怒りも喜びも哀しさも全部ぶち込め。青春×ロックアニメ!【更新】【聖地巡礼】第23回24年4月スタートの春アニメ『ガールズバンドクライ』(通称:ガルクラ)– 川崎周辺を探訪!

公開日:2024年6月14日 更新日:2024年6月14日

数年前からファンの間では、作中に登場する地域を巡る“聖地巡礼”が定番イベントとなっている。そこで今回は、2024年4月からテレビ放送されているオリジナルアニメ『ガールズバンドクライ』を紹介したいと思う。放送前のMVなどから川崎が聖地ということはわかっていたのだが、現在進行系で聖地が増えており、今後もアニメが進行するにつれてこの記事も更新していきたいと思う。

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『ガールズバンドクライ』の聖地は路上ライブのメッカ「川崎」!

※第10話で登場した下北沢周辺などを追加(2024年6月14日)
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『ガールズバンドクライ』は、2024年4月5日よりTOKYO MXやBS11などで放送が始まったばかりのオリジナルTVアニメ。

老舗のアニメ制作会社「東映アニメーション」が制作しており、シリーズ構成には『ラブライブ!サンシャイン!!』や『僕の心のヤバイやつ』、『響け!ユーフォニアム3』を手掛けた花田十輝氏を起用。

音楽制作は 、Aimerやあいみょんなど多数のアーティストに楽曲提供しているagehaspringsの玉井健二氏と田中ユウスケ氏という超豪華な布陣となっている。

物語の主人公は不登校の末に高校を中退し、実家のある熊本から単身川崎に引っ越し、大学進学を目指す17歳「井芹仁菜(いせり にな)」。

鬱屈した毎日を送っていた仁菜だったが、川崎に来た初日に大ファンだったバンド「ダイヤモンドダスト」を電撃脱退した「河原木桃香(かわらぎ ももか)」の路上ライブを目撃する。

路上ライブに感動した仁菜だったが、桃香は実家の旭川に帰ると言う。そんな桃香を仁菜は一緒に路上ライブをやることで引き止め、新たなバンドを結成することに。

ドラムの「安和すばる(あわ すばる)」、キーボードの「海老塚智(えびづか とも)」、ベースの「ルパ」を迎え、目標が曖昧なままギクシャクとしたバンド「トゲナシトゲアリ」が始まるというストーリーだ。

『ガールズバンドクライ』の聖地は、放送前に公開されていたMVから川崎周辺ということは判明していたのだが、話数が進むにつれて聖地の数も増えている。

また、牛丼の吉野家や島村楽器など、実在する施設や店舗でコラボが行われ、今まさに大きな盛り上がりを見せている。今回は広範囲を回ってきたので、聖地巡礼の参考にしてほしい。

●ガールズバンドクライ公式サイトは→こちら
●Amazonプライムビデオ『ガールズバンドクライ』は→こちら

川崎&諏訪はマナーを守って聖地訪問を!

『ガールズバンドクライ』の舞台となっている川崎は、日本有数の繁華街なので、常に人が多く行き交っている。また、駅の北側には住宅街が広がっており、静かに訪問するようにしよう。今回追加した諏訪も観光地ではあるが、『ガルクラ』ファンなら作品の評判を貶めないよう、十分に気を付けて聖地を楽しんでほしい。

聖地巡礼の注意!
聖地巡礼には必ず下記を遵守し、周辺住民の迷惑にならないようにしよう。
1.景観を荒らさず、環境を保つ(ゴミなどは持ち帰る)
2.立ち入り禁止&撮影禁止の場所を事前に確認し、私有地には勝手に立ち入らない
3.住宅街では騒がず静かに! 撮影も速やかに済ませること
4.写真をSNSなどにアップするときは、写っている人物にボカしをかけてプライバシーに配慮する

【更新】■下北沢ClubQue

第10話でトゲナシトゲアリがライブを行っていたライブハウスは、「下北沢ClubQue(くらぶきゅー)」がモデル。下北沢も川崎と並んでライブハウスが多い地域なので、トゲナシトゲアリも精力的に活動を行っていることが分かる。

