絵が描けなくても同人誌を作れちゃう!?Microsoft Bingの画像生成機能「Bing Image Creator」で萌え絵を描いてもらう方法
まるで生身の人間のようにリアルな会話を楽しめることで話題のMicrosoft「Bing」だが、2023年3月には、文章(プロンプト)を入力するだけで画像を生成できる「Bing Image Creator」を公開した。当初は英語のみの対応だったが、4月下旬には日本語にも対応したので、さっそく筆者も試してみた。これなら絵が描けなくても同人誌を作れちゃうかも!?
Bingの文章から画像を生成する「Bing Image Creator」が日本語に対応!
Microsoftが提供するWebブラウザ「Edge(エッジ)」には、デフォルトで「Bing(ビング)」という検索エンジンが採用されている。
2023年2月には、そのBingにOpenAIが提供する「ChatGPT(チャットジーピーティー)」の最新技術「GPT-4」を利用したAIチャット機能が搭載されたのは、皆さんご存じだろう。
もちろん、BingのAIチャット機能を使うにはMicrosoftアカウントでのサインインが必須となるが、誰でも無料で最新のGPT-4を使えるのだから、使わない手はない。
●Microsoft Edge(入手先)は→こちら
そのようなMicrosoft Bingだが、23年3月21日にBingの新機能として、文章(プロンプト)を入力するだけで画像を生成できる「Bing Image Creator」が追加された。
実は、それまでBingに画像の生成をお願いしても「絵を描く機能はありません」としか返答してくれなかったのだが、現在はBingで手軽に画像を作成してもらえるのだ。
筆者はすでにMicrosoft Edgeに組み込まれた「Bing」を利用しているので、今回は、こちらで画像作成機能を利用してみた。もちろん、Bingを利用するにはMicrosoftアカウントでサインインする必要があるので、事前にアカウントを取得しておこう。
ちなみに、この画像生成機能はChatGPTを開発したOpenAIの別プロジェクトである「DALL・E2」を利用してる。
Microsoft Edgeからでなくても「Bing Image Creator」という独自サイトから利用することも可能となっているので、初めての人はこちらのほうが簡単だろう。
●Microsoft「Bing Image Creator」は→こちら
実際に「Bing Image Creator」でイラストを作成してみよう!
それではさっそくBing Image Creatorを使ってイラストを作成してみよう。まず、Microsoft EdgeにMicrosoftアカウントでサインインしてBingのAIチャットが使える状態にしておく。
画面右上のBingボタン「b」を押すと、BingのAIチャット用ウインドウが表示されるので、ここで「その他独創性」を選択してから文章(プロンプト)を入力すればいい。
今回は「地球防衛隊に所属する美少女隊員のコスチュームの画像を作成してください。色はピンクで手には光線銃をもっています」という文章でお願いしてみた。
この文章は、できるだけ具体的に細かく指定するほど、自分の考えている画像に近いものが作成されるようになっている。
実際にBingにお願いすると、わずか10数秒後にイラストが作成された。しかし、出来上がったのはかなりアメリカンテイストな顔立ちで、思わず「これじゃない!」と口にしてしまうような仕上がりだった。
そこで筆者は、すぐにプロンプトを追加してやり直してもらうことにした。その結果は……。