6月から続編の映画『青春ブタ野郎はお出かけシスターの夢を見ない』が公開されている『青春ブタ野郎シリーズ』だ。
『青春ブタ野郎シリーズ』は著者「鴨志田一(かもしだ はじめ)」氏、イラスト「溝口ケージ(みぞぐちけーじ)」氏によるライトノベル。KADOKAWA電撃文庫より2014年4月に刊行され、現在13巻まで発行されている人気のSF青春ラブコメディとなっている。
小説のタイトルが『青春ブタ野郎は〇〇の夢を見ない』と毎巻変わるため、『青春ブタ野郎シリーズ』と呼ばれており、ファンからは「青ブタ(あおぶた)」と略されることが多い。
原作の舞台は、神奈川県の藤沢や湘南あたりであることは判明していたが、アニメや映画などで詳しい聖地が判明した。
ストーリーは、主人公の「梓川咲太(あずさがわ さくた)」が図書館でバニーガール姿の先輩「桜島麻衣(さくらじま まい)」を見かける。異常に目立つ格好の桜島麻衣だが、どうやら梓川咲太以外からは見えていない「思春期症候群」を発症した模様。
その後、桜島麻衣が見えている人間はどんどん減っていき、やがて梓川咲太も桜島麻衣のことが見えなくなってしまう。果たして梓川咲太と桜島麻衣はどうなってしまうのか? というもの。
アニメは2018年10月に全13話が放送されており、その後2019年6月に『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』が公開された。2023年は6月に『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』、12月に『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』と立て続けに映画が公開されるので、今注目度の高いシリーズなのだ。
●アニメ『青春ブタ野郎シリーズ公式サイト』は→こちら
●映画『青春ブタ野郎シリーズ公式サイト』は→こちら
●電撃文庫『青春ブタ野郎シリーズ公式サイト』は→こちら
●Amazonプライムビデオ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』は→こちら
聖地となる住宅街と高校は騒がず静かに訪問を!
『青春ブタ野郎シリーズ』の舞台となっている藤沢市は江ノ島を擁する人気観光地だが、内陸部は閑静な住宅街となっている。また、モデルとなった高校は現在でも多くの生徒が通っている。
そのため、聖地探訪にはそれなりの配慮が必要となる。とくに今回紹介する学校や住宅地などを訪れる場合は、騒いだり周囲の迷惑になる行為は厳禁なので、ファンなら作品の評判を貶めないよう十分に気を付けて静かに楽しんでほしい。
聖地巡礼には必ず下記を遵守し、周辺住民の迷惑にならないようにしよう。
1.景観を荒らさず、環境を保つ(ゴミなどは持ち帰る)
2.立ち入り禁止&撮影禁止の場所を事前に確認し、私有地には勝手に立ち入らない
3.住宅街では騒がず静かに! 撮影も速やかに済ませること
4.写真をSNSなどにアップするときは、写っている人物にボカしをかけてプライバシーに配慮する
■JR藤沢駅
作中で何度も登場するのがこの「JR藤沢駅」。梓川咲太と桜島麻衣の自宅からの最寄り駅となっており、通学や遊びに行くたびに登場するほど有名な聖地だ。
駅以外にもビックカメラ藤沢店、ジュンク堂藤沢店、サンパール広場、バスターミナルなどが登場する。実際に訪れた際には探し回ってみるのも面白いだろう。JR東京駅からは、上野東京ラインを使えば50分ほどで到着できる。