下北沢ClubQueは駅から近く、京王井の頭線下北沢駅の東口を出て徒歩4分程度の場所にある。ちなみに、仁菜たちが住んでいる川崎からはJRで品川から渋谷に移動して、京王井の頭線で下北沢駅に行くのが最短経路となっている。

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下北沢ClubQueは下北沢BIGBENというビルの地下1Fに入っている。見逃さないようにしよう(筆者撮影)

【更新】■下北沢南口商店街

第10話でトゲナシトゲアリがライブ終わりにいたところが「下北沢南口商店街」だ。交差点に遮断器があって不思議に思った人もいたかと思うが、実はリアルに設置されている遮断器なのだ。

この場所でメンバーたちがルパのファンサを待っていると、スカウトに声をかけられるという重要シーンで登場するので、ぜひとも訪れたい聖地だろう。

ちなみに、この遮断器は2022年7月頃に設置されたようで、それまではビルと同じイギリスにあるBIGBENを模した時計塔が設置されていたらしい。

下北沢南口商店街は、京王井の頭線下北沢駅の東口から出てすぐなので迷うことはない。遮断器がある交差点は駅から徒歩3分程度の場所にある。

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この遮断器がある交差点がメンバーがルパを待っていた場所。BIGBENの近くなのですぐ分かるだろう(筆者撮影)

【更新】■えくぷり

「えくぷり」は第10話でトゲナシトゲアリがスカウトされた後、そのスカウトから詳しく話を聞いていた喫茶店だ。ビルの3Fにあるため、作中でも人通りは見えないようになっていた。

店内の再現度も非常に高く、メンバーが座っていた場所も実際にあるのだ。えくぷりはホットサンドが有名な喫茶店で、ドリンクセットが1,000円とリーズナブルに楽しめる。なお、Instagramでえくぷりがガルクラに登場することを投稿をしているぞ。

えくぷりは京王井の頭線下北沢駅から徒歩3分程度。先程の下北沢ClubQueから近いので打ち合わせにはうってつけだろう。

 

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えくぷり/ホットサンド専門カフェ/下北沢(@ekupuri.cafe)がシェアした投稿

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えくぷりの入口はビルを回り込んだところにある。お店は3Fなので階段を登っていこう(筆者撮影)

【更新】■ミカン下北の階段

えくぷりでスカウトから詳しい話を聞いたメンバーが、最終的にたどり着いた打ち合わせ場所が「ミカン下北の階段」だ。お金がかからない場所なので、バンドマンにはぴったり。

作中に登場した階段は、京王井の頭線下北沢駅東口からすぐ路地に入って2分程度歩くと右手側に見えてくる。常に人が座っているので、人が少ない時間帯を見つけて撮影するといいだろう。

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ミカン下北の階段はいつも人が座っている。夜中も誰かしらいるので、無人で撮影するのは難しいだろう(筆者撮影)

【更新】■JR熊本駅

第10話で、仁菜が実家のある熊本へ帰る際に登場した「JR熊本駅」。この写真は筆者が2019年に行ったときに撮影したものだ。

仁菜がいたのは三角線と豊肥本線・鹿児島本線が発着する1-3番線ホームで、2番ホームは切欠きホームとなっている。写真で見ると分かるが、ホームの真ん中で線路が途切れた部分までが2番ホームとなっている。

JR熊本駅には東京からだと新幹線で5時間以上、飛行機を使っても3時間以上かかるので、長期旅行となる。筆者もいつか聖地巡礼に行こうと思っている場所だ。

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JR熊本駅は都内ではあまり見ることのない切り欠きホームになっていた。これは支線用に作られることが多い(筆者撮影)

■Zepp Haneda

第8話で桃香が仁菜を連れてきたライブハウスは「Zepp Haneda」がモデル。桃香がかつて所属していた「ダイヤモンドダスト」のライブを見せ、“売れるために自分のやりたかったことを曲げなければならない”と桃香が仁菜を諭すシーンが印象的。

Zepp Hanedaは、2023年11月に全面オープンした「HANEDA INNOVATION CITY」という複合施設内にある。最寄り駅は「東京モノレール天空橋駅」と「京急天空橋駅」で、駅と施設が直結しているためスムーズにアクセス可能だ。

