注目サークル「竹箒」の頒布物を紹介!奈須きのこ&武内崇のサークル「竹箒」がC100頒布物を発表!

公開日:2022年8月6日 更新日:2022年8月5日

2022年8月13日、14日に開催される、記念すべき第100回コミックマーケット(C100)。C100では有名サークルの参加が多く、なかでも「TYPE-MOON」を立ち上げた奈須きのこ氏と武内崇氏が主催するサークル「竹箒」の頒布物に注目が集まっている。そこで今回は、C100で絶対に手に入れたい「竹箒」の頒布物を紹介しよう。

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TYPE-MOONの前身「竹箒」の頒布物目当てで長蛇の列は確実!

1975年に始まり約47年の歴史を持つコミケ(コミックマーケット)は、いよいよ記念すべき第100回(C100)を迎える。開催日は2022年8月13日、14日の2日間で、会場はお馴染みの東京ビッグサイトだ。

もちろん、記念図べきC100に参加するサークルも超豪華。なかでも「TYPE-MOON」の前身となったサークル「竹箒」は、初心者にとっては伝説級だろう。ちなみに、商業名の「TYPE-MOON」との混同を避けるためサークル名は「竹箒」で統一している。

サークル「竹箒」は奈須きのこ氏と武内崇氏が主催する同人サークルで、コミケットには2000年のC58から2002年のC63にかけて参加していた。C58では『月姫~半月版~』、C59では完全版となる『月姫』が頒布され、その独特の世界観で話題となった。

その後、ファンディスク『歌月十夜』や渡辺製作所との共同制作の『MELTY BLOOD』を発表し、2003年にTYPE-MOONとして商業化している。

そして、TYPE-MOONは「Fate」シリーズや「魔法使いの夜」、「空の境界」など、多くの作品がゲームやアニメ、小説などさまざまなメディアで展開されてきたことは言うまでもないだろう。

そんなサークル「竹箒」が2002年以来、約20年ぶりにC100で復活するということで、多くのファンが注目している。それではさっそく注目の頒布物を確認していこう。

●サークル情報
「竹箒」
8/14(日) 東・シ64

頒布物①「型月稿本」1,500円

月姫(2000年)以降のTYPE-MOON、および関連作品で表に出てないような設定資料、ラフなど形になる前の草稿、同人誌のゲストイラスト、コメントカット、TYPE-MOON制作のドラマCD脚本などの細かな成果物を纏めた雑多本。(@takebouki_c100より転載
B5判 : フルカラー192P
頒布価格:1,500円
会場限定販売

C100 型月稿本

月姫からアルクェイド、プラネットワルキューレからTYPE-07、CANAANからカナンが描かれた表紙(画像は@takebouki_c100より転載

C100 型月稿本C100 型月稿本

表に出ていないような設定を集めさらに会場限定となると、これだけで争奪戦が起きるかも(画像は@takebouki_c100より転載

頒布物②「Avalon le Fae Synopsys」500円

「Fate/Grand Order」第2部第6章の制作前に、内部資料として作成したテキストの数々を1冊にまとめたプロット本。ゲーム本編の内容を補完出来る設定に加え、初期案も収録。(@takebouki_c100より転載
文庫サイズ(A6):モノクロ156P
頒布価格:500円
委託販売あり

C100 Avalon le Fae Synopsys

表紙にアルトリア(?)が描かれたFGOのプ設定がまとめられた、読み応えのありそうなプロット本(画像は@takebouki_c100より転載

C100 Avalon le Fae Synopsys
C100 Avalon le Fae Synopsys

中面はモノクロの文庫サイズの同人誌となっている(画像は@takebouki_c100より転載

頒布物③「Kaleido works」1,000円

2006年から2021年までの間に描いてきたゲスト原稿や、画集未収録の素材など57点を収録した雑多イラスト本。(@takebouki_c100より転載
A4判 : フルカラー68P
頒布価格:1,000円
委託販売あり

C100 Avalon le Fae Synopsys

さまざまなイラストが掲載されているゲスト原稿をまとめたもの。こちらも委託販売があるので助かる(画像は@takebouki_c100より転載

いかがだっただろうか? コミケット会場では上記3冊セットを3,000円で頒布するとのことなので、かなりの人数が訪れることは確実。また、「Avalon le Fae Synopsys」と「Kaleido works」はとらのあなとメロンブックスにて2022年8月4日、18時から委託販売されていたのだが、その日のうちに売り切れた。追加で受注生産を予定しているとのことで、予約できなかった人は今後の続報を待とう。
●とらのあな特設サイト→こちら

●メロンブックス特設サイト→こちら

(文=西澤浩一)
イメージ画像は画像は@takebouki_c100より転載