アニメ2期まで放送された深夜アニメの大人気作!【聖地巡礼】第14回『僕は友だちが少ないの聖地』– 名古屋&岐阜を探訪!
実在する地域を舞台にしたアニメや漫画が増えてきたこともあり、数年前からファンの間では、作中に登場する地域を巡る“聖地巡礼”が定番イベントとなっている。そこで今回はMF文庫Jの人気シリーズ『僕は友達が少ない』の聖地である名古屋と岐阜周辺を縮小版で紹介しよう。アニメが放送されて11年、原作が完結して9年経過した作品だが、現在でも人気の高い作品なのだ。
『僕は友達が少ない』の舞台は名古屋と岐阜周辺!
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今回紹介するのは原作ライトノベルが完結し、アニメが2期まで放送された『僕は友達が少ない』だ。
『僕は友達が少ない』は著者:平坂読、イラスト:ブリキで、KADOKAWAのMF文庫Jのライトノベルが原作だ。2009年~2015年にかけて全14巻が発売されており、2011年にはもっとも売れたライトノベルに輝いたほか、2011年と2013年に2回アニメ化されている人気作品。
主人公の「羽瀬川小鷹(はせがわ こだか)」はイギリス人ハーフの男子高校生。金髪で目つきが悪いことからヤンキーと誤解されて友だちがいなかったが、高校2年のときに聖クロニカ学園に転校してきたことをきっかけに「隣人部」に入部。部員の「三日月夜空(みかづき よぞら)」や「柏崎星奈(かしわざき せな)」とともに学園生活を送るドタバタラブコメディ作品となっている。
羽瀬川小鷹は隣人部の部員たちとさまざまな場所に行くことになるが、その舞台となる名古屋や岐阜が聖地として有名だ。
ちなみに、ファンなら当然知っていると思うが『僕は友達が少ない』は「はがない」と省略されることが多い。この略称は著者の平坂読が個人的に使っていたもので、あとがきに書いていたらいつの間にか公式で定着したのである。
●MF文庫J『僕は友達が少ない』公式サイトは→こちら
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名古屋&岐阜の繁華街や公園ではマナーを守って聖地訪問を!
『僕は友達が少ない』の舞台となっている名古屋や岐阜は、駅を中心とした繁華街や住宅地、公園が広がっている地域。駅周辺は常に賑わっているが住宅地では配慮が必要となる。
とくに、学生が多い地域での撮影には配慮が必要だろう。ファンなら作品の評判を貶めないよう、十分に気を付けて聖地を楽しんでほしい。
聖地巡礼には必ず下記を遵守し、周辺住民の迷惑にならないようにしよう。
1.景観を荒らさず、環境を保つ(ゴミなどは持ち帰る)
2.立ち入り禁止&撮影禁止の場所を事前に確認し、私有地には勝手に立ち入らない
3.住宅街では騒がず静かに! 撮影も速やかに済ませること
4.写真をSNSなどにアップするときは、写っている人物にボカしをかけてプライバシーに配慮する
■金時計
アニメ2期で登場したいちばん有名な聖地がJR名古屋駅にある金時計だ。アニメでも待ち合わせ場所として登場している。常に人でごった返している場所なので撮影には気をつけるようにしたい。
ちなみに、筆者は早朝に訪れたので意外と人は少なかった。金時計は改札を出て北口の高島屋のビルにあるので、すぐに見つかるだろう。
■JR名古屋駅中央口
こちらもアニメ2期で登場した名古屋駅の中央改札口。自動改札の後ろにある太い柱などがアニメでもしっかりと描かれているぞ。
アニメ放映当時に比べると駅の設備が少し変わっているが、柱の位置は当時と同じなのでチェックしてみよう。こちらも日中は混雑しているが、筆者が訪れたのは早朝だったので人は少なかった。
■JR岐阜駅
こちらもアニメ2期で登場したJR岐阜駅。ここも聖地のひとつなのだが、実は岐阜駅の外観は作中には登場していない。
アニメでは駅構内が岐阜駅、駅外観が高崎駅をモチーフにしているとのことで、聖地にニアミス状態に……。というわけで、今度はぜひ駅構内を再訪したいと思っている。
イメージ写真は筆者撮影
編集・ライター。アニメやゲーム、ニコニコ動画関連書籍の編集に携わり、今ではオーディオ、生活雑貨、マネーなどさまざまなジャンルに手を広げている。コミックマーケットには一般・サークルでの参加経験あり。趣味はゲーム、マンガはもちろん映画鑑賞も。一人旅も好きで移動方法は主に鉄道(乗り鉄)である。