将来は東京ビッグサイトから秋葉原へ直行できる!?コミケ参加者に朗報! 東京都が東京駅から有明までを結ぶ臨海地域地下鉄新線の事業化計画を発表

公開日:2022年11月27日 更新日:2022年11月25日

東京都は2022年11月25日、東京駅と東京ビッグサイトのある有明を結ぶ新たな地下鉄「都心部・臨海地域地下鉄」事業化計画を発表した。現状では東京駅から東京ビッグサイトへのアクセスはあまり良くないが、もし、この地下鉄新線ができれば、コミケ参加者のアクセスはグッと良くなると見られている。

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都心部・臨海地域地下鉄は東京駅から東京ビッグサイト(有明)に直通!

2022年11月25日、東京都は2040年までに都心と臨海地域を結ぶ、新たな地下鉄「都心部・臨海地域地下鉄」の事業化計画を発表した。

東京都都市整備局「都心部・臨海地域地下鉄構想 事業計画検討会」の資料によると、この都心部・臨海地域地下鉄は、国際競争力強化の拠点である都心と臨海副都心とのアクセス利便性の向上や、山手線等の混雑の緩和することなどが目的で建設するという。

また、総建設費は4,200~5,100億円を予定しており、累積資金収支黒字転換年は30年以内となっている。

新たに計画されている都心部・臨海地域地下鉄は、東京駅から東京ビッグサイトのある有明を結ぶもので、新駅の新銀座、新築地、勝どき、晴海、豊洲市場などを通過し、有明・東京ビッグサイト駅までつなげる計画となっている(駅名はすべて仮称)。

●東京都都市整備局「都心部・臨海地域地下鉄構想 事業計画検討会」→こちら

コミケ C101 都心部・臨海地域地下鉄

都心部・臨海地域地下鉄は東京駅から築地、晴海、豊洲市場などを経由して東京ビッグサイトのある有明までつなぐ新たな地下鉄である(画像は東京都都市整備局公式サイトより転載)

現在、コミケットが開催される東京ビッグサイトに行くには、りんかい線「国際展示場」駅かゆりかもめ「東京ビッグサイト」駅を利用するのが一般的。

実は、コミケット開催時には東京駅からも臨時バスも出ているが、東京駅から電車で行くのは結構面倒くさい。たとえば、東京駅で京葉線に乗り換え新木場まで行き、さらにりんかい線に乗り換えるルートや、東京駅から地下鉄有楽町線に乗って豊洲でゆりかもめに乗るルートもあるが、いずれも乗り換えに時間がかかるのが難点だ。

もし、この都心部・臨海地域地下鉄が開通すれば、東京駅から東京ビッグサイトのある有明地区まで1本で直行できるため、コミケット参加者の利便性はかなり良くなると見られている。

コミケ C101 東京駅 都心部・臨海地域地下鉄

コミケットに参加する際、新幹線で東京駅に到着しても、そこから東京ビッグサイトに向かうには、電車の乗り換えが意外と不便だった(phoACより転載)

コミケ C101 東京駅 臨時バス 都心部・臨海地域地下鉄

こちらは東京駅からコミケット開催日に運行されている臨時バス。1本で有明に行けるのはいいが、満員で座れないと結構疲れる(写真は2013年頃、筆者撮影)

将来は秋葉原から有明、羽田までつながる!?

今回、東京都が発表した資料には、都心部・臨海地域地下鉄のほかにも興味深い記述があった。それは今後の検討事項である。

この計画では、将来、都心部・臨海地域地下鉄の有明・東京ビッグサイト(仮)駅から、さらに羽田空港への接続も検討するという。これが実現すれば、地方のコミケット参加者が飛行機を利用するときも、直接、羽田空港から東京ビッグサイトに向かうことができるようになる。

さらに、つくば方面と秋葉原をつなぐ「つくばエクスプレス(TX)」も東京駅まで延伸する計画もあるという。これなら、将来はコミケット終わりに東京ビッグサイトから秋葉原に地下鉄で直行できるようになるだろう。もちろん、それは2040年以降の話になるだろうが……。

コミケ C101 都心部・臨海地域地下鉄

将来は、都心部・臨海地域地下鉄の有明・東京ビッグサイト(仮)駅から羽田空港へ接続されるほか(右写真)、つくばエクスプレスを東京駅まで延伸することが検討されているようだ(左写真)。(画像は東京都都市整備局公式サイトより転載)

(文=いしばしいちろう)
イメージ写真は筆者撮影のゆりかもめ