2022年12月30日、31日で実施された第101回コミックマーケット（C101・冬コミ）。2日間で18万人が参加して大いに盛り上がったが、コミックマーケット準備会は2023年1月5日に、C101アフターレポート（データ部分）を公開した。C101の参加者総数やコスプレイヤー参加者数、献血者数、企業ブースの数など、さまざまなデータがチェックできるようになっているぞ！

準備会が取り急ぎ、C101アフターレポートでデータ部分のみ公開！

2022年12月30日～31日で行われた第101回コミックマーケット（C101・冬コミ）は、2日間とも例年よりも暖かく、冬コミとしては天候に恵まれた。

オタスポガイドではすでに、C101のクイック・アフターレポートを公開しているので、こちらの記事を参考にしてほしい。

第101回コミケ（C101）クイック・アフターレポート 好天に恵まれた最高の“ハレの日” 　

これとは別に、コミックマーケット準備会は2023年1月5日に、C101アフターレポートを公開した。

これは、とりあえずデータ部分のみの公開となっているが、C101の参加者総数やコスプレイヤー参加者数、献血者数、企業ブースの数など、さまざまなデータがチェックできるようになっているので、C101の参加者はぜひ一度目を通してみると面白いだろう。

●コミックマーケット準備会「コミックマーケット１０１アフターレポート」→こちら

こちらがコミックマーケット準備会が23年1月5日公開したC101アフターレポート。今回はデータ部分のみを取り急ぎ公開した形で、のちに正式なアフターレポートも公開される予定（画像はコミックマーケット準備会公式サイトより転載）

■コミックマーケット101アフターレポート
【会期】2022年12月30日（金）～31日（土）
【会場】東京ビッグサイト　全館
【サークル数】2万（2日間）
【入場者数】2日間で18万人
・12月30日 9万人
・12月31日 9万人
【更衣室登録者数】
・12月30日　698人（男性）／2,063人（女性）
・12月31日　761人（男性）／1,801人（女性）
【献血数】
・12月30日　345人
・12月31日　282人
【コミケット公式発行物】
・コミックマーケット101カタログ（冊子版）…表紙イラスト:ＬＡＭ／デザイン：カトウ
・紙袋（大）…イラスト：蒼喬
【出展企業数】117社
【マスコミ取材】→こちら

（2023年1月5日データ部分公開）

こちらは東地区の待機場となっている東駐車場の様子。C100では台風の影響で土砂降りもあったが、C101は全体的に穏やかな好天に恵まれた（筆者撮影）

こちらも東地区の待機場となっている東駐車場の様子。今回もスタッフの的確な指示でスムーズな入場が行われていた（筆者撮影）

C101の具体的なデータは上記の通りだが、のべ参加者数は当初の予定どおり2日間で18万人だった。サークル参加は1日1万、2日間で2万で、こちらはここ最近ずっと変わらない数字だ。

また、献血者数は2日間で627人、更衣室登録者数は2日間で約6,300人、企業ブース参加は117社を数えている。

冬コミ恒例の献血応援イベント。東京ビッグサイト正面のプロムナード（パナソニック前）にズラッと献血車が並んでいた（筆者撮影）

こちらは南展示棟1Fに配置された企業ブースの様子。前回に比べるとかなり人数が多く混雑していた印象を受けた（筆者撮影）

なお、コミックマーケット準備会の公式Twitterによると、コスプレイヤーののべ参加者数は約5,300人だったことが分かる。

【アフターレポート】2022年12月30・31日開催のコミックマーケット101アフターレポートのデータ部を公開しました（のべ参加者数18万人、サークル数2万、のべコスプレイヤー数約5千3百人、献血約600人、企業ブース117社）。https://t.co/N6TQkupCsP　#C101

— コミックマーケット準備会 (@comiketofficial) January 5, 2023

 

こちらは入場受付の様子。スタッフはもちろん参加者のほうも有料チケット制に慣れてきたようで、大きなトラブルもなく、非常にスムーズにリストバンド型参加証の受け渡しが行われていた（筆者撮影）

なお、2023年8月開催予定のC102もC101と同じような形で、2日間開催になりそうだが、新型コロナの状況しだいでは参加できる人数を増やしたいとのこと。できれば、早くコロナ禍が収束していつものコミケットに戻ってもらいたいものだ。

（文＝いしばしいちろう）
イメージ写真は筆者撮影