2024年2月にもっともスパチャを獲得したVTuberは?VTuberスパチャ月間ランキング【24年2月】 - 異例の復活を遂げたVTuberが大活躍!

公開日:2024年3月6日 更新日:2024年3月5日

「VTuber(バーチャルYouTuber)」の人気を計る目安のひとつに「スパチャ」がある。そこで、ここではYouTuberの分析&ランキングサイト「PLAYBOARD」による24年2月の月間スパチャ獲得金額の世界ランキング・トップ10を紹介しよう。

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24年2月は異例の復活を果たしたVTuberが上位ランクイン!

YouTubeのライブ配信機能には「スーパーチャット(スパチャ)」という投げ銭システムがある。今、活躍している多くのVTuberたちも当然スパチャを獲得しており、その金額が人気のバロメーターのひとつとなっているのだ。

そこで、ここではYouTuberの分析&ランキングサイト「PLAYBOARD」による、24年2月の月間スパチャ獲得金額の世界ランキング・トップ10を紹介しよう。24年2月は、一旦引退したのち復活を果たしたVTuberが上位ランクインを果たしているぞ。

●PLAYBOARD(公式)は→こちら

ランキング 名前・よみ・チャンネル名・所属 月間スパチャ額
1位 Fuwawa Abyssgard & Mococo Abyssgard
(ふわわ あびすがーど&もここ あびすがーど)
【チャンネル】FUWAMOCO Ch. hololive-EN
【所属】ホロライブEN
1,213万6,389円
2位 Dokibird (どきばーど)
【チャンネル】Dokibird
【所属】個人
1,054万972円
3位 千代浦蝶美(ちようら ちよみ)
【チャンネル】ちよみch. 千代浦蝶美 /あおぎり高校
【所属】あおぎり高校
669万9,569円
4位 大空スバル(おおぞら すばる)
【チャンネル】Subaru Ch. 大空スバル
【所属】ホロライブ
647万2,898円
5位 さとみ
【チャンネル】さとみ【すとぷり】
【所属】すとぷり
607万1,558円
6位 猫又おかゆ (ねこまた おかゆ)
【チャンネル】Okayu Ch. 猫又おかゆ
【所属】ホロライブ
603万2,729円
7位 Nanashi Mumei(ななし むめい)
【チャンネル】Nanashi Mumei Ch. hololive-EN
【所属】ホロライブEN
575万257円
8位 角巻わため(つのまき わため)
【チャンネル】Watame Ch. 角巻わため
【所属】ホロライブ
476万3,214円
9位 Hakos Baelz(はこす べーるず)
【チャンネル】Hakos Baelz Ch. hololive-EN
【所属】ホロライブEN
459万7,689円
10位 沙花叉クロヱ(さかまた くろえ)
【チャンネル】Chloe ch. 沙花叉クロヱ – holoX –
【所属】ホロライブ
404万3,587円

(PLAYBOARDのデータを基に編集部で作成)

第1位 Fuwawa Abyssgard & Mococo Abyssgard (ふわわ あびすがーど&もここ あびすがーど)


FUWAMOCO Ch. hololive-EN
所属:ホロライブEN
月間スパチャ額:1,213万6,389円

チャンネルは→こちら

(画像はPLAYBOARD公式サイトより引用)

2024年2月の月間VTuberスパチャ世界ランキングで1位に輝いたのは、1,200万円以上のスパチャを獲得したホロライブEN所属「Fuwawa Abyssgard & Mococo Abyssgard (ふわわ あびすがーど&もここ あびすがーど)」だった。

Fuwawa Abyssgard & Mococo Abyssgardはリアル双子のVTuberで、ふたりの息のあった掛け合いが楽しめるところが、他のVTuberにはない魅力のひとつ。ゲーム実況では交代してゲームを遊んだり、歌ってみたではお互いにハモってみたりと、今までのVTuberに慣れ親しんだファンにも新鮮に感じるだろう。

もっともスパチャを獲得したのは「【FUWAMOCO ROCK N’ RAWR PARTY】time to get pumped【BIG ANNOUNCEMENT 重大告知】#FWMCbeats」という歌ってみた配信。

なんとFuwawa Abyssgard & Mococo Abyssgardが日本に引っ越しをするという重大発表を行い、リスナーに衝撃を与えたのだ。発表の前に「俺ら東京さ行くだ」を歌唱するという小ネタに、スパチャが止まらないようだった。日本でもFuwawa Abyssgard & Mococo Abyssgardの活躍に期待したい。

第2位 Dokibird (どきばーど)


Dokibird
所属:個人
月間スパチャ額:1,054万972円

チャンネルは→こちら

(画像はPLAYBOARD公式サイトより引用)

