小粒でも大手にはないこだわりが感じられるブースに注目!世界最大級のアニメの祭典「AnimeJapan 2024」会場レポート【中・小ブース編】
■タツノコプロ
日本の老舗アニメ制作会社のひとつである「タツノコプロ」では、『ヤッターマン』のおしおき三輪車のフォトスポットを設置。アニメでこの三輪車を見ていたであろう人たちが、興味深そうに眺めるシーンも……。
ブース内部ではタツノコプロにゆかりの深いイラストレーターたちの、描き下ろしイラスト展示が行われており、注目を集めていた。
●タツノコプロ公式サイトは→こちら
■ABCアニメーション
「ABCアニメーション」はAnimeJapan初参加ということもあり、歴代「ANiMAZiNG!!!のパネル展示や、現在ABCテレビで放送中の『戦国妖狐』のパネル展示などを行っていた。
テーマは「枠から飛び出すアニメ枠!!!」となっており、ブース全体を立体的な枠で囲み、見る角度によって枠が変化するデザイン。
ブースではステージイベントが行われていたので、定期的にそのステージを見るための大行列ができていた。ステージイベントの様子は、下記の特設サイトから視聴できるので、見逃した人は今すぐチェックしてみよう。
なお、ANiMAZiNG!!!はABCテレビの毎週土曜深夜2時のアニメ枠のことであり、2020年から4年も続いている。
●ABCアニメーション「AnimeJapan 2024」特設サイトは→こちら
■グッドスマイルカンパニー
フィギュア制作で有名な「グッドスマイルカンパニー」では、まだ未発売のフィギュアを中心に展示と物販を行っていた。
ブースの構成は非常に凝っていて、「グッスマ一番街」と銘打ってブース内に小道を造り、その左右にフィギュアの展示。小道にはアニメタイトルが書かれた看板が掲げられ、香港チックな雰囲気を醸し出していた。
とくに驚いたのが、赤猫ラーメンの屋台が設置されていたこと。会場限定の物販でも「ラーメン赤猫 しょうゆラーメン」を販売していたので、購入した人も多いだろう。
●グッドスマイルカンパニー「AnimeJapan 2024」特設サイトは→こちら
■C-MIX
イベント企画・運営、広告代理業務、クリエイティブ事業など、マルチエンターテインメントで活躍している「C-MIX」ブースでは、防災グッズとして「ずんだもんの水」を展示。2024年の夏から発売されるとのことで、今回は参考出展となっていた。
●C-MIX公式サイトは→こちら
いかがだろうか? 今回筆者は、AnimeJapan 2024に参加してみて、改めて“アニメ大国日本”を感じさせてくれるイベントだと感じた。ここまで多様なアニメ作品が毎年発表される国は日本ぐらいのものだろう。次回のAnimeJapan 2025の開催も決定しているので、また来年もレポートしたと思う。
イメージ写真は筆者撮影
編集・ライター。アニメやゲーム、ニコニコ動画関連書籍の編集に携わり、今ではオーディオ、生活雑貨、マネーなどさまざまなジャンルに手を広げている。コミックマーケットには一般・サークルでの参加経験あり。趣味はゲーム、マンガはもちろん映画鑑賞も。一人旅も好きで移動方法は主に鉄道(乗り鉄)である。