コミケット最大ジャンル東方Projectの魅力に迫る!【コミケPlus Vol.17】6年ぶりの東方Project特集でC100を盛り上げる!
2022年7月22日に発売されたコミケPlus Vol.17は、第100回コミケ「C100」を記念して、コミケットと関わりが深い『東方Project』を取り上げている。先日、東方Projectの生みの親であるZUN氏からC100で頒布される新作「バレットフィリア達の闇市場」が発表されるなど、まだまだ人気の衰えない東方Projectの魅力が凝縮されているぞ!
気になる東方キャラクター人気ランキングは要チェック!
『東方Project』とは、ZUN氏が制作したシリーズの総称。初登場は1996年の大学で結成されたサークル「Amusement Makers」から発表された「東方靈異伝 〜 The Highly Responsive to Prayers.」だ。
このときはMS-DOS上で動くブロック崩しゲームで自機は博麗靈夢だった。ZUN氏は大学時代に5作品を発表しているが、1998年冬コミで頒布した以降は一旦休止期間となる。その後、2002年にサークル「上海アリス幻樂団」を立ち上げ、Windowsソフト「東方紅魔郷 〜 the Embodiment of Scarlet Devil.」が頒布されると、徐々に人気に火がついていった。そして、現在ではコミケットには欠かせない最大級のジャンルにまで成長している。
実は、C89までの過去作については「コミケPlus Vol.6」にて詳しく解説しているので、気になる人はAmazonの電子書籍をチェックしてみよう。紙の本は現在完売しているがKindle Unlimitedに加入していれば読み放題に設定されている。
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コミケPlus Vol.17の巻頭「東方Project特集」では、Vol.6以降(C90以降)の作品解説を掲載。具体的にはC90で頒布された音楽CD「旧約酒場 〜 Dateless Bar “Old Adam”」からC99までの作品だ。シューティング4本、対戦型格闘2本、音楽CD2本をぎゅぎゅっと凝縮しているので、ご堪能あれ。
また、編集部で2022年6月3日から6月17日の2週間に募集した「東方Project人気キャラクターランキング」を本誌にて発表。投票のあった全キャラクターを掲載している。さらに、投票いただいた皆様からの熱いメッセージも紹介。なるべくカットせず生の声を載せているので、投票した人もしていない人も是非チェックしてほしい。
さらに、編集部ではC99と第19回博麗神社例大祭にて東方系サークルを取材し、その魅力や各サークルの頒布物を紹介している。東方Projectは二次創作に寛大で、さまざまな趣向を凝らしたサークルが多いジャンルとしても有名なのだ。
さらにマンレポでは、「東方三月精」シリーズを執筆していた比良坂真琴氏に東方の魅力について語ってもらった。ZUN氏との打ち合わせで感じたことを思う存分描いてもらったぞ。
(文=西澤浩一)
イメージ写真はコミケPlus編集部提供