老舗同人印刷所の新企画がエモすぎる!しまや出版の昭和レトロな「ビデオテープケース入り同人誌」が話題に!

公開日:2022年9月10日 更新日:2022年9月9日

同人誌印刷の老舗「しまや出版」の公式Twitterから、新たな同人誌の企画が提案された。それは『ビデオテープケース入り同人誌』。懐かしさMAXのレトロな作り込みができそうな企画だが、その後、この企画はどうなったのだろうか?

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同人誌印刷の老舗「しまや出版」の公式Twitterから興味深いツイートがあり、ちょっとした話題となっている。まずはこのツイートを見てもらおう。


しまや出版のTwitterから、懐かしのビデオケースに入る”ビデオテープケース入り同人誌”の企画提案が行われたのだ。このツイートにいち早く反応したのが古参の同人作家たち。

「呪いのビデオで本を作ってみたい」「サメ映画のパロディとか面白そう」「アイドル物とか親和性が高いのでは」など口コミがバズり、なんと2022年9月9日の時点で2万5000RT、2万4000いいねを叩き出したのだ。

さて、その後のツイートを見てみよう。

商品化決定の具体的なRT数を聞いていなかったということで社長に確認すると、「100RT程度を想定していた」とのこと。これには担当者も思わず「桁が…違いますけど…」という反応に…。これによって「ビデオテープケース入り同人誌」の商品化がトントン拍子で決まったんだとか。

そもそも、しまや出版の社員が、なぜこのようなレトロなビデオテープケース入り同人誌を企画したのかというと、すでに布石があった。それは「カセットテープケース付き ブック」というアイテム。つまり、担当者は「カセットテープがいけるなら、ビデオテープもいけるのでは?」と思ったというわけだ。

●しまや出版「カセットテープケース付き ブック」→こちら

しまや出版 カセットテープ

こちらはすでに商品化されている「カセットテープケースに入ったミニブック」。同人誌の内容やデザインに凝りたくなってしまうエモい商品だ(しまや出版から転載)

担当者に話を聞いたところ、快くご連絡頂きました。

Q.どのような思いで企画をしたのでしょうか?

当社は来年55周年を迎えますが、社長とは50周年の頃から「同人誌印刷会社の老舗としても、温故知新を感じる企画を実現したいですね」という話しをしていました。老舗だからこそ「レトロものにも力を入れたい!」という強い想いも。そこで『カセットテープケース入り同人誌』をリリースしていたのもあって、次は「ビデオケース」をやりたいとずっと考えていました。『何か面白いことが出来たら楽しいな』『(個人的にも)もっと色々なカタチの同人誌が読みたいな。そして創作のお手伝いがしたいな』という想いがあり、今回の企画に踏み切った形です。

Q.企画を思いついたときには行けると思いましたか?

「一部の方々にしか興味を持ってもらえなかったらどうしよう…」「でも、きっとその極一部の方々には強く興味を持っていただけるハズ…!」と不安と期待が入り混じっていました。こんなギリギリの企画にGOサインを出してくれた社長の懐の広さにも感謝しています(笑)。

Q.今後も面白い企画を期待しています。

これからも尖った企画を考えてまいりますので、是非今後もご期待ください!

 

しまや出版は創業54年の老舗印刷所で、初期のコミックマーケットなどの同人誌印刷で有名な会社。同人誌印刷のラインナップだけを見ても10部から印刷できるオンデマンド印刷や、特殊紙のフルカラーセット、手のひらサイズのミニ本セットなど、さまざまなユーザーの要望に対応している。今後の新たな企画にも注目しよう。

ちなみにメッセージにある創業50周年記念本は、2018年にしまや出版から発売された印刷技術をこれでもかと詰め込まれた、さながら同人誌印刷所の見本誌のような豪華な壮丁の本のこと。気になる人は是非こちらもチェックしてみよう。

●しまや出版「しまや出版50周年記念誌」→こちら

(文=西澤浩一)
イメージ写真はしまや出版公式サイトより転載

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