注目のコンシューマーゲームをレポート!東京ゲームショウ2023が4年ぶりに幕張メッセ全館で開催!- 24万人の熱気をレポート

公開日:2023年9月27日 更新日:2023年9月26日

2023年9月21日~24日、日本最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2023」が幕張メッセで開催された。一般客が参加できる「一般公開日」は9月23日、24日だが、商談を行う「ビジネスデイ」も9月21日、22日で設定されている。今回の東京ゲームショウ2023は4年ぶりに幕張メッセ全館を使い、過去最多となる44カ国・地域から787企業と団体が参加。来場者も昨年より11万人増の24万3,238人となっている。そこで今回は、東京ゲームショウ2023を一般参加者目線でじっくりとレポートしていこう。

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東京ゲームショウ2023でしか見られない最新コンシューマーゲームを中心に一挙レポート!

日本最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2023:TOKYO GAME SHOW 2023」が、2023年9月21日から24日まで、千葉の幕張メッセ全館で実施された。

ここ数年はコロナ禍の影響を受けていたため、全館を使用しての開催は実に4年ぶりとなる。会場が広くなったため44カ国・地域から過去最高の787企業・団体が参加し、国際色豊かなゲームイベントとなった。

東京ゲームショウ2023では4日間の開催期間中に24万3,238人が参加したが、これは昨年の東京ゲームショウ2022よりも11万人も増加しているのだ。

そこで今回、筆者は熱気あふれる東京ゲームショウ2023の一般公開日に参加してきたので、メジャーメーカーの最新コンシューマーゲームを中心にレポートしたいと思う。

ちなみに、今回の東京ゲームショウ2023のメインテーマは「ゲームが動く、世界が変わる。」というもの。メインビジュアルもテーマに沿った動きのあるダイナミックなイラストとなっている。

●東京ゲームショウ2023:TOKYO GAME SHOW 2023(公式)は→こちら

TGS2023

東京ゲームショウ2023のメインビジュアルがこちら。円形に配置されたさまざまなゲームイメージが配置され、動きのあるイラストだ(画像は一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会より提供)

東京ゲームショウ2023
【日時】2023年9月21日(木)~9月24日(日)
ビジネスデイ:9月21日~22日 10:00~17:00
一般公開日:9月23日~24日  10:00~17:00
初回入場は16:00まで。再入場は16:30まで
【会場】幕張メッセ
【チケット】ビジネスデイ:1万1,000円~(税込・有料事前登録)
一般公開日:2,300円(税込・各日)※小学生以下は入場無料
【主催】一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
【共催】株式会社 日経BP 株式会社 電通
【後援】経済産業省

 

■バンダイナムコエンターテインメント

バンダイナムコエンターテインメントでは、2024年1月発売される人気3D格闘ゲーム『鉄拳8』の試遊台が設置されていた。今のところ『鉄拳8』はPS5などでクローズドベータテストを行っいる段階だが、この試遊台では最新バージョンが遊べるということもあって、長蛇の列ができていた。

ブースの正面のステージでは、『鉄拳8』で参戦が発表されたキャラクター「パンダ」がポーズを決めているが、その左右でもコスプレイヤーが一緒にポーズを取っていたぞ。

●バンダイナムコエンターテインメント東京ゲームショウ2023特設サイトは→こちら

TGS2023 バンダイナムコエンターテインメント

パンダの存在感が圧倒的なバンダイナムコエンターテインメントブース。左右のコスプレイヤーも一定のタイミングでポージングを変えてアピールしていた(筆者撮影)

■セガ/アトラス

毎回不動の人気コンテツを引っ提げて参加しているのがセガ/アトラスブースだ。

セガでは『龍が如く8』『龍が如く7 外伝名を消した男』『ソニックスーパースターズ』、アトラスでは『ペルソナ5 タクティカ』『ペルソナ3 リロード』など、人気タイトルが目白押し!

各タイトルの試遊台では行列が絶えず、展示撮影用の人だかりもあったため、ブースの周りは大変な混雑となっていた。また、メインステージでは毎日30分ごとにイベントが開催され、観客を飽きさせないように工夫されていたぞ。

●セガ/アトラス東京ゲームショウ2023特設サイトは→こちら

セガ/+アトラスブースセガ/+アトラスブースセガ/+アトラスブースセガ/+アトラスブースセガ/+アトラスブース

SEGA屈指の人気キャラクター“ソニック・ザ・ヘッジホッグ”のバルーンや、ペルソナシリーズの等身大フィギュアの展示もあり、常に人だかりができていた(筆者撮影)

■スクエア・エニックス

ファイナルファンタジーシリーズなどで有名なスクエア・エニックスブースでは、『ファイナルファンタジーVII リバース』『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』『サガ エメラルド ビヨンド』など、人気タイトルの展示やステージが行われていた。