HANEDA INNOVATION CITYにはホテルや飲食店、ライブハウス、医療施設、公園などがあり、1日中いても飽きないニュースポット。聖地巡礼のついでに観光で寄ってみるのもアリだろう。

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作中で印象に残っている「H」の看板は、HANEDA INNOVATION CITYの1Fにある駐車場のゾーン標識。Zepp Hanedaの近くから駐車場に入るとすぐに見つかるぞ(筆者撮影)

■多摩川スカイブリッジ

第8話で桃香の運転する軽トラで、仁菜と帰る際に渡った橋が「多摩川スカイブリッジ」だ。仁菜が桃香に告白し、桃香が号泣する印象的なシーンで登場するためファンなら車で渡りたいところ。

多摩川スカイブリッジは、羽田地区と川崎地区を結ぶ巨大な橋で2022年に開通。多摩川のもっとも下流に掛かっているため全長674mと長く、急な登り坂で空へ向かっていくような気分を味わえる。

多摩川スカイブリッジへは、先程のHANEDA INNOVATION CITYから徒歩15分程度。橋を渡るには10分程度かかる。交通量が多いのだが車道以外に、歩道と自転車が整備されているのでゆっくり渡れるだろう。

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多摩川スカイブリッジは2022年に開通した登り坂が急な長い橋。眺めもよく、歩道や自転車専用道路もあるので、行きたくなる聖地だ(筆者撮影)

■多摩川見晴らし公園

「多摩川見晴らし公園」は、作中で仁菜がギターを練習しているシーンなどで何度も登場している。そのため、マストで訪れたい聖地のひとつだろう。実は今回、最初に川崎を訪れた際に行きそびれてしまったため、リベンジしてきたのだ。

多摩川見晴らし公園は多摩川の川岸にある公園で、幅の広い階段が特徴。多くの人たちが階段に座り談笑している姿を見かけた。堤防の上に登るととても見晴らしが良く、空を広く感じることができる気持ちのいい場所となっている。

多摩川見晴らし公園はJR川崎駅から徒歩15分程度かかる。タイミングが合えば8分程度で到着できるバスもあるので、調べてから行くといいだろう。

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MVなどでも登場する多摩川見晴らし公園。その名前通り、見晴らしが非常によく、多くの住民に愛されている公園だ(筆者撮影)

■神明町児童遊園

第9話で智とルパが、仁菜の演奏するギターを聞いた公園は、河原町団地のすぐ横にある「神明町児童遊園」。仁菜のギターを智に初めて披露した場所で、本当の意見を言えなかった智の葛藤が見えるシーンとして覚えている人も多いだろう。

実際の藤棚はそこまで広くないので3人も入ると窮屈な印象だ。せっかくなら藤の花が咲いている時期に来たかった……。

神明町児童遊園はJR川崎駅から徒歩20分以上かかる。タイミングよくバスを利用しても12分程度かかるので、歩いたほうが早いかもしれない。

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公園の藤棚は印象よりも小さいイメージだった。団地の子どもたちが遊んでいることが多いので、撮影には注意しよう(筆者撮影)

■矢向湯

こちらもリベンジしてきた聖地。第6話で仁菜、桃香、すばるの3人で立ち寄った銭湯が「矢向湯」。地元の人たちに愛されている銭湯なので、聖地巡礼する際は迷惑にならないように気をつけよう。

矢向湯には仁菜、桃香、すばるのタテカンが設置されている場所なので、ここもマストで訪れたい聖地。矢向湯へはJR矢向駅から徒歩6分程度でたどり着けるぞ。

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矢向湯は昔ながらの銭湯なので、大勢で押しかけるのはやめたほうがいいだろう(筆者撮影)

■諏訪中央駐車場

第7話では、5人のバンドとして動き出した仁菜たちが諏訪でのライブを行うために車中泊をするが、その場所が「諏訪中央駐車場」である。ここは30台以上駐められる広めの駐車場で、1時間150円という激安駐車場。諏訪中駐車場は幹線道路となっている国道20号沿いなので、車中泊車の騒音が気になるかも……。