第2位を獲得したのは、個人勢の「Dokibird(どきばーど)」だった。

知らない人も多いかと思うが、Dokibird は海外で活動している個人VTuber。実は3年前の2021年5月に一度引退しているのだが、その後2024年2月にVTuberとしては異例の復活を果たした。

もっともスパチャを獲得したのが、スパチャが解禁されたあとに行われた「【MONETIZATION CELEBRATION】also store launch【Dokibird】」というライブ配信。この配信だけで292万円ものスパチャが集まったのだ。

スパチャ以外にもグッズストアもオープンしたこともあり、大量のグッズを紹介。Dokibird自身が配信中に“この配信だけで損益分岐点を越えた”と報告するところが、個人勢の最大の強みだろう。

Dokibirdはとてもあけすけな性格なので、VTuberの裏側を聞きたい人はしっかりとチェックしてみてほしい。

第4位 大空スバル(おおぞら すばる)


Subaru Ch. 大空スバル
所属:ホロライブ
月間スパチャ額:647万2,898円

チャンネルは→こちら

(画像はPLAYBOARD公式サイトより引用)

第4位を獲得したのは、ホロライブの「大空スバル(おおぞら すばる)」だった。

スパチャが大量に集まったのは、24年2月25日に行われた5周年記念3Dライブ配信「【3DLIVE】「【 #大空スバル5周年 】大空スバル5周年記念ライブ ~ 5th Anniversary Live Stellar Symphony ~【ホロライブ/大空スバル】」。5周年の記念ということで、この配信だけで347万円ものスパチャをゲットしている。

大空スバルは約1時間のライブステージで11曲を熱唱。さらにゲストも超豪華! ホロライブの小鳥遊キアラ、風真いろは、火威青、白銀ノエル、戌神ころね、獅白ぼたん、癒月ちょこ、姫森ルーナ、湊あくあ、紫咲シオン、百鬼あやめの総勢11名に加え、にじさんじの夜見れなも登場しているほど力の入れようだった。

バックダンサーを引き連れてステージを広く使ったダンスや、ゲストとの楽しげなステージングなどいろいろな大空スバルの表情が楽しめるライブなので、まだ未視聴の人はマストで見よう。

第5位 さとみ


さとみ【すとぷり】
所属:すとぷり
月間スパチャ額:607万1,558円

チャンネルは→こちら

(画像はPLAYBOARD公式サイトより引用)

第5位は、2023年の紅白歌合戦にも出場を果たした、すとぷり「さとみ」が獲得した。

スパチャを大量に獲得した配信は、24年2月24日に行われた誕生日配信「【録画は残しません】 誕生日記念!31曲歌う幻の歌枠!?! 【すとぷり/さとみ】」。さとみ自身が自分の誕生日を祝う歌ってみた配信なのだが、現在動画は公開されておらず、残念ながら見ることはできない。

しかし、さとみはこの配信だけで480万円ものスパチャを獲得している。ファンの結束力が高いさとみらしいスパチャ額となったのだ。

すとぷりはリアルのライブステージや楽曲配信などがメインの活動なので、YouTubeの露出頻度はそこまで高くない。しかしイベントが行われると、コアなファンたちの爆発力が高いため、少ない配信でもランクインを果たしている。これからのライブステージや活躍に注目しよう。

第7位 Nanashi Mumei(ななし むめい)


Nanashi Mumei Ch. hololive-EN
所属:ホロライブEN
月間スパチャ額:575万257円

チャンネルは→こちら

(画像はPLAYBOARD公式サイトより引用)

第7位に食い込んだのが、初めての上位ランクインとなるホロライブEN所属の「Nanashi Mumei(ななし むめい)」だ。

スパチャを大量に獲得したのは、24年2月19日の「【MUMEI DRAWS】Commissions OPEN ! Drawing Your Profile Pictures」というお絵かき配信。

これは、イラストが得意なNanashi Mumeiがリスナーのアイコンを描くという企画で、多くのリスナーが自分のアイコンを書いてほしくてスパチャが集まったようだ。

イラストが崩れていないか左右反転したり、角度を変えたり、パーツを切り抜いて移動させたりと、Nanashi Mumeiの丁寧なライブドローイングにファンも大満足。

Nanashi Mumeiは最終的に40個ものアイコンを5時間半をかけて描ききり、その集中力の高さに多くのリスナーが驚いていたぞ。イラストが趣味の人はぜひとも見てほしい。

(文=西澤浩一)
イメージ写真はPLAYBOARD公式サイトより引用
筆者プロフィール
西澤浩一
編集・ライター。アニメやゲーム、ニコニコ動画関連書籍の編集に携わり、今ではオーディオ、生活雑貨、マネーなどさまざまなジャンルに手を広げている。コミックマーケットには一般・サークルでの参加経験あり。趣味はゲーム、マンガはもちろん映画鑑賞も。一人旅も好きで移動方法は主に鉄道(乗り鉄)である。