老舗同人印刷所の新企画がエモすぎる!しまや出版の昭和レトロな「ビデオテープケース入り同人誌」が話題に!
同人誌印刷の老舗「しまや出版」の公式Twitterから、新たな同人誌の企画が提案された。それは『ビデオテープケース入り同人誌』。懐かしさMAXのレトロな作り込みができそうな企画だが、その後、この企画はどうなったのだろうか?
40歳以上のレンタルビデオ世代にクリーンヒット!
同人誌印刷の老舗「しまや出版」の公式Twitterから興味深いツイートがあり、ちょっとした話題となっている。まずはこのツイートを見てもらおう。
👩🏻🔧”ビデオテープケース入り同人誌”を商品化して受注したいです!
👽社長:ニーズあるの?
👩🏻🔧絶対にあると思います!
👽社長:じゃあRTがそこそこあったら良いよという事で、皆さんのお力で”ビデオテープケース入り同人誌”商品化になるかもしれません!よろしくお願いします!#そこそこっていくつだ pic.twitter.com/szKVK6guPa
— 同人誌印刷会社しまや出版【公式】 (@ShimayaTokyo) September 4, 2022
しまや出版のTwitterから、懐かしのビデオケースに入る”ビデオテープケース入り同人誌”の企画提案が行われたのだ。このツイートにいち早く反応したのが古参の同人作家たち。
「呪いのビデオで本を作ってみたい」「サメ映画のパロディとか面白そう」「アイドル物とか親和性が高いのでは」など口コミがバズり、なんと2022年9月9日の時点で2万5000RT、2万4000いいねを叩き出したのだ。
さて、その後のツイートを見てみよう。
👩🏻🔧社長!そこそこのRT数ってどれくらいですか?
👽社長:まぁ100RTくらいじゃない?
👩🏻🔧えっ?!桁が…違いますけど…
👽社長:えっ商品化決定!!!!🎉🎊✨
— 同人誌印刷会社しまや出版【公式】 (@ShimayaTokyo) September 6, 2022
商品化決定の具体的なRT数を聞いていなかったということで社長に確認すると、「100RT程度を想定していた」とのこと。これには担当者も思わず「桁が…違いますけど…」という反応に…。これによって「ビデオテープケース入り同人誌」の商品化がトントン拍子で決まったんだとか。
そもそも、しまや出版の社員が、なぜこのようなレトロなビデオテープケース入り同人誌を企画したのかというと、すでに布石があった。それは「カセットテープケース付き ブック」というアイテム。つまり、担当者は「カセットテープがいけるなら、ビデオテープもいけるのでは?」と思ったというわけだ。
●しまや出版「カセットテープケース付き ブック」→こちら
担当者に話を聞いたところ、快くご連絡頂きました。
Q.どのような思いで企画をしたのでしょうか?
Q.企画を思いついたときには行けると思いましたか?
Q.今後も面白い企画を期待しています。
しまや出版は創業54年の老舗印刷所で、初期のコミックマーケットなどの同人誌印刷で有名な会社。同人誌印刷のラインナップだけを見ても10部から印刷できるオンデマンド印刷や、特殊紙のフルカラーセット、手のひらサイズのミニ本セットなど、さまざまなユーザーの要望に対応している。今後の新たな企画にも注目しよう。
ちなみにメッセージにある創業50周年記念本は、2018年にしまや出版から発売された印刷技術をこれでもかと詰め込まれた、さながら同人誌印刷所の見本誌のような豪華な壮丁の本のこと。気になる人は是非こちらもチェックしてみよう。
●しまや出版「しまや出版50周年記念誌」→こちら
(文=西澤浩一)
イメージ写真はしまや出版公式サイトより転載
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