諏訪中央駐車場へはJR上諏訪駅から徒歩8分ほどかかる。車の場合は、中央自動車道諏訪ICから15分程度と非常に立地の良い駐車場だ。

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諏訪中央駐車場は広くて格安な駐車場なので、お金のないメンバーにはピッタリ! 駐車場の向かいにある手湯は温かい温泉が出ているので、ついでに観光してみるといいだろう(筆者撮影)

■ようこそ、諏訪の国へ看板

諏訪を訪れた際に印象的に差し込まれる「ようこそ、諏訪の国へ」という看板は、JR上諏訪駅のロータリーを超えた向かいにある。高さ2m、横3m弱の大きな看板だ。

JR上諏訪駅を出ると目の前にあるのだが、ロータリーが広大なので意外と見つけにくいかも……。

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こちらがJR上諏訪駅の目の前にある大きな看板。作中ではこの看板に花火大会のポスターが貼られているぞ(筆者撮影)

■上諏訪clubrockhearts&焼鳥旬魚 二鳥目

「上諏訪clubrockhearts」はメンバーがライブを行ったライブハウスなので、ファンならマストで訪れたい聖地。さらに同じビルに飲み会を開いた「焼鳥旬魚 二鳥目」も入っているので一緒に回るといいだろう。

作中では、両店舗ともビルの外観や内装まで忠実に描かれており、その再現性に驚いたほど。ちなみにビル名は「ヤマトビル」である。

上諏訪clubrockheartsと焼鳥旬魚 二鳥目へは、JR上諏訪駅から徒歩5分程度でたどり着ける。

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上諏訪clubrockheartsは、いろいろなお店が入っている雑居ビルなので、聖地巡礼をする際には周囲に配慮しよう(筆者撮影)

■開運碑

仁菜とライブハウス上諏訪clubrockheartsの店員ミネが、路上で立ち話をしていた場所が「開運碑」周辺だ。この開運碑は上諏訪clubrockheartsの目の前にあるため、ビルから出てきた直後なのも時系列が分かりやすい。

ミネが昔のことを仁菜に語っている重要なシーンで登場するので、ここもマストで訪れよう。開運碑は上諏訪clubrockheartsの目と鼻の先にあるぞ。

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通りの中ほどにある開運碑。ライブハウスが入っているビルの目の前にあるので、すぐわかる(筆者撮影)

■柳並公園

仁菜が上諏訪clubrockheartsから諏訪湖まで走った際に通ったのが、この「柳並公園」付近だ。柳並公園はJR中央本線をまたぐ大手町踏切の近くにあるので、すぐに気がついた人も多いだろう。

このシーンのおかげで仁菜が走ったルートが大まかに分かるが、走り出した方向を考えると実は走っている方向が逆なので、仁菜の方向音痴が表現されていると筆者は考えている。

ちなみに、先程の開運碑から諏訪湖まで最短で900mほど離れているので、一般人でも十分に走破可能だ。

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仁菜が右奥から手前へと爆走しているが、スタート方向を考えると逆方向に走っていることになる……。この後「湖どっちですか?」というセリフがあるので、おそらく道に迷っていると思われる(筆者撮影)

■石彫公園

「石彫公園」は諏訪湖の湖畔にある公園で、仁菜が走った先でたどり着いた場所だ。作中では諏訪湖の花火が開催されていて、とても美しい景色が広がっていた。

石彫公園という名前の通り公園内には特徴的な造形の石彫が多数配置され、作中ではその風景が忠実に再現されていた。そのため、公園内で石彫を見たことがある人は、すぐに聖地の場所が分かるだろう。

ちなみに、2024年の諏訪湖の花火大会は8月15日(木)に開催される予定なので、作中のシーンを完全再現したいなら行ってみてもいいだろう。

石彫公園はJR上諏訪駅から徒歩18分程度かかるが、道すがら「諏訪湖はこちら」という案内があるので道に迷うことはない。

●諏訪湖の花火公式サイトは→こちら

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特徴的な石彫が並ぶ石彫公園。諏訪湖のほとりにある公園なので、とても風が強かった。諏訪湖の花火の日には、きっと大勢の人が訪れることだろう(筆者撮影)

