2022年8月13日、14日ついに記念すべき第100回コミケ(C100)が開催され、コミケPlus編集部も全力で会場の熱気を伝えようと取材に入った。1日目はまさかの台風直撃で大混乱となったが、今回は2日目の写真を中心に難解な西・南地区の入場ルートを紹介しよう。
C100の難解な西・南地区の入場ルートを攻略!
コロナ禍の影響が残るなか、2022年8月13日から東京ビッグサイトにおいて第100回コミケ(C100)が開催。コミケPlus編集部でも万全の体制で取材に向かった。
3年ぶりとなる夏コミは猛暑が心配されたが、初日は台風が直撃することに。しかし、2日目の8月14日は最高気温33℃と夏コミらしい猛暑となった。
そんなC100では西・南地区への入場ルートがかなり複雑であった。実は、前回の新C99のワクチン接種確認&本人確認&リストバンド交換場所となったTFTビル横のG1駐車場が利用できなくなったため、南展示棟4Fの「南3ホール」が入場受付に変更されたのだ。
もちろん、コミケPlus Vol,17でもコミックマーケット準備会への取材から西・南地区の入場ルート予想図を掲載しているが、当日の状況によって変更される場合もあり、実際にどうなっているかは現場に行ってみないと分からない。ちなみに、C100ではいつもより30分遅い10時30分からの入場となっている。
ゆりかもめ「東京ビッグサイト」駅に到着したら、左に曲がりUターンするようにエスカレーターで1Fに降りる(写真はコミケPlus編集部撮影)
東京ビッグサイト駅を出て1Fに降りたら。駅を左手に見ながら直進。しばらく行ってTFTビルのG1駐車場を超えたら右折する(写真はコミケPlus編集部撮影)
写真では分かりにくいが、つどい橋の横からセンタープロムナードに階段で上がってUターンするように進む(写真はコミケPlus編集部撮影)
TFTビルを右手に見ながら東京ビッグサイト正面のイーストプロムナードまで進む(写真はコミケPlus編集部撮影)
こちらは東京ビッグサイトの正面。このままやぐら橋の階段を上がって真っすぐ進む(写真はコミケPlus編集部撮影)
やぐら橋を上がったら会議棟の右横を抜けて、西展示棟4Fの屋上展示棟に向かう(写真はコミケPlus編集部撮影)
セブン-イレブン横を抜けてタリーズコーヒーに向かうと、有料チケットを所持しているかどうか確認される(写真はコミケPlus編集部撮影)
チケット所有者のみがブリッジを上って西展示棟4Fの屋上展示棟に上がることができる(写真はコミケPlus編集部撮影)
開場後はコスプレエリアとなる屋上展示棟を抜けて南展示棟4Fに向かう。ちなみに、後ろに見える青海の観覧車も8月いっぱいで営業を終了し、いよいよ姿を消すことになる(写真はコミケPlus編集部撮影)
ようやく、C100の西・南地区の入場受付となる「南3ホール」の入り口が見えてきた(写真はコミケPlus編集部撮影)
南3ホール入口ではお馴染みのDr.モロー氏のイラストがお出迎え。館内では新型コロナ対策のためマスクを着用することになっている(写真はコミケPlus編集部撮影)
南3ホールではまず検温をするが、もし37.5℃以上あると入場できない。そのあと、チケットと身分証明書を提示してリストバンドを受け取れば受付OK!(写真はコミケPlus編集部撮影)
入場受付が終わったらリストバンドを腕に装着。この先の出口で西1・2(1F)のサークルと、南1・2(1F)の企業ブースでルートが分かれることになる(写真はコミケPlus編集部撮影)
入場受付を出て右手に出たら南4の企業ブース待機場に入る。ここでチケットごとに割り振られた入場時間が来るのを待つ(写真はコミケPlus編集部撮影)
時間が来ると4Fの南4ホールを出て、1Fにある南1・2の企業ブースに向かう(写真はコミケPlus編集部撮影)
こちらは南展示棟2Fまで一気に下りる長いエスカレーター。2Fに着いたらUターンして企業ブースを目指す(写真はコミケPlus編集部撮影)
2Fに着いたら、さらにエスカレーターで1Fにある南1・2の企業ブースまで降りることになる(写真はコミケPlus編集部撮影)
いかがだろうか? 東京ビッグサイト駅から南3ホールの西・南地区の入場受付まで向かうルートだけでも十分難解だが、さらに南3から南4の待機列に移動して待ち、エスカレーターで2Fへ。2Fに着いたらUターンしてさらに1Fまで降りるエスタレーターに乗り換えるという複雑なルートを経て、ようやく企業ブースにたどり着くことができる。
ちなみに、コミケPlus編集部予想ルートは大筋で正解だったが、唯一間違っていたのは東京ビッグサイトを出て1Fに降りたらTFTビルの間にある通路を使うのではなく、実際にはG1駐車場を越えてぐるりと「つどい橋」まで回るルートになっていたこと。
なお、南3ホールの入場受付を出て左に曲がると、西1・2のサークル方面に向かうことができるので、このあとはそのルートを紹介しよう。
南3ホールを出て左手に曲がると、西展示棟のサークル方面に行くことができる。まずは西3・4の待機列を目指そう(写真はコミケPlus編集部撮影)
こちらは西展示棟4Fにある西3・4ホール入口。ここが西1・2ホールのサークルへの一般参加者待機場となる(写真はコミケPlus編集部撮影)
広大な西3・4ホールが丸ごと一般参加者の待機場になっていた。なお、西4ホールは開場後コスプレエリアとして使用されている(写真はコミケPlus編集部撮影)
4Fの西3ホールから一気に2Fのエントランスホールまでエスカレーターで下る。降りたらUターンして西1Fへ。ちなみに、エスカレーターを下りて真っすぐ行けば東ホール方面に行けるようになっている(写真はコミケPlus編集部撮影)
2Fエントランスホールに着いたらUターンして西1F方面に向かう。写真中央奥に見えるのが西4Fから降りてきたエスカレーターだ(写真はコミケPlus編集部撮影)
2Fから西1Fのアトリウムにエスカレーターで降りたら、左手が西1ホール、右手に西2ホールになっている(写真はコミケPlus編集部撮影)
いかがだろうか? コミケPlusは年に2冊しか出版されないので、アフターレポートはいつも半年後になっていた。しかも、誌面の都合で日の目を見ない写真もかなりあるが、Webサイトなら思う存分に紹介できることになった。
なお、すでに2022年12月30日、31日にはC101冬コミの開催が予定されている。残念ながらコロナ禍が完全に収束しない現状では、おそらく今回と同じような運営スタイルになることだろう。
C101のルートが今回と同じになるかは分からないが、多少なりとも入場ルートの予習になれば幸いである。もちろん、次回のコミケPlusも可能な限り入念な取材を行い、より正確な入場ルートを紹介するつもりだ。
(文=いしばしいちろう)
イメージ写真はコミケPlus編集部提供