貴重品なブリキのおもちゃを探すなら!もはや昭和の博物館!?「まんだらけ中野店 変や(へんや)」でタイムスリップ!

公開日:2022年10月25日 更新日:2022年10月25日

中野ブロードウェイには「まんだらけ」だけで30店舗以上も入っているが、なかでも貴重なブリキのおもちゃなど、昭和レトログッズを中心に取り扱っているのが「まんだらけ中野店 変や(へんや)」だ。とにかく「変や」はその入り口からしてかなり変! 鳥居を抜けると、そこはもはや昭和の博物館といった雰囲気なのである。

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わくわくする入り口の鳥居をくぐれば、そこは昭和ワールド!

中野ブロードウェイ4Fにある「まんだらけ中野店 変や(へんや)」を訪れるなら、3Fから4Fへの移動は、ぜひとも「変や」の正面に出る階段を利用して欲しい。なぜなら、階段から徐々に「変や」の入り口が見えてくる様子は、何度訪れてもワクワクするからだ。

ちょっと怪しい雰囲気の鳥居を潜って「変や」の店内に入ると、左手に待ち構えているのは巨大なバロム・1立像だ。想像以上に大きくてインパクトがあるで、初めて訪れる人は思わず見上げてしまうだろう。

まんだらけ中野店 変や 外観

これがまんだらけ中野店 変やの入り口。ズラリと並んだ鳥居が、すでに普通の店舗ではないことを教えてくれる(筆者撮影)

まんだらけ中野店 変や バロム・1

店内に入ってすぐ左手に展示されている巨大なバロム・1立像。これを見るために、わざわざ「変や」に立ち寄ってしまう人も多いのだとか……(筆者撮影)

まんだらけ中野店 変やは戦前・戦後、昭和レトログッズがメインの店舗。ブリキのおもちゃやキャラクター物のおもちゃが人気で、鉄人28号、月光仮面、ウルトラマンといった初期ヒーロー物のラインナップはかなり充実している。

とく、年代物のブリキのおもちゃは箱が揃っている美品は珍しいが、「変や」に行けば当たり前に揃っているのだ。これだけでも見に行く価値があるだろう。

まんだらけ中野店 変や ブリキ

年配のオタク層には非常に人気の高い鉄人28号のブリキのおもちゃ。さまざまなバージョンが箱付きで揃っている(筆者撮影)

また、店舗の外に配置されている大きなショーケースには貴重な昭和グッズの展示が行われており、まさに博物館のよう。筆者が取材した当時はホーロー看板がズラッと並べられていた。雪印牛乳やオロナイン、郵便局の看板など、年配者にとってはエモさ満載だろう。

まんだらけ中野店 変や 外観2

店舗のショーケースでは昭和レトロの代表格ホーロー看板の展示が行われていた。もちろん値札が付いているので、気に入ったらその場で購入することができる(筆者撮影)

まんだらけ中野店 変や ホーロー看板

ホーローとは、金属にガラスなどを含む釉薬を吹き付けて焼いた“焼き物と鉄”のいいとこ取りの素材。焼き物部分が剥がれない限り錆びにくく、耐久性に優れる。そんな素材でもサビが浮かんでいるのを見れば、やはり歴史の重さを感じざるを得ない(筆者撮影)

ブリキのおもちゃ以外にも、お祭りで売られていた“お面”や不二家の店頭に飾られていた“ペコちゃん人形”、薬局でよく見かけた佐藤製薬の象のキャラクター“サトちゃん”なども飾られており、懐かしい雰囲気にどっぷり浸かれること請け合いだ。

まんだらけ中野店 変や 展示

両側にショーケースがある迫力の展示。奥にはお祭りで売られていたお面なども飾られていた(筆者撮影)

もちろん、まんだらけでは通販も行っているので、「変や」に展示してある商品を購入することもできる。とはいえ、在庫状況が分からない商品も多いので、探している商品があるなら、一度お店に問い合わせてみよう。

とにかく、古いおもちゃコレクターでなくても、昭和の懐かしさを全身で感じることができるので、中野ブロードウェイに行ったら、是非とも「変や」の店舗を覗いてみて欲しい。エモすぎる一期一会があるかもしれないぞ。

●まんだらけ通販サイト→こちら

(文=西澤浩一)
イメージ写真は筆者撮影

店舗名
まんだらけ中野店 変や
住所
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ4F
電話番号
03-3228-0007
営業時間
12:00~20:00
休日
最寄り駅
JR中野駅
https://www.mandarake.co.jp/category/jpa/