C99とはどう変わった?コミケ第100回(C100)参加マニュアル コミケのベテランも必見!

公開日:2022年6月15日 更新日:2022年7月16日

2022年6月10日、コミケを主催するコミックマーケット準備会はC100の詳細を発表した。記念すべき100回コミケ(C100)は、東京ビッグサイトにおいて2022年8月13日~14日の2日間開催される。今回も新C99同様にコロナ禍の影響を受けて規模を縮小して開催されるが、前回とはいったいどこがどう変わったのだろうか?

第100回を迎えるコミケに参加するには?

1975年に第1回が開催されたコミケは、2022年8月12日~13日にかけて、東京ビッグサイトにおいて記念すべき第100回(C100)を迎えることになった。

そのC100に関する詳細情報が、2022年6月10日、コミケを運営するコミックマーケット準備会から発表されている。

前回の新C99は、ワクチン・検査パッケージ(検温・ワクチン接種証明書やPCR検査陰性証明書、身分証明者の提示等)が導入されたほか、一般参加者の有料チケット制、2日間の短縮開催、1日当たりの参加者上限5.5万人、サークル数1日1万に限定。

さらに、東地区と西・南地区の移動制限、コミケカタログ販売なし、といった従来とは大きく異なる状況での開催であった。果たしてC100ではどんなルールに変更されたのだろうか?

■前回新C99の開催状況
【1】ワクチン・検査パッケージあり(検温・ワクチン接種証明書やPCR検査陰性証明書、身分証明者の提示等)
【2】一般参加者の有料チケット制(本来コミケは入場無料)
【3】2日間の短縮開催(C97は4日間開催)
【4】1日当たりの参加者上限5.5万人・2日間で11万人(C97は4日間で75万人)
【5】サークル数1日約1万(2日間で約2万)に限定
【6】東地区と西・南地区の移動制限
【7】コミケカタログ販売なし

●コミックマーケット準備会「『コミックマーケット100記念ロゴ』の公開」→こちら

C100では100回記念を盛り上げるためのロゴが作成されて公開されている。このC100記念ロゴは使用規約に反しなければ、誰でも自由に使用できるので、みんなでC100を盛り上げよう!

C99では、事前にチケットを購入した人だけが一般参加できた。当日は、指定場所で検温やワクチン接種証明書かPCR検査陰性証明書を提示、チケットをリストバンド型参加証に交換してから、待機列に並んで入場する方式だ(筆者撮影)

C100ではワクチン・検査パッケージが見送られた!

まず、C100での大きな変更点は「ワクチン・検査パッケージ」が実施されないことだ。ワクチン接種証明書やPCR検査陰性証明書などが不要になったのはうれしい限り。

ただ、新型コロナ感染防止対策として、マスク着用と検温は引き続き実施される予定となっている。また、万一のトラブルがあったときのために、健康保険証や身分証明書などは自主的に持参したほうが安心だろう。

次に、C99では西・南地区のワクチン・検査パッケージ会場としてTFT横のG1街区が、東地区用には東7ホールが割り当てられていたが、C100ではG1街区が使用できないため、西・南地区は南3-4ホールが検温&一般参加者待機列、西3-4ホールが一般参加者待機列場所となる。東地区はC99と同じく、東7ホールが検温とリストバンド型参加証の交換場で東駐車場が一般参加者待機列となる。

また、1日あたりの参加者総数上限は8~9万人に引き上げられ、2日間で16~18万人程度になる。サークル数は、検温と待機列で西3-4、南3-4ホールを使用してしまう関係もあり、C99同様の13日は約1万サークル、14日は約9,900サークルとなっている。そして、企業ブースは南1-2ホールに配置されるため、通常よりかなり狭くなってしまうことに。

なお、C99では午前中に東地区と西・南地区間のブリッジが閉鎖され移動制限されていた。これは午後には解除されたものの、C100では最初から自由に移動できることになっている。

●コミックマーケット準備会「コミックマーケット100の開催について(2022年6月10日)」→こちら

C100では南3-4と西3-4が検温&一般参加者待機列で使用されるため、サークル数は前回同様1日1万に限定されるほか、企業ブースも南1-2ホールのみと縮小されている(表はコミックマーケット準備会公式サイトを参考に編集部で作成)

TFTビル横のG1街区はC100では利用できないため、西・南地区の検温とチケットのリストバンド型参加証の交換は、西・南ホールで行われることなった。写真はC99のG1街区の様子(筆者撮影)

C99では午前中に東地区と西・南地区の連絡ブリッジが閉鎖され、両方の会場を自由に行き来できなかったが、C100では開場時から通行可能になる(写真はC99の午後の連絡ブリッジの様子・筆者撮影)

C100では「午後入場チケット」が追加された

C100ではほかにも大きな変更点がある。まず、一般参加者はC99と同じように事前にチケットを購入する必要がある。

チケットの種類は、東地区向けと西・南地区向けに分けられ、それぞれに「アーリー入場チケット」「午前入場チケット」が用意されるが、C100では新たに「午後入場チケット」が設定されることになった。

この「午後入場チケット」は、コミケ初心者やとりあえずコミケの雰囲気を味わいたい人向けで、午後からゆったり参加できるチケットとなる。また、更衣室の利用には「コスプレ一般入場チケット」が必要で、地区、日ごとに異なる地下っとが用意されている。

入場者総数が前回より増えているので、チケット発売枚数も多く、東地区、西・南地区どちらのチケットを購入しても、どこのホールにも行けるので、かなり自由度が上がっていると言えるだろう。

残念ながら今回もチケットの当日販売はなく、チケットを購入できなかった人は終日コミケ会場に入ることはできない。もちろん、午後からのフリー入場もないので注意しよう。

チケットの申込開始は7月上旬頃で、詳細は6月25日頃に発表される予定である。

なお、C99ではコミケカタログが販売されなかったが、C100では第100回を記念して冊子版(2,700円)が発売されることになったほか、会場では手提げ袋(大)が300円で販売される。ただし、DVD-ROM版カタログや、企業ブースパンフレットは発行されない。

●コミックマーケット準備会「コミックマーケット100 入場チケットの販売について」→こちら

C100に一般参加するには、日にちと入場時間帯、入場地区ごとに分かれたチケットを事前に購入する必要がある。当日はリストバンド型参加証に交換してから待機列に並んで入場する方式だ(写真はC99の様子・筆者撮影)

C100はC99に比べるとやや規模が拡大し、ワクチン・検査パッケージも実施されないことになったのは喜ばしい限り。それでも、コロナ禍前に比べるとまだまだ制約の多いコミケではあるが、記念すべき第100回となるC100をみんなの力でしっかり盛り上げていきたいものだ。

もちろん、コミケPlus編集部も総力を挙げてC100(東方Projectなど)を特集したコミケPlus 17号を2022年7月22日に発売する予定である。

●コミケPlusの最新情報に関しては→こちら

(文=いしばしいちろう)
イメージ写真はコミケPlus編集部提供

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