■JR川崎駅

第1話で仁菜が迷った挙げ句、ようやく到着した駅が「JR川崎駅」だ。

新幹線で熊本から品川まで移動する予定だった仁菜が、寝過ごしてしまい東京駅まで行くことに。その後、首都圏の路線網に迷い、川崎には夜の到着となる。

JR川崎駅は、JR東京駅から京浜東北線で30分程度で到着できる。東京観光のついでに立ち寄れる聖地だ。ちなみに上野東京ラインを使うと20分程度で着くので、時間が合えばこちらがおすすめ。

JR川崎駅は東海道本線、上野東京ライン、京浜東北線、南武線が交わる巨大なターミナル駅。京成電鉄への乗り換えもあり、かなりの人でごった返している(筆者撮影)

■川崎ダイス

OPに登場するシーンでビルの特徴的な看板から、「川崎ダイス」がすぐに分かるだろう。

川崎ダイスは駅前にあるショッピングモールで、飲食店、本屋、映画館などが入った複合施設だ。今後もメンバーの打ち合わせなどで登場するかもしれない。

川崎ダイスは、JR川崎駅東口から伸びる地下街アゼリアと直結しているので、迷うことはないだろう。

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川崎ダイスは映画館や飲食店が入っている巨大な複合施設。日中は多くの人で賑わっている(筆者撮影)

■CLUB CITTA’

「CLUB CITTA’」はOPですばるが登場する場所のモデルだ。外観は登場しないので、CLUB CITTA’の内部を見たことがある人だけがわかるマニアックな聖地のひとつとなっている。

CLUB CITTA’は収容人数1,300人と大きめなライブハウスなので、主人公たちの初心者バンド「トゲナシトゲアリ」が出演することがあるのか、気になるところだ。

CLUB CITTA’はJR川崎駅東口から、徒歩10分程度で到着できる。実際に歩くと意外と遠いので、ライブ時間に間に合わずダッシュしたことがある人がいるかも……。

ガールズバンドクライ 聖地巡礼

CLUB CITTA’はほぼ毎週ライブが行われている超有名ライブハウス。撮影した日も、ほかのアーティストのライブの開場を、多くのファンが待っていた(筆者撮影)

■川崎駅前東交差点

OPの最後のシーンで、交差点でメンバーがポーズを取っている場所が「川崎駅前東交差点」の真ん中だ。

この交差点はスクランブル交差点なので、友だちと同じ構図で撮影することも可能だぞ。青信号の時間は長くないので、撮影する際には注意しよう。

川崎駅前東交差点の場所は、JR川崎駅東口を出て、バスロータリーと京急線の高架を超えた先にあり、徒歩数分で到着する。

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スクランブル交差点となる川崎駅前東交差点。OPのシーンと同じような写真を撮ることも可能だ(筆者撮影)

■アパマンショップ川崎北口店

仁菜が訪れたときに営業時間外だった不動産は「アパマンショップ川崎北口店」がモデル。不動産は閉店時間が早いイメージで、こちらのアパマンショップ川崎北口店も19時には閉店している。

アパマンショップ川崎北口店はJR川崎駅の東口から出て、徒歩2分程度でたどり着くことができる。

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夜中にたどり着いた仁菜が、閉店してうなだれていたところがここ。駅前なので利便性は高そう(筆者撮影)

■川崎アゼリア

JR川崎駅に直結している地下街「川崎アゼリア」は、入口のエスカレーターや地下街の喫茶店などが作中で頻繁に登場している。ファンならマストで行くことになる聖地だろう。

川崎アゼリアは広めの地下街で、飲食店を中心に無印良品やアパレル、鉄道模型のポポンデッタなど、バラエティに富んだ店舗が入っている。

川崎アゼリアはJR川崎駅東口を出ると、そのまま地下へ降りるエスカレーターがあるので、初めてでも迷うことはない。

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JR川崎駅東口の眼の前には、アゼリアへの地下入口がある。仁菜が走り回っていた場所がここだ(筆者撮影)

