絶賛放送中のSF美少女アニメの聖地が判明!【聖地巡礼】第3回『アリス・ギア・アイギス』の聖地は京王線沿線の新宿から聖蹟桜ヶ丘、高幡不動!
実在する地域を舞台にしたアニメや漫画が増えてきたこともあり、数年前から、ファンの間では作中に登場する地域を巡る“聖地巡礼”が定番イベントとなっている。そこで今回は、今訪れるべき聖地を紹介しよう。第3回は、現在、絶賛放映中のアニメ『アリス・ギア・アイギス』だ。アニメが放送されたことによって聖地が判明したので、筆者がいち早く回ってきたぞ。
主人公の所属事務所「成子坂製作所」は京王線沿線が聖地!
※このページにはプロモーションが含まれています
映画やテレビの撮影が行われたロケ地巡りは、ファンの間ではかなり前からこっそり行われてきた。
その後、アニメのなかに実在する地域が作中に登場する作品が増えたため、たとえば『涼宮ハルヒの憂鬱』の兵庫県西宮市、『おねがいティーチャー』の長野県木崎湖、『セーラームーン』の東京麻布十番などを巡るファンが現れるようになる。もちろん、その当時は“聖地巡礼”という名称はなく、ドラマのロケ地巡りに近い雰囲気であった。
なお、聖地巡礼については、第1回目に詳しく解説しているので下記の記事をご確認いただきたい。
そのようなアニメ聖地は数多くの作品で見られ、登場する地域も日本全国に散らばっている。
今回紹介するのは、2017年にコロプラからリリースされた美少女SFシューティングゲーム『アリス・ギア・アイギス』の聖地だ。
『アリス・ギア・アイギス』は宇宙を漂う脱出船「東京シャード」が舞台。謎の機械生命体「ヴァイス」を撃退するため、アリスギアを装備した少女たち「アクトレス」の物語となっている。
主人公は中小企業「成子坂製作所」に赴任してきた新任隊長で、所属アクトレス「比良坂 夜露」「兼志谷シタラ」「百科文嘉」たちとともに人気企業となるべく奮戦するといった内容。
『アリス・ギア・アイギス』はAndroid、iOS、DMM GAMES(PC版)で配信されている人気タイトルで、2023年にアニメ化され多くの聖地が判明したのだ。そのなかでも、頻繁に登場する京王線沿線の新宿、聖蹟桜ヶ丘、高幡不動を紹介しよう。
●アリス・ギア・アイギス公式サイトは→こちら
●TVアニメ アリス・ギア・アイギス Expansion公式サイトは→こちら
●Amazonプライムビデオ『アリス・ギア・アイギス Expansion』は→こちら
聖蹟桜ヶ丘や高幡不動の聖地は住宅街のど真ん中!騒がず静かに訪問を!
今回は『アリス・ギア・アイギス』の舞台となった「西新宿」「聖蹟桜ヶ丘」「高幡不動」を紹介するが、聖蹟桜ヶ丘と高幡不動はどちらも東京のベッドタウンとして有名な住宅街。
もちろん、アニメの聖地は観光地ではないのでそれなりの配慮が必要だ。とくに今回紹介する駅や住宅地、商店街などを訪れる場合は、騒いだり周囲の迷惑になる行為は厳禁! ファンなら作品の評判を貶めないよう十分に気を付け、静かに楽しんでほしい。
聖地巡礼には必ず下記を遵守し、周辺住民の迷惑にならないようにしよう。
1.景観を荒らさず、環境を保つ(ゴミなどは持ち帰る)
2.立ち入り禁止&撮影禁止の場所を事前に確認し、私有地には勝手に立ち入らない
3.住宅街では騒がず静かに! 撮影も速やかに済ませること
4.写真をSNSなどにアップするときは、写っている人物にボカしをかけてプライバシーに配慮する
■成子天神社
成子坂製作所は新宿にある設定で、アニメ第1話でもさまざまなシーンで新宿の風景を確認できる。なかでも成子天神社は、ゲーム内の正月イベントでも登場し、ファンから長年愛されている聖地なのだ。
成子天神社の最寄り駅は東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」で、1番出口から坂を少し下った右手側にある。
●成子天神社公式サイトは→こちら
■聖蹟桜ヶ丘の関戸公園周辺
主人公が所属する成子坂製作所の周辺は、聖蹟桜ヶ丘の多摩川に掛かっている関戸橋近くがモデルとなっている。また、周辺の土手は比良坂 夜露や兼志谷シタラ、百科文嘉、高幡のどかたちがOPで走っている場所でもあり、彼女たちの息遣いを感じられるかもしれない。
現在、多摩川の護岸工事を行っているため、アニメで描かれている風景が見られなくなってしまう可能性があるので、早めに訪れてみよう。
最寄り駅は京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」で、関戸橋までは徒歩12分ほどかかる。ただし、この辺りは目印が少ないので、近くの関戸公園を目指すといいだろう。
■高幡不動
作中で頻繁に登場する商店街は、この高幡不動にある高幡不動参道会だ。OPのクレジットに「協力:高幡不動参道会」とあるのですぐに気が付いた人も多いだろう。
第3話では商店街で追いかけっこを繰り広げ、細かな路地や店舗の位置関係も忠実に再現されているのを確認できる。また、第4話に登場するだんごは高幡まんじゅう松盛堂の「新選組だんご」が元ネタだと思われる。
高幡不動参道会の最寄り駅は京王線「高幡不動駅」で、商店街は駅のすぐ目の前。この商店街を通り抜けると正面に高幡不動尊があり、文字通り参道も兼ねているのだ。
●高幡不動参道会公式サイトは→こちら
■高尾山
最後は第5話で登場した高尾山だ。麓のケーブルカーの駅「清滝駅前広場」や徒歩ルート、山頂付近など細かく描写されている。取材時は残念ながらケーブルカーが終電となってしまい、山頂までは行けなかったが、駅周辺だけでも十分楽しめる観光地だ。
高尾山の最寄り駅は京王線「高尾山口駅」で、ケーブルカーの「清滝駅」までは徒歩5分程度。足腰に自身があるなら、徒歩ルートで山頂を目指すのもありだろう。
ちなみに山頂までは徒歩で2時間ほど。小学生でも簡単に登れる山だが、油断せずに一度登山ガイドを見てから行くことをおすすめする。
●高尾山登山電鉄公式サイトは→こちら
聖地巡礼第3回目『アリス・ギア・アイギス』の聖地・京王線沿線はいかがだっただろうか?
主人公たちが所属する成子坂製作所は新宿にあるという設定だが、モデルになっている場所は聖蹟桜ヶ丘ということで聖地の範囲が広くなってしまうが、1日で十分回れる距離なのでちょっとした東京観光としてもおすすめだ。
現在アニメが放送中ということもあり、『アリス・ギア・アイギス』の聖地は今後も増えていくことだろう。ほかの場所が判明しだい、随時追加できればと思っている。
ちなみに、聖蹟桜ヶ丘はスタジオジブリの『耳をすませば』や『まちカドまぞく』、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』など、多くの作品で聖地になっている。聖蹟桜ヶ丘だけでも1日楽しめるので、聖地巡礼マニアはマストで行くといいだろう。
イメージ写真は筆者撮影
編集・ライター。アニメやゲーム、ニコニコ動画関連書籍の編集に携わり、今ではオーディオ、生活雑貨、マネーなどさまざまなジャンルに手を広げている。コミックマーケットには一般・サークルでの参加経験あり。趣味はゲーム、マンガはもちろん映画鑑賞も。一人旅も好きで移動方法は主に鉄道(乗り鉄)である。