Amazonで注文した企業ブースパンフは高級感があった!実際にAmazonでC101の企業ブースパンフレット(冊子版)を入手してみた!

公開日:2022年12月23日 更新日:2022年12月22日

2022年12月30日~31日に予定されている第101回コミックマーケット(C101・冬コミ)も、開催まであと1週間を切った。C101では専門書店での企業ブースパンフレット(冊子版)配布は行われないが、新たな試みとしてAmazonの「Kindle direct Publishing」を利用した電子書籍版と冊子版の企業ブースパンフレットが無料で入手できるようになっている。そこで今回は、実際にAmazonで注文した企業ブースパンフレット(冊子版)が、コミケPlus編集部に届いたので、いったいどんなものなのかじっくりと紹介しよう。

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AmazonでC101の「企業ブースパンフレット(冊子版)」が無料で送ってもらえるの知ってた?

いよいよ開催まであと1週間を切った第101回コミケット(C101・冬コミ)だが、今回は専門書店で企業ブースパンフレットの配布は行われない。

もちろん、コミケWebカタログで企業ブースの情報は検索できるのだが、C101ではコミケット公式サイトでPDF版の企業ブースパンフレットが入手できるようになっているほか、新たな試みとしてAmazonの「Kindle direct Publishing」を利用した電子書籍版と冊子版の企業ブースパンフレットが無料で入手できるようになっている。

Amazonで入手できる企業ブースパンフレットの電子書籍版は、すぐパソコンなどで見ることができるが、冊子版のほうは送料込みで価格が871円と表示されている。だが、これはクーポンコードを入力することで無料で送ってもらうことができるのだ。

AmazonからC101の企業ブースパンフレットを入手する方法については、すでにオタスポガイドでも詳しく紹介しているので、まずはこちらの記事を確認してもらいたい。

第101回コミケ(C101)の企業ブースパンフレット配布開始、Amazonから冊子版を無料で入手する方法!

Amazonで注文した「企業ブースパンフレット(冊子版)」は、表紙が厚紙で映画パンフレットのような高級感があった!

さて、12月22日、Amazonで注文した企業ブースパンフレット(冊子版)がコミケPlus編集部に届いた。開封して最初に感じたのは、“思ったよりしっかり作られているな~”である。表紙には厚紙を使い、中面もなかなか上質な紙を使っているのだ。

また、綴じ方も以前の企業ブースパンフレットはホッチキスによる中綴じでカジュアルな印象だったが、C101の企業ブースパンフレット(冊子版)は平綴じという背の部分を特殊なノリで綴る製本。これで本としての強度が増しているほか、グレードもいつもより高いものに感じられる。

C101企業ブースパンフレット1

Amazonで本を注文すると届けられるこのいつものパッケージ。宅配扱いだったで受け取りにやや手間取ってしまった。無料で届けられたのでちょっと得した気分に……(筆者撮影)

C101企業ブースパンフレット2

こちらが、企業ブースパンフレット(冊子版)の表紙。シアン、マゼンタ、イエローのシンプルなデザインだが、いつものような派手なイラストがないのはちょっと寂しい気もする……(筆者撮影)

C101企業ブースパンフレット3

写真だとわかりにくいが、表紙は厚い紙でとてもしっかりした作りになっている。まるで映画のパンフレットのようだ(筆者撮影)

C101企業ブースパンフレット10

綴じ方も、中綴じではなく平綴じという方式になっておりノド(内側)部分は多少見にくいが、本としての強度は高めだ(筆者撮影)

C101企業ブースパンフレット5

裏表紙(表4)にはAmazonの管理用にISBNバーコードが表示されている。企業ブースパンフレットにISBNが記載されたのは、おそらくこれが初めてだろう(筆者撮影)

Amazonから無料で送られてきた企業ブースパンフレット(冊子版)は、意外にもしっかりとした作りで、イメージとしては映画用のパンフレットに近い感じだった。

そこで気になるのが「以前の企業ブースパンフレットと比較してどうなのか?」ということ。そこで今回はC97(2019年の冬コミ)企業ブースパンフレットと比較してみたいと思う。

まず、C97の企業ブースパンフレットは表紙はウエダハジメ氏(サークル:貧血エレベーター)が表示イラストを担当しており、かなり派手な感じ。誰が表示イラストを担当するのかも、毎回楽しみだった。

C101企業ブースパンフレット6

C97とC101の企業ブースパンフレットを比較してみよう。ちなみに、C97は2020東京オリパラの影響で使える会場が縮小されたため、なんと4日間も行われている(筆者撮影)

C101企業ブースパンフレット11

厚さを比較してみよう。上がC97で下がC101の企業ブースパンフレットになる。C101の方がやや厚いがページ数は28ページしかなく、C97は薄いもののページ数は52ページもある!(筆者撮影)

C101企業ブースパンフレット13

次に中面の企業ブース紹介枠を比較しよう。左がC101で右がC97である。C97では144社が参加していたこともあり1枠が小さいのに対し、C101では3倍の枠があり出展情報まで細かく書いてある(筆者撮影)

C101企業ブースパンフレット12

上写真はC97の企業ブースパンフレットだが、広告ページがとても充実していて新商品を確認することができた。これに対し、C101の企業ブースパンフレットには広告ページがひとつもないのである(筆者撮影)

いかがだろうか? 昔の企業ブースパンフレット(冊子版)は結構ペラペラで、現地で使い潰すイメージだったが、C101のほうは妙にしっかりとした作りで高級感があり、「現地で雑に扱って汚してしまうのはもったいない!」という感じもする。

コミケット当日は、電子書籍版をプリントしたものやコミケWebカタログをプリントしたものを使うようにすればいいだろう。

(文=西澤浩一)
イメージ写真は作者撮影