24年春の新作オリジナルアニメの聖地をいち早く探訪!【更新】【聖地巡礼】第18回24年4月6日スタート『夜のクラゲは泳げない』(通称:ヨルクラ)– 渋谷周辺を探訪!
数年前からファンの間では、作中に登場する地域を巡る“聖地巡礼”が定番イベントとなっている。そこで今回は、2024年4月からテレビ放送されているオリジナルアニメ『夜のクラゲは泳げない』の聖地を早く紹介したいと思う。すでに公開されているPVや放送されたエピソードなどから聖地が判明しているぞ!
『夜のクラゲは泳げない』の聖地は日本有数の繁華街「渋谷&新宿」!
※第9話のエンドカードで登場した交差点などを追加(2024年6月14日)
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『夜のクラゲは泳げない』は、2024年4月6日よりTOKYO MXやBS11などで放送が始まったばかりのTVアニメ。
アニメーション制作は動画工房が担当。監督は『月刊少女野崎くん』や『NEW GAME!』、『エロマンガ先生』を手掛けた竹下良平氏、シナリオには『弱キャラ友崎くん』の著者屋久ユウキ氏が担当している豪華な布陣となっている。
物語の主人公は、イラストレーター“海月ヨル”として活動していた「光月まひる(こうづきまひる)」で、周りに流される量産型女子高生だ。
まひるは、ある日渋谷で不思議な少女「山ノ内花音(やまのうちかの)」に出会う。まひるのトラウマとなっている渋谷に残るクラゲの壁画を好きだという花音に、なぜかまひるは惹かれていく。
ほかにもVTuberの中の人「渡瀬キウイ」や音大附属高校に通うお嬢様「高梨・キム。アヌーク・めい」というヒロインも登場して、ストーリーを紡いでいく青春群像劇となっている。
24年5月9日現在、アニメも第6話までストーリーが進行し、新たな聖地が続々と誕生している。今回の更新では第6話までに登場した聖地を追加している。
●『夜のクラゲは泳げない』公式サイトは→こちら
●Amazonプライムビデオ『夜のクラゲは泳げない』は→こちら
新宿や渋谷、武蔵境はマナーを守って聖地訪問を!
『夜のクラゲは泳げない』の舞台となっている渋谷や新宿、お台場は、ご存じのとおり日本有数の繁華街なので、常に人が多く行き交っている。羽目を外しすぎた行動は、すぐに批判にさられるので常識の範囲で聖地巡礼を楽しむこと。『夜のクラゲは泳げない』ファンなら作品の評判を貶めないよう、十分に気を付けて聖地を楽しんでほしい。
聖地巡礼には必ず下記を遵守し、周辺住民の迷惑にならないようにしよう。
1.景観を荒らさず、環境を保つ(ゴミなどは持ち帰る)
2.立ち入り禁止&撮影禁止の場所を事前に確認し、私有地には勝手に立ち入らない
3.住宅街では騒がず静かに! 撮影も速やかに済ませること
4.写真をSNSなどにアップするときは、写っている人物にボカしをかけてプライバシーに配慮する
【更新】■無国籍通りの交差点
第9話のエンドカードで花音が交差点内で撮影している場所は、渋谷の「無国籍通りの交差点」。とても入り組んだ路地で、変則的な4差路となっているためすぐに気がついた人も多いと思う。
ただし、無国籍通りの交差点はJR渋谷駅から徒歩10分程度かかるので、迷わないように事前に地図を確認したほうがいい。写真の右側の路地が階段になっておりその場所も聖地になっているので、一緒に回るといいだろう。
【更新】■日本大学第二中学校・高等学校
「日本大学第二中学校・高等学校」は、第7話などで登場したキウイが通っていた高校のモデル。正門の風景が作中とそっくりに描かれている。
当然、ここの通っている生徒も大勢いるので、聖地巡礼する際には休日に行くほうがいいだろう。また、生徒の写り込みにも注意が必要だ。
ただし、JR荻窪駅とJR阿佐ヶ谷駅のちょうど中間地点にあるため、どちらの駅からも徒歩20分程度かかる。自転車なら約7分、バスは少し遠回りするため10~15分程度だ。事前にしっかりと下調べをしておきたい。
■フジキビル
「フジキビル」はまひると花音がバイトをしているカフェが入っている設定のビル。京王井の頭線の西口からとても近く、徒歩数分で到着できる。
実は、フジキビルにカフェはなく、雀荘や焼肉屋、寿司屋などの飲食店が入っている。聖地巡礼ということでビル内に立ち入るのは迷惑なのでやめておこう。
フジキビルの形状は階段部分が飛び出た特徴的なデザインとなっている。そのためヨルクラファンなら見た瞬間に分かるだろう。
■クロサワ楽器店 G-CLUB SHIBUYA
一瞬なので気が付かないファンも多いかもしれないが、アニメのオープニングに登場する渋谷の風景に「クロサワ楽器店 G-CLUB SHIBUYA」のショーウィンドウが出てくる。
