ベテラン勢も夏コミ対策を再確認!【C104・コミケ】コミケPlus編集部オススメの「夏コミ対策」はこれ!

公開日:2024年8月2日 更新日:2024年8月1日

間もなく開催される2024年夏コミ(C104)では「猛暑」が予想されている。すでにコミックマーケット準備会からも注意喚起が出されているが、今回はコミケPlus編集部が最新刊Vol.21で紹介している猛暑・ゲリラ豪雨・感染症対策を紹介しよう。夏コミを思う存分楽しむためにも、初心者だけでなくベテランもしっかり再確認してほしい。

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夏コミでは熱中症・感染症・ゲリラ豪雨に対応できる装備で参加しよう!

第104回コミックマーケット(C104・夏コミ)は2024年8月11日~12日の2日間、東京ビッグサイトにおいて開催される。毎回、夏コミはお盆時期の開催になるため、コミックマーケット準備会でも、猛暑、ゲリラ豪雨、感染症対策の注意喚起を行っているのだ。

コミケットでは1日十数万人もの参加者が東京ビッグサイトに集まる。そのため、どうしても熱中症やケガをする者が出るので救護室も複数設置されているが、やはり救護室のお世話にならないようにコミケ参加者自身がしっかり対策を行っておくべきだろう。

もちろんコミケPlusでも、毎回夏コミ対策の特集ページを用意しており、コミケ参加者に注意を促している。そこで今回は最新刊 Vol.21で紹介している「夏コミ対策」を紹介したいと思う。

■C104の概要
【イベント名】第104回コミックマーケット(C104・夏コミ)
【開催日】2024年8月11日(日)~12日(月・祝)
【開催時間】10:30~16:00
【場所】東京ビッグサイト
【サークル数】1日目:約1万2,000スペース/2日目:約1万2,000スペース
【総参加者数】1日あたり十数万人(予定)
【企業ブース】西3・4ホール、南3・4ホール
【カタログ】冊子版のみ
●コミケWebカタログは→こちら

夏コミではどんな服装や装備で参加すればいいの?

●コミケット前日は服装や装備を確認して睡眠をしっかり取り体調を整える!

最初に注意したいのが、コミケ参加者は開催日までに体調を整えておくこと。前日はしっかり食事を摂って早めに就寝するようにしたい。とくに寝不足だと体力が十分回復せず、熱中症になりやすいのだ。

最近のコミケットはチケット制になったことで入場待機時間は格段に短くなったが、入場後に購入行列に並ぶこともある。何の準備もなく猛暑の屋外で過ごせば、短時間のうちに体調を崩してしまうかもしれない。

せっかくコミケットに参加したのに体調を崩してしまわないよう、帽子、タオル、日焼け止め、ボディペーパー、雨具、ドリンクといった基本装備だけはしっかりと用意しておきたい。

もちろん、待機列では水分補給も忘れずに。ぬるい飲物をゴクゴク飲むよりよく冷えた飲物を少しづつ飲むほうが体温を抑制する効果が高い。携帯魔法瓶はややかさばるが持って行く価値があるだろう。

夏コミ対策 C104

帽子は陽射し対策の基本。実際に効果も大きいので、参加者はみんな忘れずに用意しておきたい。できれば耳を覆うタイプがいい(画像はコミケPlus Vol.21より転載)

夏コミ対策 C104

顔や首周り、腕など肌の汗や皮脂を拭き取れば汗臭さも抑えられ、自分だけでなく周囲も嬉しいはず!(画像はコミケPlus Vol.21より転載)

最近の真夏の猛暑は、薄着になるだけではとても乗り切れない。むしろ服を脱ぐのではなく、防暑機能性ウェアを的確に着こなして体感気温を下げる方が効果的! 服しだいで感じる暑さや負担を低減することができ、そのぶん体力の消耗を抑えられるだろう。夏コミでは暑さ対策として、機能性ウェアや防暑グッズを積極的に導入し、少しでも快適に乗り切るのが正解だ。

夏コミ対策 C104

夏用の高機能長袖アンダーウェアは、第二の皮膚として汗を吸い上げて乾かし、紫外線を防いで体温の上昇を抑える。暑さ対策と日焼け防止が1枚でできる優れものだ(画像はコミケPlus Vol.21より転載)

夏コミ対策 C104

機能性アンダーウェアを着用しても、その上のシャツが風通しが悪いと、暑いうえに乾かないのでは意味がない。また、雨に備えて、シャツも速乾性を重視したものを選ぼう(画像はコミケPlus Vol.21より転載)

夏コミ対策 C104

コミケ会場内ではコンビニもあるし自動販売機もたくさん設置されているので、意外と水分は補給しやすい。ただし、待機列に並んでいると買いに行きにくい場合もあるので、ややかさばるが携帯魔法瓶は持って行く価値がある(画像はコミケPlus Vol.21より転載)

●意外と悩ましい夏コミでの履物

夏コミで意外と悩ましいのは履物だ。つい軽くて涼しいサンダルを履きたくなるが、サンダルは足の露出部を日焼けしたり、一部分に負荷が集中して靴擦れを起こすこともある。また、汗や雨水などで足が濡れた状態が続くとフットトラブルが発生しやすくなるため、足をドライに保てる靴下も重要なアイテムになる。

また、混み合った交通機関や会場内では足が保護できないと危険だ。足の保護力がやや高いスポーツサンダルであっても、日焼けして救護室に来る参加者も多いので、やはり、コミケットでのベストギアは、丈夫で足の保護力が高く、長時間履き続けても疲れにくいハイキングシューズであろう。

もし、靴ズレやマメができたら素早く対処できるように、簡単なケアキットも持参しておくと安心だ。夏コミ対策 C104

ハイキングシューズは夏コミには最適のシューズ。丈夫で防水性能に優れ日焼けも防げるし、なにより長時間履き続けても疲れにくいのがポイント(画像はコミケPlus Vol.21より転載)

夏コミ対策 C104

靴下は、足を快適に保てる速乾・防臭などの機能性素材の進歩がめざましいので、積極的に導入したい(画像はコミケPlus Vol.21より転載)

夏コミ対策 C104

傷あてパッドやキズテープなどはフットケア以外にも軽いケガの応急手当にも使えるので、用心のために持っていくとよい(画像はコミケPlus Vol.21より転載)

●涼快グッズは過信禁物!

「熱中症対策グッズ」として販売されていても、短時間しか効果が続かないものや、メントールな
どで涼感は得られても体温を下げる効果が無く、実際には熱中症の予防にはならないものもある。
どうせなら、事前に効果の得られるものを調べておきたい。

夏コミ対策 C104

ネッククーラーは短時間で効果が無くなるし、冷却シートやCOOLスプレーなどは体温を下げる効果が薄いものが多い。何もないよりマシだが過信は禁物だ(画像はコミケPlus Vol.21より転載)