スクエア・エニックスブースには遊技台が100台も用意されていたが、それでもブースをぐるっと取り囲むような行列ができていたのが印象的だった。

●スクエア・エニックス東京ゲームショウ2023特設サイトは→こちら

TGS2023 スクエア・エニックスTGS2023 スクエア・エニックス

スクエア・エニックスブースでは常にステージでのイベントが模様されており、多くの観客で溢れていた。またスクリーンの裏側には試遊台が大量に設置され、こちらも大盛況だった(筆者撮影)

■コナミデジタルエンタテインメント

コナミデジタルエンタテインメントでは、たくさんのLEDデジタルサイネージが設置されていて非常に派手なステージとなっていた。

出展ゲームされていたは『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』や『WBSC eBASEBALL™パワフルプロ野球』、『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』など、バラエティ豊かなタイトル。

実はブースのデジタルサイネージには仕掛けがあり、一定時間ごとにメタルギアの発見されるエフェクトとアイコンが表示され、一気にレッドゾーンへと変化するのだ。

実はこれ、メタルギアの潜入を体験できる展示があったことから、参加者に臨場感を味わってもらうための演出。ブース全体がいきなり赤くなるので、潜入から発見されるという緊迫感をたっぷり味わえた。

●コナミデジタルエンタテインメント東京ゲームショウ2023特設サイトは→こちら

TGS2023 コナミデジタルエンタテインメントTGS2023 コナミデジタルエンタテインメント

コナミデジタルエンタテインメントブースには多数のLEDのデジタルサイネージが設置され、通常は写真上のようにゲーム紹介が流れている。しかし一定間隔で写真下のようにメタルギアでおなじみの敵に発見された演出が入り、雰囲気が一変する面白い演出を行っていた(筆者撮影)

TGS2023 コナミデジタルエンタテインメント

ブース内にメタルギアの潜入を疑似体験できるように、レーザーサイトを張り巡らせた展示がおこなわれ、参加者は隠しキャラのケロタンを探していた(筆者撮影)

■カプコン

カプコンブースでは年間作品部門 大賞を受賞したモンスターハンターシリーズのスマホ版『モンスターハンターNow』や、話題の格闘ゲーム『ストリートファイター6』、硬派で超難易度のアクションゲーム『ドラゴンズドグマ 2』などを展示。

『ドラゴンズドグマ2』の巨大なドラゴンの展示では、ゲーム内でプレイヤーが心臓を奪われ覚者になるシーンを再現している。ど迫力の展示に多くの参加者が写真を撮っていた。

●カプコン東京ゲームショウ2023特設サイトは→こちら

TGS2023 カプコンTGS2023 カプコン

カプコンブースの展示でもっとも注目を集めていたのが『ドラゴンズドグマ2』のドラゴン。心臓を奪われ覚者になるシーンを再現していた(筆者撮影)

■コーエーテクモゲームス

歴史シミュレーションゲームで有名なコーエーテクモゲームスでは、アトリエシリーズの新作『レスレリアーナのアトリエ ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~』や、TYPE-MOON原作のFGOスピンオフ作品『Fate/Samurai Remnant』などが展示されていた。

とくに『Fate/Samurai Remnant』では「バーサーカー/宮本武蔵 等身大フィギュア」が展示されており、多くの観客が写真を撮って楽しんでいた。

●コーエーテクモゲームス東京ゲームショウ2023特設サイトは→こちら

TGS2023 コーエーテクモゲームスTGS2023 コーエーテクモゲームスTGS2023 コーエーテクモゲームス

コーエーテクモゲームスでは『Fate/Samurai Remnant』の展示を展開。高さのあるキャラクタービジュアルや等身大フィギュアなど、圧倒的な迫力だった(筆者撮影)

いかがだろうか? 今回は、日本を代表する有名メーカーのブースを一般参加者目線でレポートを行ってみた。朝から多くの参加者が訪れ、試遊台も数時間待ちは当たり前。行列に並ぶのは厳しいと思う人でも、各ブースの展示やステージを見るだけでも十分楽しめただろう。

実は、すでに次回の「東京ゲームショウ2024」の日程も発表されていて、開催日は2024年9月26日(木)~29日(日)を予定しているとのこと。場所も同じ幕張メッセなので、気になる人は来年こそ実際に行ってみるといいだろう。

明日は、東京ゲームショウ2023の華であるコンパニオンさんを中心に紹介するつもりなので、ご期待頂きたい。

(文=西澤浩一)
イメージ写真は筆者撮影
筆者プロフィール
西澤浩一
編集・ライター。アニメやゲーム、ニコニコ動画関連書籍の編集に携わり、今ではオーディオ、生活雑貨、マネーなどさまざまなジャンルに手を広げている。コミックマーケットには一般・サークルでの参加経験あり。趣味はゲーム、マンガはもちろん映画鑑賞も。一人旅も好きで移動方法は主に鉄道(乗り鉄)である。