クロサワ楽器店 G-CLUB SHIBUYAはJR渋谷駅A2出口からすぐの場所にある。別の出口から出た場合は、迷わないように注意したい。
■井の頭通りの路地
オープニングやPVなどで何度が登場している渋谷の細い路地の一部が、「井の頭通りの路地」。2023年3月までピンクのネオンが特徴的な「FLAMINGO」というカフェが営業していたため、作中でもカフェっぽい店舗が描かれている。
この路地は、JR渋谷駅から井の頭通りをまっすぐ歩くと8分程度でたどり着くことができるが、土地勘がないと細い道ばかりで迷うことは確実。しっかりとマップを確認していくといいだろう。
■渋谷 のんべい横丁
最初に紹介する聖地は、クラゲの巨大な壁画がある場所について。PVから渋谷 のんべい横丁の高架側だと判明しているのだが、この狭い通りでゲリラライブを行っている花音はなかなか度胸がある。ここは飲み屋街で常に人通りが多い場所なので、撮影には周囲への配慮が必要になるだろう。
渋谷駅から出口さえ間違えなければ5分程度で到着するが、渋谷周辺は大規模な工事中なので迷わないように注意しよう。
■MIYASHITA PARK 3F通路
まひると花音が話しているシーンで登場するのが、「MIYASHITA PARK」のサウスエリアとノースエリアの間にある3Fから屋上に向かう階段だ。ライトアップされた階段がとてもきれいで、今後どのような場面で登場するのかとても気になる場所。
MIYASHITA PARKは渋谷駅から原宿駅方向のJR線沿いにある。渋谷駅からは徒歩10分程度で行けるが、休日のMIYASHITA PARKは観光客で非常に混んでいるので、時間には余裕を持ったほうがいいだろう。
■渋谷区立宮下公園
MIYASHITA PARKの屋上はキービジュアルで使われている聖地「渋谷区立宮下公園」になっている。特徴的なアーチがキービジュアルでも描かれているため、すぐに分かるだろう。
宮下公園にはスタバやスポーツ施設、芝生のエリアなどが広がっており、人が大変多いことでも有名。撮影時は周囲の迷惑にならないようにしたい。
現状で分かっている『夜のクラゲは泳げない』の聖地は以上だ。TV放送が進むに連れて聖地が判明すると思うので、随時追加していきたいと思う。
■花園神社
第5話のラストでメンバー全員で初詣に向かった神社が、新宿の繁華街にある「花園神社」。花園神社は新宿総鎮守で、江戸時代に内藤新宿が開かれてから祀られている。境内には芸能浅間神社もあるため、多くの芸能人が訪れることでも有名だ。
24年5月15日に訪問した際には、第6話の作中で登場した絵馬が現実の絵馬として奉納されている。実物が現実で飾られるという今までのアニメ作品でも珍しい光景に筆者も驚いた。また、アニメ制作スタッフの絵馬も飾られているのでぜひ探してみては?
花園神社の最寄り駅は都営新宿線「新宿三丁目」駅で、徒歩5分ほどで到着できる。しかし、JR「新宿駅」と都営新宿線「新宿三丁目駅」は地下道で直結しているため、JR「新宿駅」から徒歩15分程度で行くことも可能となっている。
■副都心線渋谷駅5・6番ホーム
第6話に登場した「副都心線渋谷駅5・6番ホーム」は、自称銀河系最強アイドルの卵「みー子」の娘「ありえる」とめいが一緒に帰ったシーンで登場する。お互いのアイドル像について語り、ありえるの思いが伝わる印象的な場所だ。
副都心線渋谷駅は地下にありながら吹き抜け構造となっていて、上の階が見えるようになっているため、すぐに分かった人も多いだろう。ちなみに、『呪術廻戦』でもこのホームが登場し聖地巡礼を行っているので、まだ観ていない人は、ぜひ確認してほしい。
なお、副都心線渋谷駅の5・6番ホームは常に人が多いので、撮影の際には周囲の人にも十分注意しよう。
■SHIBUYA CYCLONE
第6話でみー子がライブを行っているライブハウスが「SHIBUYA CYCLONE」。外観は登場せずライブ中の内観しか登場しないため、実際に行ったことがある人だけが聖地とわかる場所だ。
SHIBUYA CYCLONEはJR「渋谷駅」から井の頭通りを通り、渋谷パルコに向かう路地にある。地下にあるため分かりにくいので、「デイリーヤマザキ 渋谷宇田川町店」を目印にするといい。迷わなければ徒歩5分程度だが、入り組んだ場所にあるため地図を確認しながらだと10分くらいかかると思っておこう。
■お台場ビーチ
OPで、まひると花音が追いかけっこをしている場所は「お台場ビーチ」がモデル。2人ではしゃいでいる姿がとてもかわいいシーンだ。
バックの2棟のタワマンは「シーリアお台場」なので場所はすぐに分かったが、タイミングが悪く訪れるのがGWとなってしまった。
お台場ビーチの最寄り駅はゆりかもめ「お台場海浜公園駅」で、駅から徒歩数分でビーチに出ることができる。
