アマプラで無料で全話見られるアニメから厳選!Amazonプライム・ビデオでほぼ星5を獲得した名作アニメ7選 - コミケPlus編集部がおすすめ
動画のサブスクサービスとして有名な「Amazonプライム・ビデオ」にはあまりにも膨大な作品があるため、いったいどの作品を見ればいいのか分からない人も多いだろう。そこで今回は、視聴者のレビューで“ほぼ星5”を獲得している絶対にハズさない名作アニメを、コミケPlus編集部がチョイスした。これで時間をムダせずに休日を楽しめるぞ。
見て後悔しない! コミケPlus編集部がおすすめする今見るべき“絶対にハズさない名作アニメ”とは?
月額500円(税込)のAmazonプライム会員になると、配送料無料やお急ぎ便が使い放題、Amazon Photosなどのサービスが利用できるが、ほかにも映像や音楽配信なども利用できるのはご存知だろう。
なかでもAmazonプライム・ビデオは無料で動画が見放題になるが、逆にタイトル数が多すぎて、どの作品を見たらいい分かからない人も多いと思う。誰しも、貴重な時間を使って視聴して、あとで後悔するような駄作は見たくはないはずだ。
●Amazonプライム・ビデオ→こちら
Amazonプライム・ビデオには星で評価するシステムもあるが、そもそも評価順で作品を並べ替えることはできないし、その作品に興味を持って“検索”して見ている人は、自分の好きな作品なら当然星4つ以上の評価を付けてしまいがちで、あまり当てにはならないだろう。
そこでコミケPlus編集部では、レビューの星が4.4~5の“ほぼ星5”に評価されたアニメのなかからチョイスして、今見るべき“絶対にハズさない名作アニメ”を紹介する。新・旧取り混ぜた選出なので、もしAmazonプライム・ビデオで悩んだときには参考にしてほしい。
ちなみに、無料で見られる期間は作品ごとに異なるので、期限を過ぎた場合はご了承願いたい。
■ぼっち・ざ・ろっく
星4.8(星5つ92%・星1つ2%)
言わずとしれた2022年秋アニメの覇権作品。ぼっちなので一人でギターを練習していたら、超絶テクニックを習得していた主人公のぼっちちゃんこと“後藤ひとり(ごとう ひとり)”。
ひょんなことから伊地知虹夏(いじち にじか)にバンドに誘われ、ガールズバンド「結束バンド」に加入することに……。
コミュ障全開のぼっちちゃんが、バンドの魅力に気づいていくガールズ青春アニメで、ライブシーンの丁寧な描写や動きはもちろんだが、ぼっちちゃんのコミュ障特有の心情が見る人によっては突き刺さる。ぼっちちゃんのちょっとした成長にほっこりする作品だ。
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■サマータイムレンダ
星4.7(星5つ83%・星1つ3%)
主人公の網代慎平(あじろ しんぺい)は幼なじみの小舟潮(こふね うしお)が亡くなったという知らせを受け、葬儀に参列するため生まれ故郷の日都ヶ島(ひとがしま)に帰ってくる。
潮は海での事故で亡くなったのだが、その事故には不審な点がいくつかありその謎を解いていくというタイムリープ系SFサスペンス。
“タイムリープものにハズレ無し”と言われるが、『サマータイムレンダ』も緻密な設定が張り巡らされており、主人公の奔走っぷりが見どころ。
後半になるにつれて設定の理解に忙しくなるが、それだけストーリーに引き込まれていく感覚が心地よい。ちなみにタイトルの「レンダ」は、ゲーム用語などで使用されるレンダリングが由来となっている。
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■異世界おじさん
星4.6(星5つ82%・星1つ3%)
ライトノベルで一世を風靡している“異世界転生”ジャンルだが、このアニメは一味違った異世界転生物だ。
主人公は17歳のときにトラックにはねられ意識不明の昏睡状態になってしまった青年。それから17年の時が経ちもはやおじさんと呼ばれる年齢に……。
しかし、突然目覚めたおじさんは「異世界グランバハムルから帰ってきた」と語りだし、異世界で使っていた魔法を披露する。なんとおじさんは意識不明の17年間を異世界で過ごし、精霊の力を行使できる凄腕の冒険者になっていたのだった。
甥のたかふみと一緒に、その力で動画配信を行ったり、異世界の冒険譚に思いを馳せる新感覚異世界コメディ。
おじさんの声優が子安 武人(こやす たけひと)さんということもあり、大真面目に馬鹿なことをやっている描写が見ているおじさんたちにもクリーンヒット。さらに随所にSEGA愛が練り込まれ、まさにおじさんたちにコミットした作品なのだ。
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■まちカドまぞく
星4.7(星5つ86%・星1つ2%)
女子高生の吉田優子(よしだ ゆうこ)は、ある日突然闇の力に目覚めてしまい角としっぽが生えた魔族になってしまった。
母親から“シャドウミストレス優子(通称シャミ子)”という謎な名前を授けられ、先祖を封印した宿敵の魔法少女を倒すことが使命らしい。
しかも、その宿敵の魔法少女は同級生の千代田桃(ちよだ もも)。魔法少女の圧倒的な力を見せつけられ、毎回戦意喪失の優子は果たして宿敵を倒すことができるのか?
