会場内はホロライブメンバーの配信をリアル体験できるアトラクションやここだけの展示物が盛りだくさん！

それでは、「hololive SUPER EXPO 2023」の詳しい会場の様子をレポートしよう。まず、会場内には全部で39ものブースが出展され、そのほとんどが入場した人が自由に参加できるとあって大盛況だった。

とくに大行列ができていたのが参加型アトラクションのブースだ。たとえば、「大空スバル（おおぞら すばる）」が警察官に扮しホロライブメンバーの不審な行動を取り締まる人気企画「大空警察」を体験できる「ホロライブ警察」。メンバーがホストに扮しておもてなしをしてくれる「ホロライブ・ホスト」。そして、年に1回『Minecraft』内で運動会を開催する大型企画「ホロライブ大運動会」を模してミニゲームが遊べる「ホロライブ運動会」などである。

配信で見ていた人気企画が、実際にリアル体験できるため、“ホロライブメンバーとの絆がより感じられる！”と大評判であった。

■大空警察

「大空警察」は、取り調べをしたいメンバーを10人の中から1人を指名し、「大空スバル」とともにメンバーの罪状を暴いていくアトラクション。映像が流れるなか、参加者は選択肢のなかから好きなものを選び、それにそってドラマが流れていくシステムだ。

檻を模したスペースの中で大空スバルとともにメンバーの不審な行動をチェックして取り締まる。元となる「大空警察」が大人気配信なだけに、参加したいと思うファンがたくさん並んでいた（写真はカバー株式会社より提供）

■ホロライブ・ホスト

「ホロライブ・ホスト」はその名の通り、ホロライブメンバーがホストとなって、訪れた人を優しく包み込んでくれるアトラクションだ。付いてもらいたいホストメンバーを選択し、おもてなしを受けられるようになっている。

普段はかわいいメンバーたちも、このときばかりは凛々しく感じられる。こんなホストたちならハマってしまう人が続出するかも……（写真はカバー株式会社より提供）

■ホロライブ運動会

「ホロライブ運動会」は、『Minecraft』を使って毎年開催される「ホロライブ大運動会」のなかの人気競技“鳥人間ダーツ”をイメージしたミニゲームが楽しめるアトラクション。クリアできた人はおみやげがもらえるため、参加した人はみな真剣だったぞ。

配信の「ホロライブ大運動会」と同じように、ピラミッド状に積まれたブロックの一番上に当てればクリアとなる。これが意外と難しい！（写真はカバー株式会社より提供）

 展示ブースでは、ほかにもメンバーたちにまつわるグッズや配信内にて登場した小物の実物、特別なイベントのときに着た衣装の等身大パネルなど、ファンならば感涙ものの展示物が会場内に所狭しと飾られている。

たとえば、「ホロライブ幼稚園」は「大神ミオ（おおかみ みお）」が保母となり園児となったメンバーたちと大騒動を繰り広げる人気企画。ホロライブインドネシアのメンバーが収録している様子を覗ける「ホロライブインドネシア～id:entity Record～」。ホロライブEnglishメンバーが店員を務めるカフェ「hololive FRIED CAFE」などは、それぞれ配信のイメージを見事に再現していると評判だった。

ほかにも、「兎田ぺこら -#全人類兎化計画- 日本人形 1/1等身大フィギュア」やメンバーが手掛けたアート作品が展示された「ホロライブ・アートフェス」といった、滅多に見ることのできないレア・アイテムが会場を彩っていた。

■ホロライブ幼稚園

「ホロライブ幼稚園」は、メンバーのなかでもとくに母性溢れる「大神ミオ」が保母さんとなり、園児役のメンバーたちと大騒動を繰り広げる人気企画。その世界観を再現し、実際に体験入園できる展示となっている。ここでは、幼稚園帽をかぶったメンバーの特大パネルなどが自由に撮影できるようになっていた。

こちらが「ホロライブ幼稚園」の様子。幼稚園の世界に入り込んでしまったかのような雰囲気を味わえるが、メンバーたちと一緒に大神ミオや星街すいせいといった先生に甘えたいですよね!?（写真はカバー株式会社より提供）

■ホロライブインドネシア～id:entity Record～

「ホロライブインドネシア～id:entity Record～」は、ホロライブインドネシアに所属しているメンバーが普段使っている収録スタジオを模した展示となっている。映像では収録時の様子が流され、実際にどのように収録しているか、その一部を垣間見られる貴重な体験ができるようになっていた。

ホロライブインドネシアが使用しているスタジオの雰囲気そのままのセットのなか、収録中のメンバーの姿が見られるのは貴重な体験。これを機にホロライブインドネシアもチェックしてみてはいかが？（写真はカバー株式会社より提供）

■hololive FRIED CAFE

「hololive FRIED CAFE」は、ホロライブEnglish所属の「小鳥遊キアラ（たかなし きあら）」が配信内で考案したカフェをベースにしたブース。ホロライブEnglishのメンバーが店員となり、来店した人を優しく出迎えてくれた。

「hololive FRIED CAFE」の明るい店内には、配信内に登場するマスコットキャラクターのぬいぐるみも置かれている。ホロライブEnglishをチェックしている人なら、思わずニヤリとしてしまうだろう（筆者撮影）

■兎田ぺこら -#全人類兎化計画- 日本人形 1/1等身大フィギュア

兎田ぺこら -#全人類兎化計画- 日本人形 1/1等身大フィギュアは、ホロライブ3期生として絶大な人気を誇る「兎田ぺこら（うさだ ぺこら）」の日本人形フィギュアだ。これは、2023年に開始した「#全人類兎化計画」の中で製作された1点物だ。

衣装の着付けは人形の老舗「吉徳（よしとく）」が担当、 素体の製作を「デザインココ」が担い、着物の仕立ては歌舞伎など日本の伝統芸能の着物や衣装を手掛ける「松竹衣裳（しょうちくいしょう）」が担当。さらに、髪飾りはつまみ細工専門店の「一凛堂（いちりんどう）」が製作している。

まさに、日本人形のプロフェッショナルが総力を結集して作り上げられた最高の等身大フィギュアと言えるだろう。

なお、この等身大フィギュアを元に作成された1/4スケールの兎田ぺこらフィギュアは「COCO STORE」にて予約受付中だ。2023年3月22日が予約期限なので欲しい人は急いで！

●COCO STORE「兎田ぺこら -#全人類兎化計画- 日本人形 1/4スケールフィギュア」予約サイトは→こちら

大迫力の兎田ぺこら等身大フィギュア。日本人形製作のトッププロが集まって作られただけに、見ているだけでため息が漏れてしまう逸品だ（筆者撮影）