C101で注目のサークル紹介第5弾!コミケPlus編集部が選ぶC101注目サークル! 「メジャーで活躍しているボカロP」編

公開日:2022年11月24日 更新日:2022年11月23日

第101回コミケ(C101)は、2022年12月30日~31日の2日間、東京ビッグサイトで開催される予定だが、2022年11月11日にサークルの当落が発表され、参加サークルが確定している。そこで今回は、コミケ参加歴30年(個人的参加含む)のコミケPlus編集部員が、「メジャーで活躍しているボカロP」さんのサークルを紹介しよう。

広告

コミケットであの有名「ボカロP」に会える!?

2022年12月30日~31日の2日間、東京ビッグサイトにおいて第101回コミケ(C101)が開催されるが、それに先立ってコミックマーケット準備会は2022年11月11日にサークル参加の当落発表を行った。そこでここでは、コミケPlus編集部員が注目しているサークルを厳選して紹介したいと思う。

今回はゲームやアニメ、音楽配信サイトなどで活躍している「ボカロP」さんのサークルを紹介しよう。ハチと米津玄師のように、ボカロPと名義が違う人も多いので注意したい。

■ガルナ(オワタP)
【サークル名】がるなん.com
【参加ブース】初日(金):東N23a
●コミケWebカタログリンク→こちら
2007年からニコニコ動画に動画投稿を続けているガルナ(オワタP)さん。少し古いが「リンちゃんなう!」「パラジクロロベンゼン」など、300万再生を超える動画を見たことがある人も多いことだろう。ギャグ要素が強く、直感的に楽しめる楽曲が楽しいボカロPなのだ。

サークル「がるなん.com」(ガルナ(オワタP)氏のTwitterより)

 

■HoneyWorks
【サークル名】HoneyWorks
【参加ブース】初日(金):東A44a
●コミケWebカタログリンク→こちら
いまやメジャーシーンで知らない人はいないと言っていいほど大活躍しているHoneyWorksさんは、Gomさんとshitoさん、ヤマコさんのユニットサークルで参加する予定。告白実行委員会というシリーズではメディアミックスされ、ボカロPだったことすら知らない人も多いだろうが、現在は告白実行委員会シリーズが映像化され、声優さんが歌唱している動画投稿も行っている。

サークル「HoneyWorks」(Gom氏のTwitterより)

 

■家の裏でマンボウが死んでるP
【サークル名】家の裏でマンボウが死んでるP
【参加ブース】初日(金):東N12b
●コミケWebカタログリンク→こちら
一度聞いたら忘れないほどインパクトの強い「家の裏でマンボウが死んでるP」さんのサークル。名前が長いので“マンボウP”と呼ばれることが多い。家の裏でマンボウが死んでるPさんは作曲担当のタカハシヨウ氏と、イラスト担当の竜宮ツカサ氏のユニットサークル名。有名楽曲の「クワガタにチョップしたらタイムスリップした」は、奇抜なタイトルからは想像できないほどメッセージ性が強く、小説化もされている。

 

■鬱P
【サークル名】MY SONG IS SHIT
【参加ブース】初日(金):東N12a
●コミケWebカタログリンク→こちら
ボカロとメタルロックを融合させた楽曲を発表している鬱Pさんのサークル。明るい楽曲は少ないが、考えさせる歌詞や映像で印象に残っている人も多いのではないだろうか? 現在はアイドルグループ「Zsasz」をプロデュースしており、その多才ぶりには目を見張るものがある。

 

■ひとしずく×やま△
【サークル名】team OS
【参加ブース】初日(金):東N25b
●コミケWebカタログリンク→こちら
音楽で物語を表現したり、大人数で構成された楽曲を得意とする「ひとしずく」さんと「やま△」さんのユニットサークル。「soundless voice 」や新譜 「屍姫と復讐の王」などを発表している。ゲーム実況も配信しており、それがファンとの交流につながっている。

 

いかがだろうか? ボカロPからメジャーシーンへデビューする人が増えているが、デビュー後もコミケットに参加するクリエイターさんは意外と多い。さらに、最近ではCDデビューすることも少なくなり、音楽配信系のサブスクアプリでデビューしている人もいるのだ。

自分が好きなボカロPが有名になったとき、「この人ボカロP時代から好きだったんだよ!」とドヤれるように、しっかりとチェックしておこう。ちなみに筆者は米津玄師さんがハチさん時代からずっと注目しており、『あめふり婦人』とか『MAD HEAD LOVE』とかをよく聞いている。

(文=西澤浩一)
イメージ写真は筆者撮影