絵が描けなくても同人誌を作れちゃう!?Microsoft Bingの画像生成機能「Bing Image Creator」で萌え絵を描いてもらう方法
できるだけ詳細な文章(プロンプト)で仕上がりを追い込んでいくのがコツ!
Bingにお願いしたイラストは、こちらのプロンプトが不十分だったので、筆者がイメージしていたものよりかなりアメリカンテイストな顔立ちで仕上がってしまった。
そこで、筆者は「もっと顔は日本人っぽく。萌え絵な感じでやり直してください」とプロンプトを追加してみることにした。
すると今度は、こちらの意図を汲んでかなり日本の萌え絵っぽいイラストを作成してくれたのだ。
さらに、プロンプトを「15歳」「背景は基地内」というふうに、少しずつ変えながらお願いしたところ、Bingは次々とさまざまな画像を作成してくれたのである。
Bingで作成した文章や画像の著作権には注意が必要!
いかがだろうか? 今回は、Bing Image Creatorを利用してさまざまなイラストをAIに作成してもらった。これなら、絵が描けなくても自分で同人誌を出せそうな感じもする。
そこで気になるのが著作権の問題だろう。Bingに直接このことを聞いてみたところ、以下ように答えてくれた。
「画像の著作権は、マイクロソフトとOpenAIが共有しています。商用利用は可能ですが、画像の出典として「Bing Image Creator powered by DALL・E」と明記する必要があります。また、画像には「Bing 画像作成者」というウォーターマークが入っていますので、それを消すことはできません。画像の利用にあたっては、プライバシーとCookie、コンテンツポリシー、使用条件などをよく確認してください」とのことだ。
実際、AIのデータベースには、過去の絵師さんの作品が含まれているようなので、どうしても、〇〇さん風のイラストになってしまうことも多い。
現状では、まだこの辺りの問題が明確に解決されてはいないので、とりあえず個人的に楽しむ程度に留めておき、安易にブログやSNSにアップしたり、同人誌に利用しないほうがいいかもしれない。
イメージ写真はBing Image Creator powered by DALL・E
編集・ライター。ゲーム雑誌の編集部に20年以上所属しており、ゲームやパソコン、カメラ、AV機器などが得意分野。フリーになってからはコミケに参加し始め、コスプレイヤーの撮影にハマったあげく、現在はVTuberにどっぷり浸かっている。