全136ブースのなかから編集部注目の企業をピックアップ!C102で注目すべき「企業ブース」12選 - 常連人気企業から注目企業まで!
開催まであと3週間ほどに迫った第102回コミックマーケット(C102・夏コミ)。コミケットは同人サークルの即売会がメインイベントですが、企業ブース目当ての人も多いでしょう。そこで、今回はコミケ歴30年の筆者が、C102で注目している企業ブースを紹介します。人気の企業ブースはもちろん、面白い取り組みを行っている企業など、さまざまな企業ブースがありますよ!
C102では西・南展示棟4Fがすべて企業ブースに! 西3・4/南3・4ホールに集まれ!
2023年8月12日・13日に開催される第102回コミックマーケット(C102・夏コミ)には、今回もたくさんの企業ブースが出展する予定で、その数はなんと136ブース!
また、今回のC102では企業ブースが西・南展示棟4F(西3・4と南3・4ホール)に集約されており、いつもよりもスペース的にはかなり広くなっている。そのため、事前にどの企業ブースに行くか決めておかないと、とても1日で回り切れないかもしれない。
そこで今回は、コミケ歴30年の筆者が人気の企業ブースや、面白い取り組みをしている注目の企業ブースを紹介しよう。多少はチェックすべき企業ブースの目安になるだろう。まずは、超人気の常連企業ブースから!
■超人気の常連企業!
KADOKAWA(出展ナンバー: 2241)
言わずと知れた日本のエンタメ出版の最大手「KADOKAWA」ブース。当然コミケでは常連企業で、ほぼ毎回参加している超人気企業ブースだ。取り扱っている作品数も非常に多く、毎回作品も変わるため、好みの作品が販売されていたら必ず行くという人も多いだろう。
C102では、現在映画が公開中の『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』や、人気作品『Re:ゼロから始める異世界生活』『蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』などのグッズが販売される予定となっている。
また、通販では一部商品を除きC102対象商品の配送料は無料となるキャンペーンも開催している。期間は2023年8月31日(木)23時59分までなので、コミケットにどうしても参加できない人は利用してみるといいだろう。
●KADOKAWA「コミックマーケット102 特設サイト」は→こちら
ホロライブ(出展ナンバー: 1111 )
こちらもご存じの超人気VTuberグループの「ホロライブ」ブース。実はホロライブはC96(2019年・夏コミ)からコミケカタログの裏表紙に広告を出し続けており、コミケットへの力の入れようが伺える。
また、ホロライブは2023年の夏に「ホロライブサマー2023」と銘打ったイベントを実施しており、コミケットへの企業ブース出展もその一部となっているようだ。
もちろん、C102では会場限定のグッズも多数用意されるとのことなので、ホロライブファンならマストで抑えておきたい。
●ホロライブ「コミックマーケット102出展決定!」は→こちら
Yostar(出展ナンバー: 1142)
人気ゲーム『アズールレーン』や『雀魂』、『ブルーアーカイブ』、『アークナイツ』などを配信&運営している「Yostar」のブースもC102に出展することが決まっている。
Yostarのゲーム人気は凄いが、毎回企業ブースの作り込みが面白く、コスプレイヤーはもちろん痛車の展示など、コミケに力を入れている。C102でも『ブルーアーカイブ』のラッピングカーとコスプレイヤーが登場するほかノベルティの配布が実施されるが、グッズの販売などは行われないそうだ。
●Yostar「特設ページ」は→こちら
アニプレックス(出展ナンバー: 1351)
超大手アニメ制作会社の「アニプレックス」は、毎回コミケットに人気アニメを引っ提げて参加している。
今回も2022年に覇権を取った人気タイトル『リコリスリコイル』や『ぼっち・ざ・ろっく!』は当然として、現在映画も公開されている『青春ブタ野郎はお出かけシスターの夢を見ない』のほか、社会現象となった『鬼滅の刃』などがラインナップされている。
販売されるグッズの詳細はまだ発表されていないが、気になるタイトルがあればチェックしてみよう。
●アニプレックス「コミックマーケット102 物販情報」は→こちら
「アイドルマスター」アニメシリーズ(出展ナンバー: 1451)
2005年にアーケードゲームとして生まれた「アイドルマスター」シリーズは、今やアニメやスマホゲームなどで大人気コンテツ。C102には「アイドルマスター」アニメシリーズで出展するようだ。
アニメが制作されたアイドルマスターシリーズ『シンデレラガールズ U149』『ミリオンライブ!』『シャイニーカラーズ』3作品のグッズ販売が行われるとのこと。まだグッズの詳細は発表されていないが、ファンなら見逃せないだろう。
