第2ターミナルの新ラウンジ「虚空(KoCoo)」もはしごできる!プライオリティ・パスで成田空港の「道頓堀 くり田」のステーキセット3,400円がタダに!ー 実際に行ってみた
海外旅行好きな人なら、世界中の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス(Priority Pass)」を所有している人も多いだろう。これまで成田国際空港では、第1ターミナルの「KALラウンジ」しか使えなかったが、2023年に入ってから新たに第2ターミナルの「虚空(KoCoo)」と「鉄板焼 道頓堀 くり田」が利用可能となっている。そこで今回は、筆者が実際に両方のサービスを利用してみたので、そのレポートをお伝えしよう。
成田国際空港ではプライオリティ・パスが第1ターミナルの「KALラウンジ」でしか使えなかったが……
筆者は年に3~4回は仕事やプライベートで海外に行くので、世界中の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス(Priority Pass)」を所有している。
プライオリティ・パスの会員には3つのクラスがあり、制限なしで利用可能な「プレステージ」会員の年会費は469ドル(約7万円)もするが、クレジットカード特典を利用すれば、1~2万円の負担で利用できるのだ。
●プライオリティ・パス(公式)は→こちら
筆者は、EPOSプラチナカード(100万円以上の利用で年会費2万円)を、妻は楽天プレミアムカード(年会費1万1,000円)を所有しており、いずれも無料でプライオリティ・パスのプレステージ会員になっている。
●EPOSカード「エポス プラチナカード」は→こちら
●楽天カード「楽天プレミアムカード」は→こちら
プライオリティ・パスがあると、海外の空港で食事や飲み物(アルコール含む)を好きなだけ楽しめるだけでなく、シャワー室やマッサージ機なども利用できるのが便利だ。
ところが、これまで成田国際空港では第1ターミナルの「KALラウンジ」しか利用できず、第2ターミナルでは出国審査前のソフトドンクしか提供されないラウンジのみで、出国審査後にくつろげるラウンジがなかった。
そのようななか、2023年に入ると成田国際空港の第2ターミナルにおいて7月に新ラウンジ「虚空(KoCoo)」、9月にはレストラン「鉄板焼 道頓堀 くり田」が次々と利用可能になったのである。
そこで今回は、実際に筆者が台湾旅行に行くときに同時に両方のサービスを利用してみたので、その詳細をお伝えしたいと思う。
ちなみに、第1ターミナルの「KALラウンジ」は大韓航空のビジネスクラス用ラウンジだが、ANAやJALのラウンジに比べると少ししょぼい感じがする。
何しろ、ホットミール(あったかい料理)はなく、カップヌードルやおにぎり程度しか用意されていないのだ。ANAやJALのビジネスラウンジや、海外の空港ではもっと豪華なラウンジが多いので、筆者的にはイマイチな印象だった。
■成田国際空港・第1ターミナル「KALラウンジ」