コミケット参加者なら誰でも応募OK!コミケPlusVol.19「ビッグデータアンケート」募集開始!今ハマっているコンテンツを教えて!
毎回、コミックマーケットの開催に合わせて発売されているコミケ専門誌「コミケPlus」。2023年の夏コミ(C102)に合わせて発売されるVol.19では、恒例となっているビッグデータアンケートの募集が開始されている。今回のアンケートでは「今ハマっているコンテンツ」について聞いているが、他にもさまざまなアンケートを募集している。そこで今回は、今までのビッグデータアンケートの結果や掲載号の一部も合わせて紹介しよう。
コミケット参加者の“今”が見える「コミケPlus」ビッグデータアンケートとは!?
日本最大級の同人イベント「コミックマーケット」の開催に合わせて発売されている「コミケPlus」では、現在、23年8月に開催の夏コミ(C102)に合わせて発売予定のVol.19に合わせたビッグデータアンケートを実施中だ。
このビッグデータアンケートでは、基本質問として年齢や参加方式(一般、サークル、コスプレ、スタッフ)、性別などを記入してもらっているが、それ以外にも、その時期に合わせたホットな話題についても質問を行っている。
今回のコミケPlus Vol.19で募集しているアンケートでは、これまで聞いたことがなかった「今ハマっているコンテンツはなんですか?」という質問をしている。
このような大雑把な質問をすれば、答えがバラけて集計が大変になることは目に見えているのだが、コロナ禍が収束しつつある今だからこそ、読者が楽しみにしているアニメやゲーム、さまざまな趣味についての熱いメッセージを募集することにしたそうだ。
もちろん、このアンケート結果によっては、今後のコミケPlusの新企画に影響がある可能性もあるので、ぜひ奮って参加してほしい。期限は2023年6月10日頃までとなっている。
●コミケPlus「ビッグデータアンケート」は→こちら
過去にはビッグデータを活用したコロナ前後のコミケ参加者の変化を調査したことも!
コミケPlus編集部では読者の方から集めたアンケートの集計を行い、コミケPlusの紙面でその結果を掲載している。そこで今回は、過去にどんなアンケートを実施してきたのか振り返ってみたいと思う。
まず、コミケPlus Vol.16(新C99・2021年冬コミ)では、新型コロナ前後のデータを比較し、参加者の年齢分布、使用する金額の推移を調査した結果、参加者がやや高齢化していることが見えてきた。実は、コミックマーケット準備会が発行しているコミックマーケット40周年史「40th COMIC MARKET CHRONICLE」でも同じような結果になっており、大変興味深いものとなっている。
また、新C99はコロナ禍の影響もあり規模を縮小して実施されたが、2年ぶりのリアル開催となったこともあり、「久々のコミケ参加で不安なこと、わからないことはありますか?」というアンケートを実施。その結果をコミケPlusの参加マニュアルに反映させている。
ほかにも、コミケPlus Vol.18(C101・2022年冬コミ)では、C100(2022年夏コミ)で入場直前に大雨が降ったこともあり、雨具についてのアンケートを実施した。すると、予想どおり多くの参加者が両手が使えるようにカッパを利用していることが分かった。
とくに、ビニール袋はごみ袋や防水、同人誌の緩衝材などさまざまな用途があるので「毎回持って行く」という上級者の意見も参考になるだろう。
また、C96(2019年夏コミ)から企業ブースとして利用されてきた「青海展示棟」が、2022年に撤去されることに伴って、その跡地の利用方法についてアンケートを実施している。
こちらのアンケート結果は意見がかなりバラけたものの、駅から近いという利便性もあって「もう一度展示場を作って欲しい」という意見が多かった。ほかにも「複合モールに寄ってから帰りたい」や「ホテルを増やしてほしい」など、コミケット参加者特有のニーズが見えて興味深い結果となっている。
いかがだろうか? 毎号コミケPlus編集部が独自に行なっているビッグデータアンケートだが、ほかではあまり見られない独特な結果になることも多く、筆者も毎回楽しみにしている。
このビッグデータアンケートは誰でも参加できるので、ぜひともコミケ参加者の意見を寄せてほしい。あなたのアンケートが次のコミケPlusの紙面を作っていくのだ。
●コミケPlus「ビッグデータアンケート」は→こちら
イメージ写真は筆者撮影
編集・ライター。アニメやゲーム、ニコニコ動画関連書籍の編集に携わり、今ではオーディオ、生活雑貨、マネーなどさまざまなジャンルに手を広げている。コミックマーケットには一般・サークルでの参加経験あり。趣味はゲーム、マンガはもちろん映画鑑賞も。一人旅も好きで移動方法は主に鉄道(乗り鉄)である。