食事もお酒もデザートも楽しめる!店内は店主のおもちゃ箱! 「大怪獣サロン」は怪獣好きが集まる隠れ家

公開日:2022年7月18日 更新日:2022年7月19日

中野といえばサブカルチャーの発信地「中野ブロードウェイ」が有名だが、実は中野ブロードウェイ周辺にも個性的な店舗がたくさん存在する。なかでも見た目のインパクトはもちろん、サービスにも強烈な個性を見せてくれるのが「大怪獣サロン」だろう。怪獣好きなら一度は訪れたいオタクの隠れ家だ。

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怪獣ソフビが好きすぎた店主が作ったオタクの隠れ家

中野といえば中野ブロードウェイがオタクカルチャーの中心地となっているが、中野ブロードウェイ周辺にも独特の店舗が集っている。とくに中野ブロードウェイから1本西側にある飲み屋街には、アニソンバーや巫女バーなどマニアックがお店が多い。

今回紹介する「大怪獣サロン」も、そんな中野にあるマニアックなお店のひとつ。

中野ブロードウェイを抜け早稲田通りを渡ると、マンションの半地下に賑やかな店舗入口が見えてくるはずだ。入り口には「大怪獣サロン」と大きく描かれており、カプセルトイや大きなオブジェなどがかなり異彩を放っている。ちなみに、大怪獣サロンは東京メトロのCMでも登場しているので、何となく見覚えがある人もいるかもしれない。

中野 大怪獣サロン 入り口

入り口からインパクトが強めの大怪獣サロン。一度目にすれば二度と忘れることはないだろう(筆者撮影)

「大怪獣サロン」の店内は圧巻の一言。所狭しと大小さまざまな怪獣のソフビ人形が置かれており、懐かしい怪獣から憧れたヒーロー、見たこともない怪獣など、どこに注目していいのかわからないほどだ。

店主はウルトラマンで脚本を書いている中野貴雄さん。怪獣好きが集まれるお店を作りたいとの想いからこのお店をオープンしたという。当時はここまでソフビ人形は多くなかったらしいが、店主やお客がどんどんいろんなコレクションを持ち寄ってきて、結果こうなったのだとか。

大怪獣サロンの店内はイートインタイプのカフェバーになっており、テーブルもしっかりと用意されている。ちなみにカウンター席は玩具で埋め尽くされているため使えなくなっている。

お店の常連さんには、個人でオリジナル・ソフビ人形を制作している人がいるそうで、見たことがない怪獣がいるのにはそういった経緯があるらしい。ちなみに、店主の中野さんは、子連れファミリーが来店したときに、子どもが怪獣ではなくヒーローにしか興味を示さないときは、若干寂しくなるとも話してくれた。根っからの怪獣好きなのだ。

中野 大怪獣サロン 店内

これがソフビだらけの店内。中野さんもソフビ人形の数はもう数えていないとのこと。入れ替わりもあるようで正確な数は把握できていないそうだ(筆者撮影)

大怪獣サロンでは、オムライスやカレー、ドリアなどを提供しているほか、オリジナルデザインのかわいいワンカップ酒やそのカップを使ったデザートなど、メニューも豊富。しかもデザートの内容は季節で変わるので何度でも楽しめるのだ。お食事処としてもなかなかレベルが高いので、店内の雰囲気と一緒にご賞味あれ。

中野 大怪獣サロン 食事

食事もお酒もデザートも楽しめる大怪獣サロン。店内のオモチャは自由に触って遊べるが、くれぐれも汚れないように注意しよう!(筆者撮影)

中野 大怪獣サロン デザート

オリジナルデザインのワンカップを使ったデザート。怪獣のデザインが可愛らしく、食べ終わったあとも持ち帰ってじっくり見回せる(筆者撮影)

大怪獣サロンではオリジナルソフビ人形の通販も行っている。興味が湧いたら購入してみるのもいいだろう。

●大怪獣サロンの通販は→こちら(大怪獣サロンの通販:@daikaiju2han)

中野 大怪獣サロン 中野貴雄

にこやかにお話していただいた店主の中野貴雄さん。「店内がおもちゃ箱みたいな感じだね」と嬉しそうに話されていた。この人柄にお客さんもつい引き寄せられるのだろう(筆者撮影)

(文=西澤浩一)
イメージ写真は筆者撮影

店舗名
大怪獣サロン
住所
東京都中野区新井1-14-16
電話番号
03-5942-7382
営業時間
15:00~23:00
休日
最寄り駅
JR 中野
@daikaijusalon
http://daikaijyu-salon.com/