■丸福珈琲店 川崎アゼリア店

川崎の地下街アゼリアにある「丸福珈琲店 川崎アゼリア店」は、初めて来た川崎で仁菜がどうしようかと悩んでいる喫茶店として登場している。作中にロゴが登場しているため、すぐに分かった人も多いだろう。

この喫茶店で桃香が路上ライブを行うという情報を見たことで、物語が大きく動き出すのだ。

丸福珈琲店 川崎アゼリア店はJR川崎駅東口のアゼリア入口から、徒歩数分でたどり着ける。

ガールズバンドクライ 聖地巡礼仁菜がうなだれていたり、メンバーで相談していた喫茶店が丸福珈琲店。この特徴的なキャラクターですぐ分かる(筆者撮影)

■川崎駅東口駅前広場

現実でも路上ライブが行われている「川崎駅東口駅前広場」は、印象深い聖地のひとつ。仁菜が桃香の路上ライブを初めて見た場所であり、初めて仁菜と桃香が歌った場所でもある。

平日でも夕方から夜にかけて、土日・祝日は昼から路上ライブが頻繁に行われており、撮影するタイミングが難しい場所でもある。

JR川崎駅の東口を出てすぐの場所なので、迷うことはないだろう。巨大な石敢當があるので、それを目印にしよう。

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桃香や仁菜が路上ライブを行った場所が、この東口広場。撮影に行った日にも3組ほど同時にライブをしていて、撮影に苦労した(筆者撮影)

■川崎駅前仲見世通り

1話で仁菜と桃香がほかのバンドマンから逃げるシーンで登場する商店街が「川崎駅前仲見世通り」。

仁菜たちは、追手を巻くために細い路地に逃げ込んでいるが、その細い路地も実在している。

川崎駅前仲見世通りは銀柳街というほかの商店街とクロスしている通りのひとつで、細かい路地が特徴。飲食店が多く、金曜日や週末にはとても賑わっている。

JR川崎駅の東口から、大きなさくら通りの向かい側なので、徒歩数分でたどり着けるだろう。

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細い路地を利用して追手を巻いていた仁菜と桃香。実際の路地に入って散策してみるのも面白い(筆者撮影)

■セルビアンナイト

「セルビアンナイト」は5話で仁菜、桃香、すばるの3人でライブを行ったライブハウス。EDに協力でクレジットされているので、作中ではライブハウスへの階段やステージも忠実に描かれていた。

ビルの1Fにパチスロが入っているので、そこを目指すと分かりやすいだろう。セルビアンナイト川崎はJR川崎駅の東口から、徒歩5分程度で到着する。

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通りには看板が出ているが英語表記なので見逃さないように。筆者は見つけられず、何度か素通りしてしまった……(筆者撮影)

■チネチッタ通りの門

「チネチッタ通りの門」は桃香がティッシュ配りをしているしているシーンで登場している。

門の位置はもちろん、大きな看板の位置など細かい部分が一致しているため、キャラクターをよりリアルに感じるのだ。

ちなみに、チネチッタ通りの門は2カ所あるので、探してみよう。JR川崎駅からは東口から徒歩4分程度で到着する。

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桃香がバイトでティッシュ配りをしていたのが、この門の下。休日は車が入れなくなるため人通りが多く、ティッシュ配りには最適だろう(筆者撮影)

■元木町交差点の歩道橋

1話で仁菜と桃香が走って、ほかのバンドマンから逃げ切った先が「元木町交差点の歩道橋」。

この歩道橋は上空から見ると「エ」という形をしている珍しい歩道橋で、交差点の真ん中から道路を眺めることができる。作中では夜に車が流れていく様子が、美しい描写で描かれている。

川崎は幹線道路が多く、意外とたくさんの歩道橋が設置されている。作中でもいくつかの歩道橋が登場しているので、じっくり回ってみよう。

先程の仲見世通りから徒歩15分以上離れているので、かなりの距離を走ったことになる。歩道橋からニトリ 川崎元木店の巨大な看板が見えるため、ここを目印に向かうといいだろう。

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作中では緑色の巨大な看板が描かれているため、だいたいの場所が分かる。この歩道橋は形が特徴的で、交差点のど真ん中に行けるため、通行車の様子がよく見える(筆者撮影)