●「アイドルマスター」アニメシリーズ「C102特設サイト」は→こちら
TYPE-MOON(出展ナンバー: 2111)
コミケットでのサークル参加が出自の大人気メーカー「TYPE-MOON」は、企業ブースにもに参戦するコミケットの常連企業だ。
TYPE-MOONは毎回コミケ開催2週間前まで情報が出ないため、C102のグッズ情報などは発表されていない。どんなグッズが販売されるのか、今から気長に待つしかないだろう。
●TYPE-MOON公式サイトは→こちら
勝利の女神:NIKKE(出展ナンバー: 2121)
2022年11月に公開された美少女ガンシューティング『勝利の女神:NIKKE』が、C101に引き続きC102にも出展する。
こちらもまだ情報が発表されていないが、夏イベント限定の公式グッズを準備中とのことだ。
●勝利の女神:NIKKE公式サイトは→こちら
オーガスト/ARIA(出展ナンバー: 2231)
毎回長蛇の列ができる企業ブースと言えば、ソフトメーカーの「オーガスト」は外せないだろう。C102でも「夏コミセット」などのオリジナルグッズが販売されるので、混雑するのは必至。
現地に行けない人のために、通販が23年8月10日から開始されるのはとてもありがたい。
ちなみにブース名の「ARIA」は、オーガストの全年齢版のメーカー名なので、同じソフトメーカーと考えても問題ない。
●オーガスト「C102特設サイト」は→こちら
みつばちのーと(出展ナンバー: 1911)
今やコミケットの常連となったはちみつ専門店の「みつばちのーと」。当初は「なぜはちみつ屋がコミケに?」「はちみつとコミケ?」とミスマッチ感が否めなかったが、もはや毎回参加している顔なじみとなっている。
みつばちのーとはC102でも参加が決まっており、3月から8月にかけて採蜜されたはちみつを堪能できるそうだ。ちなみに、コミケPlus Vol.18でみつばちのーとに取材しているので、気になる人はぜひチェックしてほしい。
●みつばちのーと公式サイトは→こちら
●BUILTRUNS STORE「コミケPlus Vol.18」は→こちら
さて、ここからは凝ったブースづくりが特徴的な注目企業ブースだ。どのような展示になるのだろうか?
■どんな出展ブースになるのか注目の企業!
株式会社丸井グループ(出展ナンバー: 2332)
毎回趣向を凝らしたブース造りに注目が集まる「丸井グループ」だが、C102に参加することが決まっている。
前回参加したC100(2022年・夏コミ)では徳川美術館とコラボし、コミケ会場に徳川美術館そっくりのブースを登場させて注目を集めていた。
C102では人気タイトル『邪神ちゃんドロップキック』とのコラボとのことなので、いったいどのようなブースになるのか、筆者は今からワクワクしている。
●マルイノアニメ「邪神ちゃんドロップキック in コミックマーケット102」は→こちら
(株)タニタ(出展ナンバー: 2343)
C96(2019・夏コミ)に参加して以来4年ぶりの参加となるのが、健康計測機器メーカーで有名な「タニタ」だ。
C96では、販売員がみな社長の顔がプリントされたスタッフTシャツを着ていたり、体組成計でピンボールが遊べるなど尖ったブースを見せてくれた。この様子はコミケPlus Vol.13にて特集しているので、気になった方はぜひチェックしてもらいたい。
そんなタニタがC102においてどのような出展をするのか今から楽しみだが、事前情報によると、キャラクターとコラボした健康計測機器の販売がメインで、過去に販売された商品も持ってくるそうだ。
●タニタ「「コミックマーケット102」出展のお知らせ」は→こちら
●BUILTRUNS STORE「コミケPlus Vol.13」は→こちら
C102休憩所 Supported by pixiv(出展ナンバー: 1001)
C102で公開された企業でもっとも謎なブースが、この「pixiv」の休憩所だろう。「創作活動の合間に憩うオアシス」をテーマにした、来場者向けの休憩スペースとのことで、何かしらの展示やブースづくりなどがあるのかもしれない。
とにかく、行ってみないと分からないことだけは確かだ。
●pixiv公式サイトは→こちら
いかがだろうか? コミックマーケットといえば同人誌やコスプレなどが有名だが、自由な創作をサポートするべく、実はかなりの数の企業が参加している。
また、コミケットはお祭りのような雰囲気もあるため、毎回さまざまな企業が趣向を凝らしたブースで参加者を楽しませてくれるのだ。いろんなお土産を頒布していることも多いので、C102ではぜひ企業ブースにも足を運んでもらいたい。
イメージ写真は筆者撮影
編集・ライター。アニメやゲーム、ニコニコ動画関連書籍の編集に携わり、今ではオーディオ、生活雑貨、マネーなどさまざまなジャンルに手を広げている。コミックマーケットには一般・サークルでの参加経験あり。趣味はゲーム、マンガはもちろん映画鑑賞も。一人旅も好きで移動方法は主に鉄道(乗り鉄)である。