きらら系のゆるいほのぼのとした魔法少女コメディ作品で、とにかくシャミ子が可愛い。現在2クール目の「まちカドまぞく 2丁目」まで公開されているので、一気見するのにはちょうどいい感じ。
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■オッドタクシー
星4.5(星5つ67%・星1つ3%)
タクシードライバーの小戸川宏(おどかわ ひろし)を中心としたミステリー群像劇。
孤独で他者とあまり関わりたがらない小戸川が、タクシーの乗客との会話がきっかけでアイドル失踪事件へと収束していく。
事件の背景や黒幕、登場人物など、複数の視点から事件全体が描かれているため、ストーリーの厚みを堪能できる作品だ。
登場人物は全員擬人化された動物なので、登場人物が多い群像劇でありながら“こいつ誰だっけ?”状態が少なく、こいつはカバ、こいつはクロネコと覚えるだけでOK。
しかし、実はここからすでに術中にハマっている点にも注目。先が気になり最終話までノンストップで見られる名作だ。なお、新規カットが追加された劇場版『オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』もアマプラで公開中。
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●Amazonプライム・ビデオ「オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」→こちら
■輪るピングドラム
星4.4(星5つ77%・星1つ7%)
両親のいない高倉家の3兄弟、高校生の双子・兄の高倉冠葉(たかくら かんば)、弟の高倉昌馬(たかくら しょうま)、病気がちな妹の高倉陽毬(たかくら ひまり)が主人公。
ある日、体調が良かった陽毬のために、家族全員で水族館へ遊びに行ったのだが陽毬の体調が急変し、帰らぬ人となってしまう。
しかし、突如不思議な空間で陽毬が起き上がり「この娘を生かしたければピングドラムを手に入れるのだ」と、冠葉と昌馬に命令する。この理不尽な命令にどんな意味があるのか、ピングドラムとはなんなのか、隠された高倉家の謎とは?
不思議でサイケデリックな世界観をまとわせた、強烈な社会メッセージを突きつけられる名作アニメ。実は、第1話からキャラクターの暗喩がこれでもかと詰め込まれているため、何度も繰り返し見たくなるのは確実だ。
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■メイドインアビス
星4.4(星5つ76%・星1つ8%)
地上にポッカリと空いた秘境の大穴「アビス」。その竪穴には奇妙な生き物たちが生息し、さらに今の人類が作ることができない貴重な遺物がたくさんあるのだとか……。
そんなアビスの魅力にとりつかれた探窟家の1人、主人公の“リコ”が少年型のロボット“レグ”とともに、アビスの底を目指すファンタジー冒険譚。
一度穴に入った生物は、全員“上昇負荷”という影響を受けるという設定が秀逸。上昇不可は少しの距離なら吐き気やめまいで済むものの、深くなるに連れて確実な死をもたらすアビスの呪いだ。
さらに、一筋縄ではいかない探窟家も多くワクワクが止まらないファンタジー作品である。少々表現がキツイ点もあるので低評価もあるが、全体的な評価は高い。
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いかがだろうか? 今回おすすめした作品は長くても2クール(24話)なので、土・日・祝日のイッキ見ですべて見ることができるはずだ。
また、今回はノンジャンルでピックアップしたので、今後はジャンル縛りや制作会社、アニメ映画など細かくジャンル分けして紹介してみようと思う。
イメージ写真は筆者撮影
編集・ライター。アニメやゲーム、ニコニコ動画関連書籍の編集に携わり、今ではオーディオ、生活雑貨、マネーなどさまざまなジャンルに手を広げている。コミックマーケットには一般・サークルでの参加経験あり。趣味はゲーム、マンガはもちろん映画鑑賞も。一人旅も好きで移動方法は主に鉄道(乗り鉄)である。