■JR「新宿駅」南口前
OPで登場したJR「新宿駅」の南口前は、自称銀河系最強アイドルの卵「みー子」が路上ライブを行っている場所。JR「新宿駅」南口を出て、甲州街道を渡った反対側にある「バスタ」が見える方角だと思われる。
ここは人通りが多い場所で、実際に路上ライブを行っている人もいるため、撮影する際には注意しよう。
JR「新宿駅」はJR「東京駅」から中央線で15分程度で到着するので、東京観光のついでに聖地巡礼することも可能だろう。
■JR「新宿駅」東口前
5話でまひる、花音、めい、キウイが待ち合わせをした駅はJR「新宿駅」の東口だ。アニメ内でも「新宿駅」と描かれていたので、間違えることはない。
とにかく、JR「新宿駅」東口はいつ行っても人通りが途切れない場所なので、撮影には細心の注意を払おう。
先ほど紹介したJR「新宿駅」南口から歩いても数分でたどり着けるので、一緒に巡るといいだろう。
■イケメン通り
5話で登場した「イケメン通り」は、新宿で待ち合わせをして花音の家に向かうシーンで登場する。
JR「新宿駅」よりもJR「新大久保駅」が最寄りになり、徒歩8分程度の場所にある。JR「新宿駅」から行く場合は歌舞伎町を通って徒歩15分程度かかるので、地図を確認してから行くといいだろう。
イケメン通りは韓国系の飲食店やアイドルショップが軒を連ねており、海外の雰囲気を楽しめるエリアとなっている。
■ヨドバシカメラ マルチメディア吉祥寺
第3話で、めいがオーディオインターフェイスを購入するため、まひると花音を連れてきたお店が「ヨドバシカメラ マルチメディア吉祥寺」で、3Fのオーディオコーナーがモデルとなってる。
ヨドバシカメラ マルチメディア吉祥寺は電子ピアノやイヤホン、高性能マイク、ピュアオーディオなど品揃えが豊富で、めいのこだわりが現れているシーンだった。
ヨドバシカメラ マルチメディア吉祥寺へは、JR吉祥寺駅から徒歩3分ほどの場所にあるが、周囲に高いビルが多いのですぐに見つからないこともある。事前にしっかりとマップを確認しておこう。
■武蔵境自動車教習所
第7話で花音とキウイがバイクの免許を取りに行った教習所は「武蔵境自動車教習所」がモデル。武蔵境自動車教習所は駅から近いことがウリのひとつで、JR武蔵境駅から徒歩5分程度でたどり着ける。
作中で花音とキウイは合宿免許を受けていたが、実際の武蔵境自動車教習所では合宿プランはないので、合宿免許を受けに行こうと考えていた聖地巡礼ガチ勢の人は注意が必要だ。
ちなみに、バイクの免許は小型二輪から大型二輪まで対応しているぞ。
■JR新宿駅 16・15番線へ向かう階段
第7話の教習所で、花音とキウイが出会った不思議な女性「小春」。不思議とキウイと馬が合う小春が、教習所からの帰りにキウイの連絡先を聞いた場所が、「JR新宿駅16・15番線へ向かう階段」。
高校で不登校となってしまい他人と交流することが少なかったキウイが、小春という女性と交流を深め、前を向いて歩んでいるという成長が見られたシーンだ。
この階段はJR新宿駅南口からホームに行く階段なので、場所を間違えないようにしよう。上手く探せないときは、JR新宿駅構内にある「三井住友銀行 JR新宿駅新南改札内出張所」を目指して行くといいだろう。
JR新宿駅はJR東京駅から中央線で1本で行けるので、何かのついでに寄ってみるのもアリ。
■ホテル ロータス 池袋店
第8話でまひるたちメンバー全員で合宿を行ったホテルが「ホテル ロータス 池袋店」がモデル。作中では大宮駅に移動していたが、実際にはあるのは池袋になる。
ホテル ロータス 池袋店は外観が特徴的で、入口に阿吽の金剛力士像が置かれているため、作中で登場したときにすぐ分かった人もいるだろう。
内装も実際の305号室とそっくりに描かれており、当然、宿泊することも可能だ。1泊1万7,900円(税込)から利用可能だが、Web予約では特定の部屋を選択することができないので注意しよう。
また、ホテルロータスの外観を見れば分かると思うが、いわゆるラブホテルなので学生だけで利用することはできない施設。一応「女子会プラン」もあるので、作中のように女性同士で利用することも可能だが……。
ホテル ロータス 池袋店へはJR池袋駅から徒歩5分程度でたどり着けるが、駅の出口を間違えると迷いやすいので、しっかりと調べてから行くようにしよう。
イメージ写真は筆者撮影
編集・ライター。アニメやゲーム、ニコニコ動画関連書籍の編集に携わり、今ではオーディオ、生活雑貨、マネーなどさまざまなジャンルに手を広げている。コミックマーケットには一般・サークルでの参加経験あり。趣味はゲーム、マンガはもちろん映画鑑賞も。一人旅も好きで移動方法は主に鉄道(乗り鉄)である。