政府が5月から新型コロナウイルスを「5類」に変更!第102回コミックマーケット(C102・夏コミ)の参加者数が大幅に増える!? - 準備会がC102情報を更新!
第102回コミックマーケット(C102・夏コミ)は23年8月12日~13日の2日間、東京ビッグサイトにおいて開催される予定だが、コミックマーケット準備会は23年2月17日に全参加者へ向けた留意事項を更新した。これは、政府が新型コロナウイルスを5月から「5類感染症」に引き下げると発表したことを受けたもので、C102の参加者数も大幅に引き上げる可能性があるという。果たしてC102はどうなるのだろうか?
新型コロナウイルスが「5類感染症」に変更されることで、C102は大きく変わる!!
2023年8月12日~13日に東京ビッグサイトで第102回コミックマーケット(C102・夏コミ)が開催されることは皆さんご存じだろう。当初の発表では、C102の1日あたりの参加者数はC101より増やして、12万6,000人にする予定であった。
そのようななか、コミックマーケット準備会は23年2月17日に全参加者へ向けた留意事項「コミックマーケット102(及び今後の開催)のご案内」を更新した。これは、23年1月27日に日本政府コロナ対策本部が、新型コロナウイルスを現在の「2類」相当から季節性インフルエンザと同等の「5類」に変更するという方針を発表したことを受けたものだ。
●内閣府「新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更等に関する対応方針について」→こちら
●コミックマーケット準備会「コミックマーケット102(及び今後の開催)のご案内」→こちら
【場所】東京ビッグサイト(全館使用)
【開催時間】
・出展サークル:10時30分~16時
・企業ブース:10時30分~16時
・更衣室:10時30分~17時(2日目は16時)
【参加目標人数】約12万6,000人(増やす方向で検討中)
【サークル参加者数】C101では1日1万(増やす方向で検討中)
【コミケカタログ】冊子版は7月中旬に発売予定(DVD-ROMカタログは未定)
C102では検温やマスク着用などが緩和され、参加者数が1日当たり12万6,000人より増える可能性も!
ここ数年、コミックマーケットは新型コロナウイルスの影響を受けてきた。C98は中止となり、再開されたC99・C100・C101では開催日数を減らして参加者数の制限を行ったうえで、有料チケット制を導入。
さらに会場では入場時の検温や手指の消毒、屋内でのマスク装着などをお願いするなど、新型コロナウイルス対策に細心の注意を払ってきた。
ところが、日本政府が新型コロナウイルスの扱いを23年5月7日から「2類」から「5類」に変更するという発表を受けて、コミックマーケット準備会でもC102の開催について柔軟な対応を取れるように準備しているという。
今回、コミックマーケット準備会が発表した「コミックマーケット102(及び今後の開催)のご案内」によると、まず、入場時の検温や屋内でのマスクの着用、連絡先の確認などが大幅に緩和される可能性があるとしている。
また、参加者の人数についても、現状は東京ビッグサイトの最大収容人数が1日あたり12万6,000人だが、この入場者制限がなくなるため、1日あたりのサークル数と入場者数を増加できるよう検討中とのことだ。
もし、C102開催時に東京ビッグサイトの入場者制限が撤廃されれば、2019年の冬に行われたC97以来となる。このときは参加サークル数3万2,000。参加者総数は4日間で史上最高の75万人(1日あたり約19万人)を記録しているのだ。
C97のように盛り上がったコミケットが再び復活すると想像するだけでワクワクするが、C99以降は有料チケット制の導入や入場時間の分散が成功しており、このあたりがどのようになるのか、今後の発表を待ちたいと思う。
イメージ写真は筆者撮影
編集・ライター。アニメやゲーム、ニコニコ動画関連書籍の編集に携わり、今ではオーディオ、生活雑貨、マネーなどさまざまなジャンルに手を広げている。コミックマーケットには一般・サークルでの参加経験あり。趣味はゲーム、マンガはもちろん映画鑑賞も。一人旅も好きで移動方法は主に鉄道(乗り鉄)である。