誰もが主役になれる劇場都市「Hareza池袋」は映画館や劇場、公園が融合した東池袋の新ランドマーク

公開日:2022年6月2日 更新日:2022年9月24日

「Hareza池袋」はとしま区民センターや8つの劇場を含む複合施設。最新装置を備えたTOHOシネマズ 池袋で映画を見たり、東京建物 Brillia HALLで演劇を楽しむことができるほか、池袋散策に疲れたら、飲食もOKな「中池袋公園」で休憩することもできる東池袋の新たなランドマークだ。

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東池袋の中心は乙女ロードから「Hareza池袋」にシフト

豊島区旧庁舎、豊島公会堂、中池袋公園周辺の再開発が2020年7月に終了し、東池袋の新たなランドマークとなっているのが「Hareza(ハレザ)池袋」だ。

Hareza池袋は「Hareza Tower」と「としま区民センター」「東京建物 Brillia HALL」の3つの建物と、「中池袋公園」までを含めたエリアのこと。

33階建ての超高層タワーHareza Towerの上層部はオフィスエリアとなっているが、下層階には最新の映像技術と音響設備を取り入れたシネコン「TOHOシネマズ 池袋」も入っており、Hareza池袋のシンボル的なビルとなっている。

その隣にある東京建物 Brillia HALLは1,300席を誇る劇場で、演劇やミュージカル、コンサート、ライブなどの上演が可能。

館内にはポニーキャニオンが運営する未来型ライブ劇場「harevutai」と、ドワンゴが運営するサテライトスタジオ「ハレスタ」もある。harevutaiは最新鋭の技術を使った3DホログラムによるCGライブが可能な透過スクリーンがあり、VTuberなどのアバターを使ったライブの開催やライブ配信が可能だ。

また、ハレスタには動画配信も可能なスタジオが設置され、ニコニコ動画などでライブイベントの配信に活用されているという。

アニメイト池袋本店横にある「としま区民センター」は、豊島区が掲げる「国際アート・カルチャー都市」のスローガンを実践すべく、1~3階を誰でも利用可能なパブリックスペースとして開放。

コスプレイベントなどでは着替えスペースとして利用できるようになっている。ほかにも親子で遊べる「パパママ☆スポット」や、エントランスの大型マルチビジョンで付近の最新情報を提供するなど、区民や買い物客の憩いの場としても活用されている。

この3つの建物の前にあるのが「中池袋公園」だ。これまでは乙女ロード近くにある東池袋公園で休憩する人が多かったが、現在は飲食も可能な中池袋公園の方が大いに賑わっている。

公園内にある「アニメイトカフェスタンドHareza池袋」では、アニメ作品との限定コラボメニューも販売されており、買い物途中の乙女たちの休憩の場として利用されている。

写真左の高いビルがHareza Tower。真ん中のデジタルサイネージがあるのが東京建物 Brillia HALL。そして右側がとしま区民センターとなる。この3つの建物はブリッジで繋がっていて、建物から出なくても移動可能だ(写真はHareza池袋提供)

中池袋公園は、以前の砂地からイベントでも活用できるように石畳のシャレたに舗装に改装された。ベンチも設置されているので、公園内のアニメイトカフェスタンドで飲物を買って休憩することもできる(写真はHareza池袋提供)

東京建物 Brillia HALLのエントランス部分は美しい赤で舗装され、来場者を出迎えてくれる。こけら落とし公演では、宝塚歌劇団が『ロックオペラ モーツァルト』をこの劇場で上演している(写真はHareza池袋提供)

(文=尾﨑貴也)
イメージ写真はHareza池袋提供

店舗名
Hareza池袋
住所
東京都豊島区東池袋1-19-1他
営業時間
テナントにより異なる
休日
テナントにより異なる
最寄り駅
JR 池袋